薬草に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/薬草 少し違う旅のアイデア Wed, 14 Jan 2026 07:12:26 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png 薬草に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/薬草 32 32 奈良、飛鳥時代から続く薬草の里・宇陀の古民家で癒やしのヘルシーランチ&薬草散歩 https://tripplanner.jp/topics/5557 Wed, 11 Jun 2025 01:21:56 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5557 奈良を旅行するなら、やはり神社仏閣、そして鹿よね……などと考えがちな皆さん。今回は、そんな紋切り型のイメージと…

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奈良を旅行するなら、やはり神社仏閣、そして鹿よね……などと考えがちな皆さん。今回は、そんな紋切り型のイメージとはちょっと違う、知られざる奈良の旅をお届けしたい。

ここは奈良の東側、宇陀市榛原八滝。山と、ぽつりぽつりと点在する古民家が見えるのみの、時が止まったかのような深山の里だ。

田舎らしい田舎を持たない私は、ドライブなどでこういった古民家の脇を通り過ぎる度に、「こんな家がうちのおばあちゃんちなら良かったのに」と憧れたものだ。いくら素敵でも、車を降りて家の周りをうろつこうものなら、完全に不審者になってしまう山奥の集落は、遠くからそっと眺めるしかない「手の届かない場所」だった。

しかし、今回は、この古民家の周りを徹底的に歩き回ることができた。なぜならここは、創作イタリアンのレストランでもあり、古民家オーベルジュでもある『うだ薬湯の宿 やたきや』だからである。

うだ薬湯の宿 やたきや
『うだ薬湯の宿 やたきや』は2022年5月に開業。元は庄屋だったという築300年にもなる古民家は、一時とある大学教授の別荘となっていたものを、宇陀市内にある畳店3代目が取得し、宿として再生させたという。立派な門に期待が膨らむ。
今では貴重となった茅葺き屋根が見事な母屋。
玄関前の絶景。

■ 飛鳥時代からの薬草の里ならでは、体の中から癒される珠玉のランチコース

さっそく『うだ薬湯の宿 やたきや』の母屋へ足を踏み入れてみよう。古民家ならではの建具や欄間の美しさ、額縁のような窓越しに広がる美しい庭などに思わずため息が漏れる。

交通アクセスは悪いけれど、わざわざ来る価値がある素敵すぎる空間。着いたばかりだけど、「絶対また来る!」と早くも再訪を決意したほどだ。

やたきやは「宿」と謳っているものの、ランチやディナーなど食事だけの利用も可能。今回は、宇陀牛メインの「たまひコース」をいただいた(税込6,600円程度)。パスタがメインの「やをらコース」なら税込3,850円〜とさらにお手頃。この空間で食事ができるという体験も含めるとかなりリーズナブルな印象である。

古民家ランチなら日本のあちこちにあるだろう、という声もあるだろうが、「やたきや」が特別なのが、ここが飛鳥時代から続く薬草の里にあるということ。宇陀は推古天皇が日本で最初の薬草狩り(611年!)を始めた地として知られ、ツムラ、ロート製薬、アステラス製薬など、日本を代表する製薬メーカーの創始者もこの地の出身。こういうところに「日本建国の地」と言われる奈良の底力を感じる。

特に「やたきや」が力を入れているのが自家栽培をしているという奈良の伝統的な薬草である大和当帰血行促進や女性特有の不調を整える効果があるとされ、漢方薬などにも使われてきた薬草である。

この大和当帰を使ったクラフトコーラでまずは乾杯!

大和当帰に加え、シナモン、クローブ、カルダモン、コリアンダー、黒胡椒なども入ったスパイシーなドリンク。
採れたて野菜のミックスサラダ。
前菜の盛り合わせ。右上から、豆腐のスモーク粒マスタードのせ、ズッキーニのグリル、セミドライミニトマト、椎茸のマリネ。
本日のスープ、グリーンカリフラワーのポタージュ。
わらびとそら豆とフレッシュトマトのパスタ

と、ここまでは完全にベジタリアンメニュー。ひとつひとつ、野菜の個性を引き出すよう調理されている。何もかも美味しい!

