東北に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/東北 少し違う旅のアイデア Wed, 21 May 2025 20:41:49 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png 東北に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/東北 32 32 ゴールデンウィーク前後が見頃! 裏磐梯、猪苗代周辺で桜の名所をめぐる旅 https://tripplanner.jp/topics/2921 Sun, 02 May 2021 17:46:14 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2921 日本百名山の磐梯山、日本で三番目に大きい湖、猪苗代湖。日本の湖水地方と言われる裏磐梯など、自然に恵まれた地方で…

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日本百名山の磐梯山、日本で三番目に大きい湖、猪苗代湖。日本の湖水地方と言われる裏磐梯など、自然に恵まれた地方で、例年の見頃、GW前後にお花見ツアーはいかが?

磐梯山牧場

磐梯山牧場
福島県耶麻郡猪苗代町

猪苗代湖と磐梯山の眺めが楽しめる、磐梯高原にある町営牧場。例年の毎年4月下旬から5月上旬にかけて、約200本のソメイヨシノが咲く「まきばの桜ロード」もある。

土津(はにつ)神社

土津(はにつ)神社
福島県耶麻郡猪苗代町見禰山3

徳川幕府三代将軍・家光の異母弟で、会津藩祖の保科正之を祀る神社。1675年造営後、戊辰戦争で社殿が消失。明治時代に再建された。紅葉、そして桜の名所としても知られる。会津藩主松平家の墓所でもある。

観音寺川さくら並木

観音寺川さくら並木
福島県耶麻郡猪苗代町川桁上川原83

川沿いソメイヨシノを中心とした桜並木が約1km続く、猪苗代町にある桜の名所。満開時には桜のトンネルが広がる。例年の見頃は、4月下旬~5月上旬頃。

桜峠

桜峠
福島県耶麻郡北塩原村大塩

裏磐梯エリアにある3,000本のオオヤマザクラ(大山桜)が咲く桜の名所。2001年、敬宮愛子内親王殿下御生誕をお祝いし植樹が始まった比較的新しい桜の名所。日帰り入浴施設「ラビスパ裏磐梯」に隣接。ソメイヨシノに比べて濃いピンクの花なので、普通の桜の名所に飽きた人には新鮮な眺め。

亀ヶ城公園

亀ヶ城公園
福島県東白川郡棚倉町棚倉城跡47−12

JR磐越西線猪苗代駅より車で約5分のところにある、猪苗代氏代々の城跡。お濠の内外に桜があり、お花見の名所でもある。猪苗代城は慶応4年戊辰戦争で落城し、今はわずかに石垣等を残すのみ。他に、中世の丘(鶴峰城跡)もあり、その長い歴史を今に伝えている。

小平潟天満宮(こびらがた天満宮)

小平潟天満宮(こびらがた天満宮)
福島県耶麻郡猪苗代町中小松西浜1615

猪苗代湖畔にある、野口英世も信仰していたという神社。最近では受験生向けのパワースポットと言われているようで、五角絵馬(五角を合格とかけて?)がたくさん奉納されていました。

近くには桜の並木道も。

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おいしい&癒やしがいっぱい。岩手県二戸市「金田一温泉郷」に魅了された一泊二日旅 https://tripplanner.jp/topics/2757 Fri, 19 Jun 2020 12:30:00 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2757 岩手県二戸市にある金田一温泉郷。 はじめて名前を聞いたときは、「金田一少年に関係あるのか?」程度しか印象が思い…

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岩手県二戸市にある金田一温泉郷。

はじめて名前を聞いたときは、「金田一少年に関係あるのか?」程度しか印象が思い浮かばないほど、イメージゼロ。先入観もゼロ。(二戸の皆さん、ごめんなさい!)

でも、まっさらな気持ちで訪れた知らない土地は、おいしいものがいっぱい! 一泊二日ですっかりファンになってしまうほどでした。今回は実際に訪れたスポットをご紹介します。

■新幹線から直行! 地元食「そばかっけ」に舌鼓

朝、東京から新幹線で2時間半強。ちょうどお昼どきに新幹線を降りたら、駅前にあるお食事処の「きんじ」へ直行。ここでいただいたのは、二戸の郷土料理「そばかっけ」です。

二戸在来種「岩手中生(いわてなかて)」を使用したシート状の蕎麦を、野菜や豆腐などの具材と一緒に鍋へ。食べるときは、にんにく味噌をつけながらいただきます。味噌をたっぷりつけると、日本酒が欲しくなってくる一品です。(要予約/2名~)

こちらのおみせでは、二戸産の玄そばと県産小麦「ゆきちから」を使った打ち立ての二八そばが人気。玄そばも「岩手中生(なかて)」を使用しており、現在はここでしか味わうことができないそうです。

軽く腹ごしらえをしたら、「そばかっけ」を食べながら欲しくなった日本酒を求めて酒蔵へGO!

