東京に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/東京 少し違う旅のアイデア Wed, 10 Sep 2025 00:48:46 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png 東京に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/東京 32 32 お茶尽くしの“ご自愛”ステイが叶う!東京・新橋「ホテル 1899 東京」のお茶と眠りに特化した宿泊プランが魅力的 https://tripplanner.jp/topics/5650 Wed, 10 Sep 2025 00:48:46 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5650 寝つきが悪い、眠りの質がよくない、日中も眠気がとれない…そんな、「睡眠」に悩みのある方に朗報です。都会の喧騒を…

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寝つきが悪い、眠りの質がよくない、日中も眠気がとれない…そんな、「睡眠」に悩みのある方に朗報です。都会の喧騒を離れ、五感を通じて“眠り”と向き合う贅沢な宿泊体験ができるホテルがあるんです!

都営三田線「御成門駅」から徒歩約6分とアクセス良好の「ホテル 1899 東京」。日本茶を通じてゆるやかな時間を提供する、ユニークなコンセプトのホテルです。

ホテル 1899 東京
エントランスで白檀のやさしい香りに包まれ、非日常へと誘われる

お茶を知り尽くした“茶バリエ”がティーカウンターでお茶を淹れてくれたり、お茶を使ったメニューが揃う朝食ビュッフェがいただけたりすると聞き、日本茶好きとしては以前から気になっていました。

そんなお茶を楽しむホテルから、2025年11月30日(日)までの期間限定で登場している宿泊プランが「お茶と眠りのご自愛ステイ−1899 SLEEP JOURNEY−」。

心を落ち着けてくれるお茶を中心に、心身をととのえて良質な睡眠を目指す“スリープツーリズム”を体験できるプラン。五感を使った“ご自愛”をテーマにした新しい旅の形を提案してくれます。

筆者は寝つきもよく不眠の悩みは今のところありませんが、寝ることが大好きで常に質のいい睡眠をとりたいと思っています。お茶とよい眠りが楽しめる宿泊プランなんて、気になるに決まっています!

さっそく、ホテルに向かいました。

「ホテル 1899 東京」で体験!お茶と眠りで心身をととのえる宿泊プラン

フロント

さっそく、お茶の香りがふわりと漂うフロントでチェックイン。今回のプランでの宿泊特典として、和の香りが楽しめる4種類の入浴剤から2種類を選べます。

4種類の入浴剤から、桜と白茶をセレクトしました

また、このとき「わたしの睡眠作戦会議」という1枚のワークシートをもらえます。これは、自身の睡眠状態や悩みに向き合い、目標と改善策を書き出していくもの。客室やフロント横のティーカウンターでじっくりと考えながら書き込みます。

希望者には、滞在後一定期間ごとにホテルからメールが届き、この滞在を通して目指す良い睡眠のための習慣形成をアシストしてくれます。

「わたしの睡眠作戦会議」

ティーカウンターでは、抹茶や煎茶、季節のお茶を茶バリエが淹れてくれます。15:00~22:00の時間帯なら、いつでも何度でも楽しむことができます。

左下が「六煎茶」、右下が「水出し玄米茶」

茶匠の宮野圭司氏が「1899」のためにブレンドしたという深蒸し煎茶は、旨味が深くほっと落ち着く味わい。茶菓子とともに提供されていた季節のお茶は「水出し玄米茶」でした。訪れるたびに違ったお茶が楽しめるのも、お茶のホテルならではですね。

今回、宿泊した客室「スーペリアダブルB -ENGAWA-」

そして客室へ。

「ホテル 1899 東京」の客室は、緑茶を連想させるグリーンを基調としたインテリアに、茶せんの形をしたライトが特徴。今回、宿泊した客室「スーペリアダブルB -ENGAWA-」は、その名の通りベッド側の床が高く、縁側のようになっていました。

洗面台がベッドルームにある珍しい仕様

洗面台がお風呂やトイレのそばではなくベッドルームに配されているのも印象的。これは、お茶を淹れやすくするためだそう。客室にはペットボトルのお水とともにこだわりの茶葉が4種類用意されていて、お湯を沸かせばすぐにお好みのお茶がいただけます。

ペットボトルはテーブル上に2本、冷蔵庫に2本

もちろん、良質な睡眠を促すためのアイテムも用意されていました。

まずは、人気の高機能枕「ヒツジのいらない枕—調律—」。14段階高さ調整で“ヒツジを数える間もなく眠ってしまう”という心地よさを追求した枕です。加えて、そば殻・低反発・羽毛+パイプ・ポリエステル綿などホテル厳選の枕からチェックイン時に選択可能です。

また、トップアスリートや著名人にも支持されているエアウィーヴを全室に導入。体に負担がかかりにくく、快適な眠りをサポートしてくれるというエアウィーヴを体験できます。

茶葉の香りが楽しめる電気式茶香炉

個人的に一番うれしかったのが、茎茶を焚く電気式茶香炉。電源を入れると、熱された茶葉の優しく穏やかな香りが立ちのぼり、呼吸を整え、自然な眠りへと誘ってくれます。お湯で煮出したお茶の香りももちろんよいですが、茶葉を炒るときの香りって、なぜこんなにも癒やされるのでしょうか…。