そしていよいよ、メインの宇陀牛。

脂身が少なく、しっとりやわらかい宇陀牛。美味!
本日のデザート。ナッツとさつもいものケーキにいちごを添えて。散らされている茶色い粒はカカオニブ、白い粒は麻の実だ。

しみじみ美味しく、体の中が浄化される気分になれたほぼ野菜づくしのランチ。何度も言うけど、絶対また来ます…!

■ 薬草ウォッチングも楽しい、宿のまわりの散歩コース

さて、食事の後は腹ごなしに宿の周りを歩いてみることに。今回は取材ということで、特別に地元の薬草に精通したスタッフの方に、この地の薬草について教わりながら歩いてみた。こうしたアクティビティは本来は宿泊客向けに提供しているとういう。

まずは宿から少し山を登ったところにある「めぐみの庭」「まなびの森」と名付けられたエリアへ。このあたりの散策の醍醐味はとにかくその絶景で、宇陀の里山を見下ろしながらのんびり過ごす宿泊客が多いとか。

小高い場所から見下ろすと、「やたきや」の端正な建築がまるまる拝めてなかなか良い。

周囲は完全な里山なので、ここに泊まって何をするのだ? と最初は思ったが、こうして自然の中に足を踏み入れ、歩いたり、森林浴をしたりするのも立派なアクティビティと気付いた。旅先で「何もしない」が苦手な人は(日本人に多い)、一度修行だと思ってここに数日滞在してみてはいかがだろうか。多忙な日々から逃れてきたはずなのに、なぜ旅先に来てまで、私はあくせくしているのだろうか? と目が覚めるかもしれない。

次に向かったのは宿の前に広がる薬草園。無農薬で大和当帰を栽培しているところは非常に珍しいのだそう。

「ここが畑ですよ」
「大和当帰はこちら」

畑を見学したあとは、徒歩10分程度の神社までぶらぶらとお散歩。歩きながら、ガイドさんが道端に生えている薬草を見つけては色々教えてくれる。これはよもぎ、これはセリ、カキドオシは糖尿病に効能が……などなど。さすがは古来から続く薬草の里、本当にそこらじゅうに薬草が生えていた。

そして目的地の神社に到着。

宿の近所にある五社神社。

こんなにこぢんまりした神社なのに、なんと20年に一度社殿を建て替えているそうで、歴史があるのに真新しい印象だ。式年遷宮は、伊勢神宮とか春日大社クラスの神社が行うものとばかり思っていたので、このこぢんまりとした神社で続けられてきた事実にびっくり。

さらに、この神社の隠れた見どころとして、幕末、孝明天皇から「日本一」と称賛されたという逸話が残る、当時一流の石工、通称「丹波の佐吉」(1816年生まれ)による狛犬が残っていること。

丹波の佐吉作の狛犬。わざわざこの狛犬だけ見に神社を訪れるファンもいるそうだ。

「なぜ巨匠の作品がこんなところに…?」と言っては失礼なのだが、大阪を中心に活動していた佐吉がこの地に狛犬を残しているのには理由がある。この神社のすぐ近くに住む裕福な旧家が、家の裏山に「四国八十八ヶ所」の石仏群を制作してほしいと佐吉に依頼したため、しばらく彼はこの地に滞在していたのである。その仕事の合間に、近隣の神社仏閣向けに狛犬や石仏なども制作したというわけだ(詳細はこのサイトに詳しい)。

里山の美味しい空気、心癒される風景の中で、歴史秘話や、道端の薬草について話を聞きながら散歩するのはとても楽しかった。自然の美しさだけでなく、歴史まで楽しめるのが奈良の山歩きの醍醐味である。

ということで、さらにディープな奈良の里山歴史探訪を楽しむべく、今夜は「フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道」に宿泊し、隣接する日本最古の道「山の辺の道」を歩いてみることにしよう。

続きは次の原稿で!