■「南部美人」でふくよかな酒の香りにうっとり

二戸の酒と言えば、創業は明治35年(1902年)という有名な日本酒「南部美人」は外せない!? 東京に戻ってからも、二戸を思い出して、何度も飲んでしまいました。こちらでは酒蔵見学に参加。

ふくよかな酒の香りだけで「早く飲みたい…!」欲があふれてしまいます。こちらの酒造さんは二戸市内をはじめとする岩手県内の農家さんたちとの強い協力関係を持ち、酒米と地域の風土があらわれる酒造りにこだわっているとのこと。水は折爪岳の伏流水を仕込み水に使用しています。中には、全量地元の酒米「ぎんおとめ」使用の特別純米酒もありましたよ。

こちらではお酒の購入ができます。種類も豊富で、どれにしようか迷うほど。THE日本酒が苦手な方には、果実×日本酒のリキュールなんていかがでしょうか? 南部美人さんでは配送もしているそうですよ。

さらに! こちらにはお酒だけでなく、かわいらしいマッチもありました。もう胸キュン! このデザインは、日本酒好きにも和もの好きにも喜ばれそうです。

ちなみに酒蔵見学は11月~3月の期間限定ですよ。(要予約)

■手作りの南部せんべいに魅了される

見た目も味も素朴な南部せんべい。どうやらこの地方では「家にあって当たり前の品」とのことで、人によって「マイお気に入り南部せんべい」があるのだそう。知られざる二戸文化!

私の人生初の南部せんべいは、藤原せんべい店。そう、この日ここで出会ったせんべいが、初めて見て食べた南部せんべいなのです。まず困ったのが、メニューをみても何のことかわからない…。

「ハジキせんべい」というのは、規格外のせんべい(だからリーズナブルなのですね)。「せんべいの耳」は、丸い南部せんべいの端っこにある固い部分だけを集めたもの。「白せんべい」はごまがついていないプレーンせんべい。「耳なしせんべい」は、南部せんべいの端っこにある固い部分をはずしたせんべい。「耳付きせんべい」は、その固い耳部分がついているもの…とのことです。

ちなみに長距離持ち歩くなら、耳付きのほうが割れにくいらしいですよ。お土産の参考に。

さらに南部せんべいは、ただ食べるだけでなく、花見などの宴会で小皿としても活躍するそうです。いろんなお惣菜の味がしみこんだところで、最後に食べるのが美味しいとのこと。使い捨て小皿の代わりになるなんて、環境に優しいアイテムなんですね。東京暮らしでも、使い捨て皿の代わりにコレを使いたい!

この地域は稲作よりも小麦の生産が昔から盛ん。南部せんべいは、小麦粉、重曹、ゴマというシンプルな材料で作られているそうです。昭和37年、先代から続くこちらのお店では、昔ながらのレンガの窯を使って、ひとつひとつ手焼きをしていました。

炭火でじっくり焼き上げられるせんべいは、味わい深く、どれだけ食べても飽きません。

窯の下にある窓部分がちょうどご主人の膝あたりと言うことで、エプロンは同じ場所だけ焦げて破れている状態。いくつも当て布をして補強しています。熱い中でも、コツコツと人の手で作られている。そんな当たり前のことが、胸に響きました。

次は絶対、たくさん買って帰りたいと思います。

■かわいいお母さんたちと「てんぽ焼き」体験

藤原せんべい店のはす向かいにある「よりゃんせ金田一」は、地元のお母さんたちも参加する地域グループの拠点です。こちらでは、とってもかわいい地元のお母さんから二戸ならではの食べ物「てんぽ焼き」を教えてもらいました。

※普段はてんぽ焼き単体での体験は行っていないそうです。

てんぽ焼きとは、熱湯と小麦粉を混ぜて焼いたもの。天保の飢饉のとき、おなかを満たすために生まれたと言うこともあり、食べてみるともちもちしておりボリューム感満点です。

材料は小麦粉+熱々のお湯。想像以上の湯気にびっくり! こんな熱いものを手で混ぜるなんて、お母さんたちすごい…。

できた生地をまるめて、クルミやごまをつけます。

てんぽ焼き用の道具は鉄製。見た目よりも重い…! 絵柄もついていてオシャレです。これに挟んで、焼きます。

てんぽ焼きを焼いてるお母さん、逆光に映えて素敵でした。お母さんたちのほっこりとした雰囲気に、とっても癒やされましたよ~。

最後に、生地の両面が焼けたら完成です!

