江戸時代に建てられた豪商の館、ヴォーリズが築いた明治大正時代の洋館群、そして現代建築家による話題のニュースポットなど、たてもの好きに嬉しい近江八幡。
ぜひ訪れてほしい名所をピックアップしました。
ラ コリーナ近江八幡
建築家・建築史家の藤森照信さんが手がけた草屋根の建築が話題となり、今や滋賀県の観光地では集客数NO.1となっている大人気スポット。公園と農園、カフェレストラン、ショップなどで構成された、たねやグループの複合施設。
フォトジェニックな建物やオブジェは必見。建築好きなら一度は足を運びたい新名所です。
旧八幡郵便局
近江八幡にあるヴォーリズ建築の中でも、内部見学が可能でフォトジェニックなのが、大正10年に建てられたこちらの旧八幡郵便局。内部にはヴォーリズについて説明するパネル等があり、簡易な資料館になっています。
近江兄弟社アンドリュース記念館
1907年竣工、ヴォーリズ設計第一号の建築で、旧YMCA会館。
日本キリスト教団 近江八幡教会 牧師館
アンドリューズ記念館の向かいにあるヴォーリズが設計した建物。1940年、近江兄弟社の独身青年社員宿舎「旧近江兄弟社地塩寮」として建てられ、今は近江八幡教会の会議室や牧師家族の住居として使われています。
ヴォーリズ記念館
近江八幡にあるウィリアム・メレル・ヴォーリズが自ら設計し後半生暮らした自邸を利用した記念資料館。滋賀県指定有形文化財。見学は予約制。
池田町洋風住宅街(ヴォーリズ建築群)
近江八幡にあるウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の西洋館が連なる一角。ほとんどが外観のみ見学可能。ダブルハウス(1921年)、ウォーターハウス記念館(1912年)、吉田悦蔵邸(1913年)などが並び、大正時代のモダンな町並みを今に伝えています。
近江八幡市立資料館
近江八幡の郷土の歴史を伝える資料館。1886年に八幡警察署として建設された建物を、1953年、ヴォーリズ建築事務所の手で改築。モダンな外見からは想像できませんが、建物の中に江戸時代末期の民家が歴史民俗資料館として残されており、近江八幡の商家の暮らしを垣間見ることができますよ。
白雲館(旧八幡東学校)
近江八幡の日牟禮八幡宮の鳥居前にある漆喰塗系の擬洋風建築。1877年に学校建築物として建てられ、現在は、観光案内所等として利用されています。
旧伴家住宅
郷土資料館の前にある、豪商の館。現在のものは1827〜1840年にかけて建築されたもので、明治になってからは小学校・役場・女学校として利用されていたとか。
近江八幡市立資料館(旧西川家住宅)
「近江商人の町並み」を今に伝える、近江八幡きっての「江戸時代そのまま!」な新町通りにある豪商の邸宅を利用した資料館。1706年に建てられた国の重要文化財。
コルミオ/Kolmio
近江八幡にある江戸時代の建物が味わい深いカフェ。クレープやランチなどが主力メニューですが、土日モーニングもあり、朝ごはんスポットが少ない近江八幡の旧市街で重宝するスポット。ホテルも併設しています。
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トリッププランナー編集長。 これまで行った旅先は世界40カ国、うち半分くらいはヨーロッパ。興味関心のあるテーマは歴史と建築、自然。一眼レフ好きだったが重くて無理になりつつある今日このごろ。