「なら歴史芸術文化村」に隣接している歴史ファンに嬉しいホテル。
すっきりと機能的な客室。
奈良のご当地ビールなど奈良グルメも買えるロビーラウンジ。

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岐阜のマチュピチュだけじゃない!揖斐川町の“おいしい薬草”を満喫する https://tripplanner.jp/topics/5070 Mon, 07 Oct 2024 00:30:57 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5070 以前、岐阜県飛騨市の野草・薬草の取り組みをご紹介しましたが、岐阜県内にはもう一カ所、薬草作りが活発なエリアがあ…

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以前、岐阜県飛騨市の野草・薬草の取り組みをご紹介しましたが、岐阜県内にはもう一カ所、薬草作りが活発なエリアがあります。それが揖斐川町です。岐阜県の中でも西側に位置する揖斐エリアには、伊吹山という大きな山があります。カルシウム分が豊富な土地には広葉樹の森林がのこり、さまざまな植物が自生しているのです。その種類は、なんと1000種とも。

かの有名な植物学者の牧野富太郎も3回ほど訪れていると言います。

今回は、そんな伊吹山の麓に広がる揖斐エリアにある、薬草の取り組みをご紹介します。

信長の薬草園があった伊吹山

そんな伊吹山には、かつて織田信長が薬草園を作ったと言われる場所があります。険しい山を登った場所では、信長の薬草園をもう一度復活させるべく、薬草が作られていました。

日本の在来種ではないものが伊吹山だけに自生しているそうで、信長が海外からもらって移植したものが、ここで生き残っているのではないかと言われているそうです。

この薬草園を管理しているのは、NPO法人山菜の里いび理事長の小寺春樹さん。信長の薬草園を再現するために、日々奮闘されています。小寺さんの後ろにある植物は、なんとヨモギ! 和菓子などでおなじみのヨモギも薬草の一種ということに、この瞬間気づかされます。

筆者の中では、ヨモギ=地面に近いところに映えているイメージが強かったのですが、伊吹山ではこんなにも大きく育つのだそうです。実際に葉をかじらせてもらったところ、香り高く濃厚。ここで作られたヨモギは高級和菓子などにも用いられていると言います。生の葉の段階で、ヨモギ餅になったら、最高においしいことが想像できるって、すごい!

飛騨市は山の中に自生していた野草を活用していましたが、こちらは薬草園という形で管理栽培していることがメイン。ほかにも、薬草の種を絶やさぬよう、「薬草の里親制度」とつくり、地域に配って育ててもらったりもしているとのこと。その時に使われるプランターは、間伐材を使うなど、地元のものを活用されています。

人々の手を掛けることで、濃厚なヨモギのように、おいしい薬草が育つのですね。

ちなみに、ここで育った薬草は、入浴剤やお茶、ジントニックなどの商品として販売されてますよ。

かすがモリモリ村 リフレッシュ館で薬草三昧!

薬草園の薬草たちはどのように活用されているのでしょうか。

薬草園のある場所から、クルマでしばらく下ったところにある「かすがモリモリ村 リフレッシュ館」では、薬草風呂や薬草を使ったお食事などが頂けます。

この日頂いたランチでは、揖斐川町春日の在来種「春日きゅうり」や「沢アザミ」など、この地域で採れる食材をふんだんに活用したもの。優しい味に癒やされます。お茶には薬草茶が登場。健康になれそうなラインナップでした。

こちらの施設には売店も併設されており、薬草の紹介もあります。

さらに敷地内には、施設の薬草園も! いくつも何度も説明されているうちに、うっすらと薬草も見分けがつくように。香りも特徴的なので、覚えやすいんだなと感じました。

こちらの施設のお風呂には薬草風呂もあります。お風呂にはいって、地元の食材をたっぷり食べて、お土産を買って、さらにチラッと薬草園をみて……と、薬草でおもいっきりリフレッシュできる場所。揖斐エリアの観光の際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【施設概要】
かすがモリモリ村 リフレッシュ館
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合3429