そのまま食べてもおいしいのですが、ハチミツをトッピングするとおやつ感がでます。余ったものはレンチンして食べられるとのことで、旅から帰った翌日の朝ご飯になりました!

■金田一温泉郷で隠れ座敷わらしを発見!

宿泊先は金田一温泉郷。ここは、山に囲まれた小さな集落にある温泉です。寛永3年(1626年)に田んぼの中から突然発見されたと伝えられています。江戸時代は南部藩の指定湯治場だったとのことで「侍の湯」とも呼ばれていたようです。今は宿泊のほか、4つの源泉から展開される複数の宿の湯を日帰り入浴で楽しむことができます。

山手にある金田一温泉神社へ登ると集落が一望できます。静かで、のどか~。水が豊富な場所で、蛍も見られるとか! 温泉水を利用した鮎養殖などもされているそうです。

散策中に出会える温泉らしい建造物にも、撮影欲もそそられます。塔×電線好き。

また、この金田一温泉郷は座敷わらしでも有名です。町を歩くと愛らしい座敷わらしキャラクターたちと会えます。

キョロキョロしながら歩いていると、隠れ座敷わらしも発見! カーブミラーの中をよく見てみてください。遊んでる子どもたちのシルエットが映っています。

この座敷わらしたち、カーブミラーの前から後ろ振り向いても見つかりません。さてどこにいるのか…ぜひ、現地でこのカーブミラー&座敷わらしキャラクターを探してみてくださいね。

■座敷わらしが出る宿「緑風荘」

宿泊したのは、座敷わらしがでると有名な宿「緑風荘」。著名人たちも、この宿で座敷わらしを見たとか。実在感のないものが苦手な筆者はドキドキ…。

源泉掛け流しとのことで、宿の外でもお湯に触れることができます。冬はぬくぬく~!

火事にあって建て直したとのことで、建物は新しくきれい。でも、かつて座敷わらしが出ていた部屋は再現されています。

ここに登場するという座敷わらしは亀麿くんという名前で、昔このおうちに生まれた子どもだったそうです。宿のご主人が、臨場感たっぷりにどうやって座敷わらしが出るか説明してくれたのですが、怖がり筆者。耳を塞いで一切聞いていませんでした(笑)。

ぜひ、直接現地でお話を聞いてください!

夕飯は、昼間に立ち寄った南部美人の酒とともに。地元の食材たっぷりのディナー。やはり地元の酒と食材の相性は抜群! 話も弾んで楽しい夜に。

面白かったのが、酒×酒のミックス技。日本酒=そのまま飲むものだと思っていたのですが、掛け合わせると味変が楽しめるものもあると初めて知りました! いろいろ掛け合わせて「これはいける」「これはいまいち」と試すのも楽しかったです。

宿の裏には神社もあります。

ひとつはおいなりさん。もうひとつは、座敷わらしの亀麿くんをまつった神社です。亀麿くんの恩恵を受けた方が、狛犬や鳥居を寄贈して、どんどん立派になっていったとか。ちなみに、亀麿神社のご神体は水晶とのことで、宿では水晶アイテムもたくさん売られていました。

お湯もよかったし、次は1泊と言わず、数日ゆったりすごしてみたい宿でした。

■二戸に来たなら見逃せない至極のフルーツたち

二戸では、フルーツ狩りも人気です。りんごやブルーベリーなどを育てている金田一温泉郷内の農園「権七園」では、リンゴの食べ比べを体験させてもらいました。

いただいたのは、はるか、ふじ、シナノゴールド、ぐんま名月、雪いわての5種。どれもリンゴであることには変わりないのに、それぞれ味の個性が全然違うんです! しかも「雪いわて」は、まだ市場に出回っていないものとのこと。レアアイテムだったとは! 出回るまであと5年ほどかかるそうですが、権七園の収穫体験では食べることができます。気になる方はぜひ市場に出回る前にりんご目的で訪れてみてください。

さらに、緑風荘の近くにある農家では、雪景色の中で、いちごが栽培されていました。

しんしんと雪が降り積もる中、ビニールハウスの中に入ると…

いちごの株がズラリ! 金田一温泉郷に湧く温泉の熱を使って、ちょうどよい温度に温めているのだそうです。今はまだ試験運用中とのことですが、いつかここのいちごも観光と一緒に楽しめるようになるかも? 将来が楽しみですね。

