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神話の世界へようこそ!たくさんの神様に出会える、奈良「大神神社」

神話の世界へようこそ!たくさんの神様に出会える、奈良「大神神社」

日本の三大パワースポット神社といえば? と神秘的な力に敏感なヒーラーたちに尋ねると、「伊勢神宮」「出雲大社」に続いて、決まって名前の挙がる神社があるんです。早春の奈良「大神(おおみわ)神社」に行ってみました。

こんにちは!

東大寺で鹿が野生に目覚めて噛まれたことがあります。Ayahaです。
さっきまで機嫌よく鹿せんべい食べてたくせに…許さん。

本日は奈良です。

奈良は、電車の中の吊り広告もこんな感じです。天平ガールたちの「お気遣い群像」、かわいい。

本日目指すのは…

「大神(おおみわ)神社」です。

奈良は遠いイメージがありますが、

6:40 品川駅(東海道新幹線)
→9:07 京都駅 (近鉄特急)
→10:42 大和八木駅(近鉄特急)
→10:48 桜井駅(JR桜井線)
→10:51 三輪駅

駅弁を食べたり、景色を眺めたりして、片道4時間で行けちゃいます。

三輪駅で下車したら、そこはもう万葉の時代から脈々と続く信仰の地です。

ところで、奈良といえば。
繊細で、ミニチュア感がある京都に比べて、おおらかで雄大なイメージのある奈良。

おおらかで……雄大な……

鳥居デカ!!! 

高さはなんと32m、柱の直径3m。でもって 耐久性は1300年。

34世紀まで持ち越す気か。

この壮大なスケールのパンチを食らえるのが、奈良たび最大の魅力かもしれません。

クラクラしながら進むと、二の鳥居が見えてきました。

訪れたのは2月に差し掛かろうという極寒の日でしたが、参道には緑がキラキラ。

暖かいような、清々しいような、不思議な木漏れ日の中を歩いていると、

あちこちに 神様の気配がわさわさ!

たぶんあの白くて小さいコダマさんもわさわさ。です。カラカラ。

この大神神社、気になるご祭神は、「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」です。

イナバの白ウサギを助けた神話でも有名な、やさしくて、頭が良いイケメンな神様 です。ステキ。
大国主神、大黒さまとして知られる、国造り、農業、商業、医療、縁結びなどの神様でもあります。

陽に照らされる大神神社に到着。空気が美しいとは、まさにこのこと!

これはもう間違いなく… ゴキゲンでいらっしゃる! と思いました。神様!

三輪山がご神体そのものということで、拝殿はありますが、本殿はありません。
本殿を持たない遥か古代の信仰スタイルを今も残す、日本最古の神社の一つなのだそうです。

山の形がヘビさんがとぐろを巻いたようだから、というわけで、神社にはヘビ神様もいらっしゃいます。

ヘビさんですから。やっぱりお供えはコレ。

パクリと丸呑みで召し上がるヘビ神さん……想像すると、コワかわいい。

境内には、自分で穢れを払えるように、大幣も置いてあります。


使い方は、左にバッサ、右にバッサ、最後に左にバッサ。体の穢れを払うことができます。

楽しくお参りしたら、祈祷殿や儀式殿の前を歩いて…

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神様が上空で笑っているような、ほがらかな空気の中を歩き……

池の中心に佇む弁天さんのお社にもお参りして…

「狭井(さい)神社」にやって来ました。

病気を癒す大神荒魂大神(おおみわのあらみたまのおおかみ)をお祀りしている神社で、ここも屈指のパワースポット神社として有名なのです。

さらに、ここからご神体に登ることができるのです!

聖域ゆえに、残念ながらカメラ撮影は厳禁。
想像以上の本格的な山道にゼエゼエハアハア言いながら、40分ほどで頂上まで登ることができました。

ちなみに、登山者のためのロッカーがありますが、この日は混雑で空きがありませんでした。できる限り身軽で訪れるのが良さそうです。

飲めば万病を治すという霊水が湧き出る薬井も必見。下山してカラカラの喉を潤すと最高に美味しいです。

ちなみに、この辺りの名物は 三輪そうめん と 柿の葉寿司 。


参道のはじめにあった「二の鳥居」の近くに、ゆったりと座敷でこの二つが食べられるお店『福神堂』があります。

帰り道に空を見上げると、とぐろを巻くヘビさんを逆さにしたような雲が出ていました。ミステリアス。

最後の最後までたくさんの神様に出会えた、さすがの神秘スポット「大神神社」の旅でした!

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