オシャレなクラフトコーラも登場!はるひの案内所

「かすがモリモリ村 リフレッシュ館」からほど近い場所にある「はるひの案内所」は、揖斐川町春日地区の情報を教えてもらえたりするほか、地元の特産品を扱っていたり、お茶作り体験ができる施設。カフェとして、のんびり休むこともできます。

こちらの店主さんが仲間と作り上げたのが、クラフトコーラの「GIFU COLA」。揖斐川町の薬草が4種類使われている地元ならではのクラフトコーラなのです。

パッケージもオシャレで現代的。味も薬草という感じはなく、とっても飲みやすい味なんです。お土産にも喜ばれそう!

ほかにもオリジナル茶を作る体験も。以前、飛騨河合で体験したお茶作りとまた葉っぱの種類が異なるのか、違った味のお茶を作ることができました。薬草や野草もブレンドする量や種類によって、味わいが変わるので、何度体験しても楽しめそう!

食後の休憩やちょっとひと息つきたいとき。そして、このエリアについてオススメのスポットが知りたいときなどにも。優しい店主さんが、きっといろいろ教えてくれますよ!

【施設情報】
はるひの案内所
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合3068-1

薬草を使った地元の和菓子をお土産に

ほかにも揖斐の薬草を使ったおいしいものは存在します。「揖斐菓匠庵みわ屋」では、薬草を使った和菓子やクッキーを製造販売しているんです。

パッケージもオシャレですよね。クッキーなら、手軽に手土産にできます。個人的な推しは「おばば最中」。名前から、おばあさんの形をした最中が入ってるかと思いきや、この地域の民謡「おばば」に登場する桶が入っていました。民謡を知らなかったので、開けた瞬間、想像と違ってビックリ! 形も味も、地域ならではが詰まっているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

【施設情報】
揖斐菓匠庵みわ屋
岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪925-9

岐阜のマチュピチュ「天空の茶畑」も忘れずチェック!

もちろん、揖斐川町を訪れたのなら、岐阜のマチュピチュ「天空の茶畑」は忘れずチェックを! 頑張って山道を登れば、眼下に茶畑が広がります。しっかりとしたスニーカーのような靴で行くこと、両手が自由になる状態で向かうことがおすすめ。

駐車場の近くには、天空の茶畑で採れたお茶を使ったドリンクやスイーツを提供しているカフェも。今では珍しい在来種のお茶も飲めます。在来種の特徴は、味が薄めで渋みがあるのだそう。手間がかかるので、生産量がとても少ない貴重なお茶なのだそうです。

今回選んだのは、「在来レモングリーンティーソーダ」(Mサイズ550円)山登りで疲れた体を癒やしてくれる優しい味でした! 駐車場付近には売店もあるので、天空の茶畑のお茶も購入できますよ。

【施設情報】
岐阜のマチュピチュ天空の茶畑
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合

静かな山間のまちに息づく薬草文化を味わって

決して派手な観光地ではないけども、薬草文化が根付いているからこその楽しみに出会える揖斐川町。山間の風景や自然を楽しみながら、おいしい薬草をもとめて訪れてみてくださいね。

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山々に自生する野草を暮らしに。河合の野草茶と飛騨の食【飛騨市めぐり旅】 https://tripplanner.jp/topics/4995 Tue, 27 Aug 2024 00:00:28 +0000 https://tripplanner.jp/?p=4995 岐阜県文化圏は、大きく飛騨地方と美濃地方に分かれています。飛騨地方で有名な場所と言えば、飛騨高山に下呂温泉、白…

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岐阜県文化圏は、大きく飛騨地方と美濃地方に分かれています。飛騨地方で有名な場所と言えば、飛騨高山に下呂温泉、白川郷あたりではないでしょうか。これらが「ドA級観光地」とするなら、「普通のA級観光地」に値する飛騨の有名な場所は、飛騨古川。映画『君の名は。』のモデル地とされています。