■「滴生舎」で国産漆の器にうっとり

現在、漆の市場は、外国産が97%、国産が3%。このわずかな国産漆の中で約70%のシェアを誇るのが二戸市浄法寺町産の漆です。「滴生舎」はそんな貴重な国産漆を使った漆器を作る工房兼ショップ。

同じように見えて、それぞれ作家の個性やこだわりを感じられる器たち。運命のアイテムに出会える予感。普段使いだけでなく、贈り物にもぴったりのアイテムばかりです。

さらにどのような道具で漆を採っているか、知ることが出来る展示も。

道具を使って、木に傷をつけて採っているのだそうです。想像するだけで、地道&大変そう!

そんな手間暇かけて作られた器は、長く使うことができるのが魅力。次、訪れるときは、マイおちょこを購入したいともくろんでいます!

お味噌汁好きとしては、お椀もすてがたいんですけどね…。楽しい悩みです♪

■幻の短角牛がこんな価格で!?「短角亭」で焼き肉三昧

二戸市ツアー、最後の食事は「短角亭」。和牛の中でも希少性が高い短角牛が、リーズナブルな価格でいただける貴重なお店です。ここは、秘密にしたかった…!

短角牛は和牛の一種で、昔からこの地方で飼育されてきました。お肉としては、良質な赤身肉で脂肪が少なく、旨味が凝縮されているのが特徴。全然しつこくないので、ペロリといけます。どれだけでも食べられます。こんな高品質なお肉をリーズナブルに楽しめちゃうのが、こちらのお店の魅力なのです。

一緒に旅行したメンバーの目が、完全に肉食獣になった瞬間。

あっという間に、肉が胃袋へと消えていきました(笑)。会計の横では、お土産も売っています。

肉好きには喜ばれること間違いなし!な、お土産候補です。ここでこれでもかっというほど、お肉が食べるのが最近の夢です。

■お土産を買うなら「ふれあい二戸」&「なにゃーと」へ

お土産にお野菜などの食材が欲しいと思うなら、イチオシが「ふれあい二戸」です。地元農家が手塩にかけてつくったお野菜や味噌、漬物や甘味などを毎日納品しています。飾らない場でありながら、地域が誇る地元ブランドまでもが、地元ならではの鮮度と旬でずらりと揃います。しかもリーズナブル。私もいくつか買って配送してもらったのですが、もっともっともっと買えばよかった…と帰ってから思ったほど。とにかく味が濃くて美味しいお野菜ばかりなのです。

買ってよかった! リピートしたい! と思ったのが、このホワイトアスパラ。

軽くフライパンで火を通して、塩こしょうでいただいたのですが、いくらでも食べられる絶品野菜。こんな美味しい食材たちがあるから、どのお店でも美味しいご飯が出てくるのですね。納得…!

南部せんべいや特産品、日本酒などを買うなら、駅直結のなにゃーと物産センターが便利です。二戸駅を中心とした青森県南、秋田県北東、岩手県北の北東北3県の交流・連携のシンボルとして誕生したとのこと。

個人的には、ずらりと並んだ南部せんべいにときめきました。色々試してみたくなる魅惑のせんべいですよ! 甘い系から辛い系まで、いろいろな味がそろっているので、送り相手にあわせて選べるのもうれしいポイントでした。

長い歴史と文化が根付いている二戸市。都会の喧噪を忘れさせる静かな空間と、手間暇かけて育まれてきた美味しい食材たちに、心と胃をがっつりとつかまれました。絶対また行くので、予約困難という噂の緑風荘、取れますように!!

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ユネスコ食文化創造都市・鶴岡、女ひとり旅。人面魚の池で見た冬の絶景。 https://tripplanner.jp/topics/3036 Sat, 16 Feb 2019 12:21:38 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=3036 平成を振り返る企画でピックアップされる話題のひとつに挙げられる、かつて一斉を風靡した「人面魚」。その名所が、鶴…

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平成を振り返る企画でピックアップされる話題のひとつに挙げられる、かつて一斉を風靡した「人面魚」。その名所が、鶴岡市にあるのをご存知でしょうか。出羽三山だけじゃない、個人的に冬に訪れてほしい、鶴岡の絶景をお届けします。

