ミステリアスな雰囲気で人気の長崎、軍艦島。行き方やツアーの参加方法なども含めて、おんな一人旅で上陸したyuriの体験レポートです。上陸しやすい冬場はさらにオススメ!
2015年、世界文化遺産に登録された軍艦島(端島)。
荒廃したその姿と歴史的背景から、行ってみたい人も多いのではないでしょうか。また2月は長崎で有名なランタンフェスティバルも開催! 冬の長崎は楽しい見どころ満載で、オススメなんです。
そこで、女ひとり、軍艦島に凸した私がナビゲートします!
◎予約
軍艦島の上陸は、県で定められたクルーズ会社のみ上陸可能。
どうやら5つくらい会社があるので、金額や時間、予約状況を見て、好きな会社を選びましょう。おおよそ3000円~4500円くらいです。
一ヶ月くらい前に予約をしましたが、修学旅行や団体予約の関係ですでに埋まっている日程もあるので、注意してください。
ちなみに私は帰ってきてから知りましたが、天候のある一定の条件をクリアしないと軍艦島に上陸できないそうで、約1/3は欠航、もしくは周遊できても上陸できないこともあるので、その覚悟をしていきましょう。(絶対上陸できるもんだと思っていた私はラッキー)
風や波の関係で、夏場の方が上陸確率が低いそう。上陸しやすい冬場はなおさらオススメです!
◎船酔い
天気次第!! 私が行った時は、波が穏やかで船は全然揺れずに助かりました。私が乗船した会社は席にも袋1枚用意、そしてアナウンスでも袋持っていると呼びかけ、飴も配っていて配慮がきめ細やかでした。
船酔いが心配な方は船がしっかりしている会社を選びましょう。
◎一人で行ってもいいもの?
全然大丈夫です。
私の時は満席で100人近くのツアーだったのですが、おひとり様もちらほら。それに軍艦島の迫力がすごいので、誰も隣の人なんて見ちゃいません。
友達とワイワイするもよし、ひとりでじっくり見るもよしなんです!
◎船の座る場所
私が乗船した会社は、必ずどちらの窓からも見えるようにくるくる島の周りを回ってくれましたが、軍艦島に近づいたーーーー! という感動を味わえるのは右です。進行方向、右の席を選びましょう。
◎降りてみた
軍艦島には観光用ルートが整備されていまして、そこをみんなでゾロゾロ歩いていく感じです。
島全体の1/6くらいのところしか歩けなかったのは、正直ちょっぴりがっかりしましたが、それでも軍艦島の迫力はすごい。
そして私のツアーのガイドさんが元軍艦島の孫請けで働いていたとのことで、
昔の思い出を織り交ぜながら、ウィットにとんだ軽妙な語り口でお客さまの笑いを誘ってました。とてもお話上手な方なので、ガイドがちゃんと耳に残りました。
朽ちているのに生々しい近代遺産! お好きな方にはたまらない場所です。
長崎は教会群など観光には困らない素敵スポットです。ぜひ次の旅行スポットの参考にしてみてくださいね!
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フリーランスエディター、ライターとしてwebを中心に活動。 お寺のお庭、アート、歴史的建造物巡りが旅のテーマ。 縦横無尽にあちこち歩き回るタイプ。 趣味は写真とビール(お酒)。ハマっているのは夏の京都。