飛騨古川を有するのは、平成の市町村合併で生まれた「飛騨市」です。旧古川町、河合村、宮川村、神岡町の4つの町村からうまれました。今回は、そのうち、旧古川町、河合村、宮川村を巡るツアーに参加。山間の豊かな文化に触れてきた。訪れたスポットを順次紹介します。

今回は、飛騨市の薬草を使った取り組みです。生活に密着しているからこそ、そして情熱を持って研究している人たちが役所にいるからこそ、薬草や野草をつかったおいしいものが飛騨市にあふれてました。

のどかすぎる世界! 飛騨かわいで野草茶を体験

およそ9割を森林が占める飛騨市には、245種類以上もの薬草が自生しています。その自然資源を活かした取り組みが、飛騨市薬草ビレッジ構想推進プロジェクトです。その取り組みの代表的なもののひとつが、河合の野草茶。「かわい野草茶研究グループ」は、平成9年から手作りの野草茶を製造販売しています。

ちなみに、葛入りと葛なしがあり、呑兵衛な筆者は葛入りをチョイス。さっぱりとしており、野草味も少なく、飲みやすい味です。麦茶的に愛用できそう!

河合といえば、『あゝ野麦峠』の主人公で実在した政井みねさんの故郷の地。最近、町内の専勝寺境内に銅像が建てられたのだとか。また、寒い土地柄を活かした、高級和紙の山地でもあります。

クルマを降りると、目の前に広がるのは、人々が生活するのどかな風景。この景色の中に、野草茶の原料たちが隠れているのです。

近隣を散策するだけでも「これは、葛」「これはウドで、あっちはオオバコ……」と、出てくる出てくる野草の数々。

散策中にふとタチアオイを見つけて、「これで遊ぶことができるんですよね!?」と聞いたら、メンバーの一人の方が「こうやるのよ」と、恥ずかしがりながらも、とってもかわいい姿を披露してくれました! 野草でお茶を作るだけでなく、こうした自然との遊びも根付いているのですね。本当にかわいい! かわい野草茶研究グループのみなさんは、かわいいんですね!(うっすらダジャレ)

散策の後は、販売されている野草茶と同じ材料を使って、自分たちの好きな割合でオリジナル野草茶作りに挑戦。

クコの葉を入れすぎると苦くなったり、ほうじ茶やハトムギをたくさんいれると飲みやすくなったりと、味に変化がでるとのこと。みんな、それぞれの特徴を聞きながら、好きな割合でお茶作りを楽しみました。

ちなみに、「かわい野草茶研究グループ」の野草茶は、mont-bellの通販、飛騨市内や高山市内のお土産物店、古川町の薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」で手に入ります。こういったオリジナル野草茶作りは、イベント時に開催されることが多いとのこと。9月に行われる「全国薬草フェスティバル in ひだ 2024」にも出店されるとのことなので、ぜひ、足を運んでみて!

自然の恵みをおいしく頂く。飛騨のおうち食を実体験

飛騨エリアの家庭で食べられている食には、自然の恵みが多く活かされています。その代表格といえば、朴葉。大きく厚みのある葉には独特の香りがあり、食材を包む用途で使われています。今回はそんな朴葉を使った、朴葉寿司を作りました。

朴葉寿司の中身も地域により変わります。飛騨は富山から近い場所にあります。富山の名物と言えば、マス寿司。飛騨エリアもその影響か、朴葉寿司に使うお魚はマスでした。きゃらぶきや姫たけ(タケノコ)などをトッピング。山椒の葉を叩いて香りを出してから、包み込みます。

万人受けしそう!と思ったのが、じゃが芋をえごまで和えたもの。えごまはシソ科の植物で、その種子は油になったり、こうやって粒状のものを食べたりします。この地域で古くから食べられている食材の一つです。

ほかにも、酒粕をつかった和え物やかき揚げなど、家庭料理がずらり。ボリューム感たっぷりだけど、お野菜中心のヘルシーな食事が完成しました! 日々の暮らしに、野草文化が意識されることなく、根付いていることを感じることができる体験でした。