鶴岡といえば、パワースポット出羽三山が有名なので、最初の目的地は夏に訪れて感動した羽黒山山頂の出羽三山神社。

実はJR鶴岡駅周辺はそれほど雪がなかったのですが(地元の人に聞いたら、鶴岡は基本それほど雪深くないらしい)、ここまでくればそれなりにたっぷり雪はあります。

ご主人の参拝を見守るワンコ。

訪れたのはまだお正月の松の内でしたが、これほど有名な神社の本殿前でも実はそれほど人が多くありません。確かに、夏に訪れて感動した神秘的な「鏡池」もばっちり凍っていたし、2446段の長い石段の参道も閉鎖中。

あとで知ったのですが、冬は三神合祭殿よりも羽黒山五重塔のほうが風景的にはおすすめだそうです……(また来ます!)。

とりあえず月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した三神合祭殿にお参り。本当は厳しい登山などを経ないといけない三神をコンパクトに巡ることができる鶴岡随一の観光名所です。

でも冬はやっぱり夏より人が少ない……という話を、その夜鶴岡で出会った地元のご夫婦に話したところ、「でも実は月山と湯殿山は冬は閉鎖されているので、本殿にある貴重な***(酔っていてメモできず)が三神合祭殿に運ばれるらしいですよ。だから冬のほうが本当にあの場所で出羽三山参りをできるとも言える」との情報が。

そのご夫婦に、神社仏閣が好きなら、と教わったのが鶴岡駅からバスで行ける「善寳寺(ぜんぽうじ)」。海の守護神・龍神の寺として全国的に知られる、曹洞宗三大祈祷寺の一つ。

そして、実はかつて一斉を風靡した「人面魚」ゆかりのお寺でもあるのだとか!

■人面魚の池がある善寳寺は想像以上の立派なお寺だった。

鶴岡駅近くのエスモールバスターミナルから湯野浜温泉行きのバスに乗り込み、揺られること約20分。鶴岡城址、酒蔵が並ぶ大山地区などの観光名所を車窓から楽しんだのち、現れたのは「思ってたんと違う…」と思わず圧倒された荘厳なお寺。

鶴岡ののどかな田園風景の中にある、という事前情報しか持たずに訪れるとびっくりするレベルの大伽藍。

海にまつわるお寺のせいか、彫刻などがすべて波打っているのも豪華絢爛。こんな立派なお寺が全国的には「人面魚」でしか一世を風靡したことがないなんてアンビリーバブル!!

北前船で財を成した商人たちの寄進によって1855年に建立された五百羅漢堂ほか、国登録有形文化財の建築もいっぱい。この地域、江戸時代、むちゃくちゃ栄えていたんだな……と肌で感じます。登録有形文化財の山門を護るのは、仁王像ではなく「毘沙門天」と「韋駄天」。両尊天像は、廃仏毀釈の折に避難してきたのだそう。

お正月の松の内期間でいえば、出羽三山神社よりもずっと人も多く、祈祷を受ける人達で大賑わいです。

個人的には、本堂の裏手にある登録有形文化財の竜王殿の建築にとっても感動。

守護神の龍神様を祀るために、室町時代後期の1443年創立、1833年に再建されたという龍王殿は、竜宮城を模して造られたそうで、山門の彫刻等にも増して何もかもが波のようにうねっていて圧巻。

屋根まで波のうねりを表現していてすばらしい。


あちこちに波が描かれ、天女が舞うまさに竜宮城。神仏習合のなごりで、狛犬もちゃんといます。

■ そして、人面魚の池へ。

お次はいよいよ、平成のニュースシーンを彩った人面魚のいる貝喰池(かいばみのいけ)へ。善寳寺の山門から歩いて約10分です。「人面魚」ブームでなんとなく面白スポットみたいな扱いになってしまっていますが、実はこの池は善寳寺の龍神信仰の起源。底に龍神がすむという伝説もある、お寺の聖域なのです。

とはいえ、ちゃんと「人面魚」めあての人向けの道案内も。

最近はテレビの「平成を振り返る企画番組」などで再度クローズアップされることも多い貝喰池ですが、私が訪れたのは2019年のお正月。正直池の周辺は人ひとりいませんでした。


周囲は山に囲まれ、とても静謐な風景。
さっきまで快晴だったのに池についたとたんに雪が降り始めたのも神秘的。ここに神様が棲んでいると言われれば、確かにそうかも……と頷いてしまいます。

そういえば、夏に出羽三山神社に行ったときも、鏡池の前に佇んだとたんに突然霧が出て感動したのを思い出す。こういう体験が続くと、人は「ここには神様がいる!」と信じるようになるのでしょう。

