ライター・編集・イラ…
南紀白浜空港から路線バスで15分。泊まらなくても無料で楽しめるものがいっぱいの「SHIRAHAMA KEY TERRACE(ホテルシーモア)」。日帰りでちょっと立ち寄るだけでもきっと満足できるはず♪ 思わず「え? これ無料?」「これも無料?」「だましてない?」と、案内してくれた支配人に聞いてしまったほど。あなたの太っ腹、愛してるわシーモア。
なるほど、わかった。アドベンチャーワールドで遊んだら、ここへ立ち寄らないと損よ。損なのよ。と、中を見て回りながらドキドキしたのが「SHIRAHAMA KEY TERRACE(ホテルシーモア)」。
ここは2018年3月にリニューアルオープンしたホテルで、実はまだまだ知られていない穴場。私が訪れた2月もシンと静かでした。ずっとこのままで……と思わず願ってしまったスポットです。日帰りで楽しめるものから、宿泊で楽しめるものまで順にご紹介してみますね。
日帰りで楽しめるもの9選
●インフィニティ足湯(無料)
太平洋を一望するテラスに、長さ30メートルの大足湯があります。写真は雨上がりの夕景ですが、日中は潮風に吹かれて、キラキラの光の中で気軽に温泉気分が味わえるそう。もちろん足をふくタオルも無料で貸してくれます。
●mikan terrace(無料)
足湯の左には、爽やかで気持ちがいいテラス。はぁ、ここはどこかしら。エーゲ海かしら。と、すっかりセレブ気分。暖かくなったら手ぶらバーベキューの提供もあるそうですよ。
17:00になると、このテラスに面したBARもオープンするのです。
●TETTI BAKERY & CAFE
おいしい本格パンを味わうならココ。紀南の方言で「とても」を表す「てち」を店名にしたベーカリーです。クロワッサンとオーガニックジュースを買って、テラスで食べるのも気持ちよさそう! バルミューダのトースターもありました。
●露天風呂 三段の湯(日帰り有料:1000円)
深さ120cmの立ち湯に浸かりながら、眼前に広がる海と溶けあうような湯浴みタイム。ザーンと聞こえる潮騒がこんなに気持ちいいなんて。目を閉じたら、海に浸かっているみたい。
体に負担のかかりにくい入浴方法として人気の立ち湯ですが、海をのぞむお風呂のフチにイイ感じの丸みがあって、ここにもたれてお尻出してプカプカするのも幸せ。
ちなみに、温泉の歴史がハンパじゃないのがこの白浜。飛鳥、奈良朝の時代から「牟婁(むろ)の温湯」「紀の温湯」の名で知られ、斉明、天智、持統、文武天皇をはじめとする多くのセレブたちが来泉。1350年余りの歴史ある湯にザブーンとできる幸せ。 シャンプーバーもすてき。「熊野の香り」もさりげなく置いてあるなんて、いかしてるわシーモア。
●うたたねルーム(無料)
温泉に浸かったあとは、ちょっとゴロゴロしてさらなる癒しを求めたいもの。文系オタク(私)にたまらなかったお部屋がここ。本棚にずらりと揃うマンガ。自由に利用できるマッサージチェア。これがぜんぶ無料。
どうしたのシーモア。なんだか心配になってきたわシーモア(もう興奮しすぎて写真がないの)。ちなみに、高性能の酸素ルーム(1名60分利用の場合2000円)もありました。プシュー。
●Play Room(無料)
ここでは卓球・エアホッケー・ビリヤードなど、温泉でおなじみの娯楽をはじめ、ボルダリングやキッズエリア、ミュージックルームが無料で楽します。キッズにも、ファミリーにも、グループ旅にも良さそうです。 ドラムセットがやばい。
ちなみに、白浜初のゴルフシミュレーターと麻雀ルームは有料。ゴルフは1時間4000円、麻雀は1日貸しで1万円。
●kukulu SHOP
おみやげを探すならココ。和歌山県の特産品を多数セレクトしているショップです。南紀白浜空港はお土産ショップが小ぶりなので、ちょこちょこと訪れた先で気に入ったお土産をゲットしていくのが和歌山旅のコツだと思っています。
●おいしいお食事処
お食事処も充実。人気は、白浜の海を一望するカウンターで職人による握りたての寿司をいただける「すし八咫」。いけすがなんともダイナミック。おまかせの握りから、自慢の鮮魚を使った一品料理まで、新鮮な海の幸を堪能できます。
もしビュッフェの気分なら、ホテル内の「バイ・ザ・オーシャン」へ。
●モダンなソファスペース
ゆったりとしたソファスペースが各所にあります。この日は、夜になるとテーブルにともった青い炎がゆらめいていました。
おまけ:宿泊すると楽しいもの3選
●ゴージャスな客室
白浜の海を一望するゆったりとした客室。ここはデラックスルーム(1名1万6000円〜)。広々としてスタイリッシュ。もちろんWifiも完備だから(悲しいけど、したくないけど)仕事もできます。
●浴衣Lounge
ロビー横にある浴衣コーナーでは、好きな浴衣を無料で選べます。色浴衣と下駄姿で街の散策に出かけるのも楽しそう。スポンジボールやマウスウォッシュ、ネイルケアといったアメニティファニチャー、好みの枕を選べるピローセレクトのサービスもあります。
●きらめく海を眺めながらのモーニング
モーニングは、好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェスタイル。朝のオーシャンビューの爽やかさは格別です。
日帰りステイはもちろん、ホテルとしての宿泊も充実。白浜を旅するなら、ぜひ立ち寄ってみてください♪
SHIRAHAMA KEY TERRACE(ホテルシーモア)
※表記した金額はすべて「税別」です
※情報は2020年8月の取材時のものです。