ちなみにこういった飛騨の地元ならでは食材を手に入れたいのなら、飛騨古川の「三寺めぐり朝市」がおすすめ。料理をおしえてくださったみなさんも、朝市で農作物やお花を販売しています。

お料理を教えてもらったときに登場した姫たけやえごまも販売されていました! 料理の仕方がわからないときは、朝市にいるみなさんに聞いてみてくださいね。

【施設情報】
三寺めぐり朝市
岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
営業時間:8:00-15:00 火曜定休

飛騨市職員さんたちの愛があふれた薬草&野草への取り組み

プレスツアーの交流会では、飛騨市職員さんたちの愛にあふれた野草への取り組みが披露されました。収集された野草や写真が空間にずらりと並びます。

宴もたけなわになったころ、飛騨市職員の中村さんがドクダミを片手にニヤリ。なんと、その場でドクダミを絞り、ドクダミ生搾りを振る舞いはじめました。まるで罰ゲームでも始まるかのような阿鼻叫喚。でも、実際に飲んでみると、とっても爽やか! 酸味があって飲みやすいんです。ドクダミのイメージが覆った瞬間でした。なかなかない体験です。いや、他では決してできないだろう体験ですね。ありがたや。

また、個人で研究されているアイテムの数々も展示されていました。野草を使ってどのようなことができるのか、自ら率先して行動されていることがひしひしと伝わってきます。お話を聞けば聞くほど、取り組みを見れば見るほど、自分でも野草の知識を得て、いろいろ試してみたくなるほど! これだけ熱い想いで取り組んでいる職員さんがいるからこそ、飛騨市での薬草・野草の取り組みが広がっているのだとわかりました。

彼らのアツい思いは、ちゃんと市販の商品にも反映されています。

とくに、驚いたのがスイーツたち。試食させていただいた野草を使ったお菓子製品たちの美味しいこと! 飛騨ふるかわに店舗がある「井之廣製菓舗」さんは、飛騨名物の味噌せんべいのお店。味噌せんべいに野草グラノーラをトッピングした「野草グラノーラ入り味噌煎餅」は、野草とは思えないほど、オシャレな味なんです。ほかにもふわふわ食感の「あぶらえワッフル」「メナモミワッフル」(ベルギーワッフルと自家焙煎珈琲の店「カノコヤ」)や……。

老舗料理旅館「蕪水亭」が販売している「飛騨役草コハクトウ 小夜-sayo-」(売り切れ次第終了)、「福全寺蕎麦」のえごまやめなもみを使ったオリジナルかりんとう「そばカリッ」など、どれも野草臭さ皆無! オシャレな味ばかり! お土産にも喜ばれそうな品々でした。

もちろんスイーツばかりではなく、お酒でも野草を使ったものも。クラフトビール工房「ヒダノオクブルワリー」のクロモジを使ったビールは、飲みやすくて、ついゴクゴクといってしまいました……。飛騨ふるかわに店舗もあり、その場で飲むこともできるのだそうです。今度はぜひ行きたい!

ちなみに、飛騨市職員さんたちが情熱を注ぐ薬草、野草への取り組みを感じられるイベントがあります。それが9月に開催される「全国薬草フェスティバル in ひだ 2024」! 飛騨のみならず、全国の薬草に関する取り組みを行っている人たちが集まるアツいイベントなんです。

【イベント情報】
全国薬草フェスティバル in ひだ 2024
2024年9月7日(土) 10:00‐15:00
飛騨古川市街地

ぜひ、足を運んでみてくださいね!

手軽に薬草体験ができる施設「ひだ森のめぐみ」もチェック

イベントに足を運べなくても、飛騨の薬草に対する取り組みを体感できる施設が、飛騨ふるかわにあります。

飛騨ふるかわにある「ひだ森のめぐみ」では、様々な商品を購入できるほか、「薬草七味づくり」や「薬草こけ玉づくり」など体験メニューも豊富! 街散策中に、ふらりと飛騨の薬草・野草文化に触れることができますよ。

【施設情報】
薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-7
営業時間:10:00~16:00

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