誰もいない、竜神が棲む池にしんしんと降る雪の風景。わかりやすい絶景ではないけれど、冬の女一人旅にはこれぐらい落ち着いた風景がふさわしい。

人面魚を探すのも忘れるほど、深く感動した冬の貝喰池。きっと春や夏には違う絶景が広がっていると思うけれど、誰もいない冬の静かな風景のほうが、竜神が棲むイメージに近い気がしました。(みきP)


最後にちょっとだけ見えた青空を写した写真を、勝手にGoogle先生が加工してくれた写真も置いておきます。こっちのほうが確かに絶景ぽい。

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南福島の白河界隈で、東北のミケランジェロたちによるアートな狛犬を鑑賞する旅 https://tripplanner.jp/topics/2197 Sat, 26 Aug 2017 14:16:44 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2197 福島県の白河市の名産と言えば約300年もの歴史を誇る『白河だるま』……ですが、昨今は狛犬でも注目を集めているの…

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福島県の白河市の名産と言えば約300年もの歴史を誇る『白河だるま』……ですが、昨今は狛犬でも注目を集めているのをご存知ですか? ふだん神社めぐりをしていてもうっかりスルーしてしまう狛犬、南福島にはとても素通りできない「なんだこれはっ!」な芸術的狛犬がいっぱいいるのです。

福島県白河市を中心とした南福島には、ものすごく個性的、というかほとんどアートな狛犬が多く残っているのをご存知だろうか。
どれくらいアートかというと……。

こんな感じ。

こんな狛犬見たことありますか? 私はなかったです。

なぜ南福島に、局地的にアート狛犬が増殖したのか。その歴史は、江戸時代末期、1人の天才石工がこの地へ流れ着いてきたことに始まる。

江戸時代の信濃の高遠は、全国的に知られる「石工(いしく)」のブランド藩。山間部の農家の次男以下の男子に石工の技術の習得させ「高遠石工」に育て上げ、他藩に派遣して売上の一部を治めさせる政策で収益を得ていた職人のまちだった。

そんな高遠から白河エリアに流れ着いた石工が小松利平

南福島のアート狛犬文化を拓いたいわばイノベーターである。小松利平にくわえ、彼の丁稚となり後に養子となった小松寅吉、寅吉が開いた工房で修行した小林和平

この3人の天才によって、南白河は全国的にも特殊なアート狛犬パラダイスになった。ちなみに、白河市長の鈴木和夫さんは小松寅吉と小林和平を「東北のミケランジェロ」と讃えている。

2017年春には白河市が主催するバスツアー「狛犬は芸術だツアー」も実施され、全国から狛犬ファンが殺到。今回はそのツアーで鑑賞したアート狛犬の中から、勝手に賞を贈りながらその魅力をお伝えしたい。あなたの狛犬観がきっと変わるフォトコレクションをどうぞお楽しみあれ。

◎ ベストかわいい賞

昭和5年、小林和平作  石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)の狛犬。

この町出身の石工で、狛犬好きには有名な小林和平が昭和5年に造立した飛翔狛犬が残り町指定文化財になっています。
まるまるとして平べったい顔の狛犬は「かわいい」とすら思えるもので、特に子狛犬のキュートさは悶絶もの。かつてこの地には石川城があり、平安末期以降石川氏が治めていたが豊臣秀吉による奥州仕置きにより廃城となったとか。

くりくりとした大きな目、むにゅっとつぶれた鼻、もうこのまま雑貨屋さんに並べていいですか? 的なかわいさ。チビのくせに一生懸命威嚇しているけどちっとも怖くない子狛犬もかわいい。

石都々古和気神社◎福島県石川郡石川町下泉296
陸奥國一之宮、農業の神様を祀る神社。

◎ ベストハンサム賞

明治36年、狛犬好きには有名な石工、小松寅吉作、白河市の鹿嶋神社の狛犬。

この狛犬は空を飛ぶような「飛翔獅子」というスタイルの傑作で、寅吉最高傑作との声も多い人気作品。

大きな岩から雲も合わせて掘り起こしたという大作、その目力にも圧倒される名作。もはやこれはアールヌーヴォーですね、と言いたくなる流れるような優美な曲線に満ちた狛犬は、一見の価値があります。

ちなみに大鳥居も小松寅吉によるもの。


見よ、この日本人離れしているルックス。ヨーロッパの宮殿にあってもおかしくない彫りが深いハンサム狛犬。明治36年(1903年)といえば、世界的にもアール・ヌーヴォー全盛期。まさに日本のアールヌーヴォーともいえる曲線美が素晴らしい。

白河 鹿嶋神社◎福島県白河市大鹿島8番地

◎ ベストユニーク賞

昭和7年、小林和平作、古殿八幡神社の狛犬。これは不謹慎ながらちょっと笑ってしまうルックス!