この日のラインナップは『星の王子さま』など3冊

テレビやスマートフォンなどのブルーライトは睡眠をさまたげるとされていますが、かわりに読書はいかが? ということで、睡眠前に心を整えるやわらかな選書の本がランダムに数冊用意されています。睡眠の1時間前にはスマホをしまって、リラックスした読書タイムを過ごすのがおすすめです。

お茶が導く気づきと癒やし。ティーカウンターでの特別な時間

抹茶点て体験「ご褒美の一服」。左下が一回目、右下が二回目のチャレンジ

翌朝7時30分からは、今回のプランの特典である茶バリエによる30分間のレクチャー付き抹茶点て体験「ご褒美の一服」に参加。自分のために点てる抹茶は、静かな一日の始まりとして心を整える時間にぴったりです。

やり方を教わりながら抹茶を点ててみましたが、簡単なようで難しく、見本の写真となんだか違う…。手首のスナップをきかせて茶筅を動かし、細かい泡を作るのですが、最初はやはり泡立ちが微妙でした。

もう一度挑戦すると、2回目は最初よりもきめ細かい泡がたち、口あたりもなめらかに。多少不器用でも、自分で点てた抹茶は格別でした。

茶バリエに抹茶を点ててもらうことも

なお、8:00~10:00、15:00~22:00の時間帯にはティーカウンターで茶バリエに抹茶を点ててもらうこともできます。朝、自分で抹茶を点ててみたら、茶バリエに点ててもらった抹茶と飲み比べてみるのもいいですね。

お茶を味わい尽くす朝食ブッフェで爽やかな目覚めを

ホテル1階のカフェ「チャヤ 1899 東京」

朝食会場は1階のカフェ「チャヤ 1899 東京」。カフェとして宿泊ゲスト以外の利用も可能です。ゆったりとした空間で心ゆくまで朝食を楽しめます。

朝食ビュッフェでいただけるお茶料理の数々

こちらでいただけるのは、オリジナルのお茶料理(日替わり)と1899のお茶とのペアリングを楽しめるブッフェ形式の朝食。

抹茶パン、お茶ソーセージ、碾茶香るグリルチキンなど、ユニークなお茶メニューが並んでいました。お茶で炊いた茶飯、お茶の佃煮、サラダにかける抹茶シーザードレッシングも、ほかではあまりお目にかかれないメニューです。

2023年、2024年の2年連続で「神田カレーグランプリ」のグランプリ決定戦に進出した「和出汁キーマカレー」にも注目です。

8種類もの茶葉が

お茶も、「本日のお茶」としてゆず香る和紅茶「清らか」が冷茶で用意されていたほか、お湯を注いでいただくティーバッグのお茶が8種類も!

朝からヘルシーなお茶づくしメニューを楽しみました。あれこれ食べても重たくないのは、お茶のパワーでしょうか。

「煎茶クリームソーダ」800円(税込み)

なお11:00~17:00は日本茶専門カフェとして、全国のお茶どころから厳選した上質なお茶や、お茶を使ったスイーツ、食事を楽しめます。

2025年9月30日(火)までは、「お茶のクリームソーダフェア」として抹茶・ほうじ茶・和紅茶・煎茶と4種類の日本茶を使ったクリームソーダを提供中。

まだまだ残暑の厳しい季節、さっぱりといただけるクリームソーダで涼をとってみては。

五感を使ってぐっすりと休む“新しい旅のかたち”を体験して

ホテル内で使用している茶器や茶葉などがフロントで購入できるのもうれしい

お茶の香りに癒やされながら深い眠りにつき、朝は抹茶やお茶料理で心地よく目覚める。そんな特別なひとときは、頑張る自分へのご褒美にもぴったりです。肩の力を抜いて、自分をやさしく労わる時間を「ホテル 1899 東京」で過ごしてみませんか。

【施設情報】

ホテル 1899 東京
東京都港区新橋6丁目4番1号
TEL:03-3432-1899

宿泊プラン「お茶と眠りのご自愛ステイ−1899 SLEEP JOURNEY−」

 

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マンガナイトBOOKS松尾奈々絵さんオススメ! 迷えるアラサー漫画『A子さんの恋人』の聖地を巡ろう https://tripplanner.jp/topics/2841 Thu, 22 Apr 2021 13:24:19 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2841 ユリイカ2021年3月号の特集にもなった漫画家/アーティスト・近藤聡乃さん。彼女の人気作品『A子さんの恋人』は…

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ユリイカ2021年3月号の特集にもなった漫画家/アーティスト・近藤聡乃さん。彼女の人気作品『A子さんの恋人』は、恋に生き方に揺れ動くアラサーたちの物語。阿佐ヶ谷をはじめ、押上や谷中など都内各地の名所が、美しいタッチで描かれています。揺れる心を抱えたときに漫画を重ねて立ち寄りたい、作品を象徴するスポットをマンガナイトBOOKS松尾奈々絵さんに教えてもらいました。

――まずは、松尾さんが所属されている「マンガナイトBOOKS」について教えてください。

マンガナイトBOOKS」は、文京区春日にあるマンガ専門の新刊ブックカフェ兼ギャラリーです。定期的にマンガ作品の原画等の企画展を実施し、展示期間に営業しています。現在新型コロナウイルス感染拡大防止のため、貸し切り予約制で営業しています。

――お仕事にするほど、漫画に深くハマったきっかけなどはありましたか?