南福島の狛犬がいかに独特か? と聞かれて最初に見せるのはたぶんこれがいいだろうなと素直に思う、挑戦的すぎるデザイン。これを見るためだけに旅してもいい、アート狛犬の傑作中の傑作。

古殿八幡神社◎福島県石川郡古殿町山上古殿38
南福島にある、鎌倉時代から続く神事、笠懸(かさがけ)、流鏑馬(やぶさめ)を例年10月の第二土日に行っている歴史ある神社。

◎ ベスト不思議賞

天保11年、小松利平によるものではと言われている八槻都々古別神社の狛犬。狛犬研究家のたくまよしみつさんによれば『この狛犬こそ、南福島エリアに芸術性豊かな狛犬群を誕生させた「元祖アート狛犬」』なんだとか。

不思議なのは、普通は似たようなルックスのペアになっている狛犬の顔が、阿吽で全然違うこと。決められた型を破壊したいという芸術家の創作欲を感じる作品。

陸奥国一之宮 八槻都々古別神社◎福島県東白川郡棚倉町八槻大宮224
JR水郡線「近津駅」から徒歩約20分のところにある、歴史ある神社。国指定重要無形文化財の御田植祭や、年末の「八槻市」などで知られる。

◎ ベスト少女漫画賞

明治26年、小松寅吉作の新地山羽黒神社の狛犬。

このロングでカールなヘアはまさに少女漫画の世界。憧れのテニス部のお姉様が振り向いた瞬間のひとこま、と勝手に妄想。

こっちは花をくわえてキメています。オスカル…?

この神社には小松寅吉による白河楽翁(松平定信の隠居後の呼び名)歌碑の石柵もあり、ロダンの地獄の門もびっくりな、細かな彫刻がびっしり彫られていて、主役の歌碑を完全に食っています。こちらも必見。

新地山羽黒神社◎福島県白河市借宿白旗

◎ ベストこわもて賞

明治31年、小松寅吉作、東白川郡鮫川村の「熊野神社」の狛犬。

下からにらみつける狛犬の目ヂカラがすごい。境内に悪者が入ってこないように見張っている、狛犬の役割を思い出させてくれる力強い作品。

熊野神社◎福島県東白川郡鮫川村赤坂西野名下385

おまけ:かわいい赤ちゃん狛犬コレクション

ちっちゃいけど強いんだぞう! といいたげなチビたちの愛らしさ。わざと谷に落として厳しくしつけるという故事「獅子の子落とし」に由来するモチーフだと思うけど、普通に甘えててかわいい。

さて、主に見た目だけで語ってきた白河界隈のアート狛犬。もっと詳しく歴史や功績、職人の技について知りたいなら、狛犬研究家のたくきよしみつさんの「神の鑿」が詳しいので、興味がある人はこちらをチェック!

あわせて行きたい立ち寄りスポット

南湖公園

南湖公園
福島県白河市南湖

福島県白河市にある国指定史跡・名勝。12代白河藩主・松平定信が享和元年(1801年)に作ったもので、日本最古といわれる「公園」。⇒関連サイト

白河菓匠 大黒屋

白河菓匠 大黒屋
福島県白河市中町44

白河名物のだるまを形どった一口最中が名物の和菓子屋さん。小さな飾り用のだるまも売っているので、プチお土産にもおすすめ。
最中だけでなくゆべしやおまんじゅうなど美味しい和菓子がいっぱい。⇒ 公式サイト

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北のパワースポット出羽三山の羽黒山で、よみがえりを感じる旅 https://tripplanner.jp/topics/1889 Thu, 14 Aug 2014 03:55:44 +0000 https://tripplanner.jp/?p=1889 「西の伊勢詣り、東の奥詣り」と言われるほど古くから信仰を集めている東北のパワースポット出羽三山。お参りすれば生…

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「西の伊勢詣り、東の奥詣り」と言われるほど古くから信仰を集めている東北のパワースポット出羽三山。お参りすれば生まれ変わることが出来るとされた、神秘的な北の聖地へ。

昨今のパワースポットブームで、縁結び祈願の若い女性で賑わい、神聖な、というよりも華やかな雰囲気が漂っている神社も多い昨今。

たまにはぞっとするようなピリリとした空気を感じる、そこに神社が作られた理由に合点がいくような、「ここは宗教的な場所なのだ」と説明なしで感じるような場所へも足を運んでみたいもの。

山岳信仰の聖地・山形の出羽三山は、そんな思いを満たしてくれる神秘的なパワースポット。今回はその神聖な空気も伝わるような写真とともに古くから修行の場として信仰を集めて来た羽黒山と月山をご紹介します。

 

出羽三山は、もともと人の「現在(羽黒山)・過去(月山)・未来(湯殿山)」を巡り、生きながらに生まれ変わるための山岳修験の場。今も山伏姿や白装束で参拝する人々が目立ち、とても神聖な雰囲気です。

現世の幸せを羽黒山で、死後の極楽浄土を月山で、生まれ変わりを湯殿山で願うのが正式なルートだけれど、 初心者なら羽黒山山頂の出羽三山神社を目指すのもおすすめ。出羽三山神社には、月山、羽黒山、湯殿山の三山の神を祀る羽黒山三神合祭殿があり簡易に出羽三山巡りが出来るのです。

鶴岡駅からバスで30分で着く羽黒センターで下車するとすぐ、出羽三山神社の神域の表玄関、随神門。ここをくぐると全長約1.7km、2446段の長い石段の参道が始まります。石段の両側にはミシュラングリーンガイドジャポンで3つ星を獲得した樹齢350〜500年の杉並木が連なります。


歩き出してすぐに出会える、出羽三山のポスターに良く使われる樹齢1000年の爺杉と国宝の五重塔のコラボ風景


道ばたのお地蔵さんに思わずくすり。すてきなヘアスタイルですね!

ここから先はとにかく登る、登る、登る。杉の巨木が並ぶうっそうとした霧の立ちこめる道を歩いていると、母胎の中にいるような気持ちになれるから不思議です。

退屈なら、石段を眺めて登れば、盃や蓮の花などが掘られているのにときおり気づくはず。これを33個見つけられたら願いがかなうと言われているとか。ちなみに私が見つけたのは5個ぐらいでした…。


杉並木は国の天然記念物でもあります。

一時間程度登れば、出羽三山神社に到着。立派な社殿に設けられた羽黒山三神合祭殿にお参りしてよみがえり体験。

3つの神出羽三山神社 羽黒山三神合祭殿。月山、羽黒山、湯殿山の三山の神を祀る祭殿。出羽三山すべて詣でるのが無理ならここにお参りを。鶴岡駅からバスで30分ほどで来れるので、足腰が弱くても参拝OK。祭壇前には鏡池があり、池底から見つかった平安時代や鎌倉時代の鏡は、すぐそばの出羽三山歴史博物館で見ることができます。

神社前にある鏡池には霧が漂い、いっそう神秘的な雰囲気。年間を通しほとんど水位が変わらない神秘な御池として古くから信仰を集めています。ちなみにこの池から発掘された鏡は、近くの出羽三山歴史博物館で見ることができます。


強いオーラを感じた鏡池。

さて、ここで満足してバスで鶴岡に戻るのもいいですが、7月〜9月に訪れたなら、羽黒山山頂からバスが出ているので、月山まで足を伸ばしてみるのもおすすめ。
修験道では過去世、死後の世界とされる月山は出羽三山の主峰。山頂には月山神社があり、太陽神・天照大神の弟の月読命(つきよみのみこと)を祀っています。
パワースポット云々に関係なく、高山植物を目当てにハイキングに訪れる人も多いさわやかな自然散策スポット。バス停近くに高低差の少ない遊歩道が整備されたトレッキングコースもあるので、もうたくさん歩けない……!という人はここをぐるっとするだけでも楽しい。

どちらかというと、バス停まわりをトレッキングするだけ気分で月山八合目で降り立った私が目にしたのは、またもや不思議な風景。


いかにも死後の世界への入り口っぽい霧の演出!(偶然です)

霧が晴れた時は、吸い寄せられるように山を登り始めていました。お年寄りや小さい子ども連れ等ファミリー層も多い明るく健康的な山ですが、やはり、時々、白装束の人が足ばやに山をかけるように登っていきます。私が行った時は、雪が残る山に白いコバイケイソウが咲き誇り、いっそう幻想的な風景に。


幻想的な白の世界

ああ、自分はいま本当に俗世界から離れられたのかもしれない。 昔の人たちがここを死後の世界だと感じたことにひどく納得をしながら、しばらく風景に見入っていました。


※月山を登山する方は、登山用の装備でおでかけしましょう。8合目のトレッキングコースだけなら歩きやすい靴なら大丈夫です。

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