幼い頃からマンガが身近にある生活を送ってきたので、仕事になるほどハマったという明確なきっかけは思いつかないですね。

ただ、中学生の時に読んだ緑川ゆきさんの『蛍火の杜へ』には、特に心動かされました。当時はまだ今ほど緑川さんの作品が売れていない時期だったので、「世の中には知られていないけれども素晴らしい作品がたくさんあるんだな」と思ったのを覚えています。

――数ある作品の中から今回推して頂いたのが、近藤聡乃さんの作品『A子さんの恋人』。この作品の魅力について教えてください。

学生時代の恋人 “A太郎”と、アメリカに残してきた恋人 “A君”の2人との関係性で揺れ動く “A子”さんが主人公です。

というと、色恋モノとして敬遠される方もいるかもしれませんが、それだけではなく、もうすぐ30歳をむかえる登場人物たちが才能や生き方に悩みながら、未来の取捨選択する様子が描かれています。ぜひ多くの方に手に取ってほしい作品です。

――作品に登場する場所巡りは、アニメなどでもよく「聖地巡り」として楽しまれていますよね。今回の『A子さんの恋人』の聖地の特徴や作品と一緒に楽しむことでの魅力は何でしょうか。

商店街やお店、公園、美術館など、作中には実在するスポットがたくさん出てきます。そのリアルな場所に行ったことがなくても楽しめる作品ですが、実際に訪れることで「どうしてこの人がこの場所に住んでいるのか」など、キャラクターの「人となり」がよりよくわかります。そして、現地を訪れることで実際にキャラクターが現実に存在するような感覚が抱けるので、読了してから各所訪れるのがおすすめです。

――ありがとうございます。実際に作品を読むと、行ったことがあるスポットも、何か別の場所のように感じさせるノスタルジックなドローイングにも心奪われます。読めば読むほど魅力を感じる登場人物たちを思い出しながら巡ってみてください。

 

■マンガナイトBOOKS松尾奈々絵さんが選ぶ漫画『A子さんの恋人』の聖地5選(写真・文:松尾奈々絵さん)

東京スカイツリー 東京都墨田区押上1-1-2

東京にいる人だけではなく、おそらく全国のほとんどの人が知っているであろう「東京スカイツリー」。墨田区押上に2012年に完成したタワーで、高さは634メートルあります。

作中では1巻1話でアメリカから帰ってきた後にA子が訪れています。
A子は高いところが好きで、学生時代、まだ東京スカイツリーができる前にはA太郎とのデートで東京タワーを訪れていました。

モヤモヤしていることを言葉に、作品にしようと試みているA子(A子の職業はマンガ家です)は、「頭の中でまとまらないことも高いところから見れば整理できるのかな」と思案します。作中、A子さんは東京スカイツリーを再び訪れます。そのシーンの気持ちを反芻しながら訪れたいスポットです。
夜景が綺麗なスポットですが、『A子さんの恋人』ファンは午前中の明るい時間に訪れるのがオススメです。

 

夕焼けだんだん 東京都荒川区西日暮里3-14

日暮里方面から谷中銀座に降りる階段は、通称・夕やけだんだんと呼ばれています。一般公募で選ばれた名称なんだそう。この夕やけだんだんを降りれば「谷中ぎんざ」商店街。飲食店やお惣菜、雑貨屋など多くの店で賑わっています。

A太郎は学生時代から変わらず谷中のアパートで暮らしています。そのため作中では何度もこの階段が登場します。特に印象に残っているのは、4巻の「あいこの乱」、そして6巻の「えいこも走る!」。

どちらも感傷的になるシーンですが、実際にこの階段を訪れてその舞台を生み出す力のある場所だなと感じました。『A子さんの恋人』は話の展開やセリフだけではなく、絵に大きな魅力があります。明け方、夏の暑い日中、夕暮れ、そして人気のない深夜――。それぞれの時間の表現が美麗です。それにしても本当にこんなに夕日が綺麗に見える場所が都内にあるんですね。

 

カヤバ珈琲 東京都台東区谷中6-1-29

日暮里駅から谷中霊園の並木道を通り抜け、進んでいった場所にある喫茶店です。
建物は大正5年建設とされていて、ミルクホール、かき氷・あんみつ店、などを経て、1938年に「カヤバ珈琲店」となったそう。

その後、2006年に一度閉店されますが、その後地域内外の支援を得て、新しい運営者によって2008年に復活しました。名物メニューを再現した「たまごサンド」に加えて、「谷中ジンジャー」などの新メニューも人気です。

どうやらA太郎の家から近すぎず遠すぎない場所にあるようで、作中ではA子がA太郎に借りてきたコートを返すための場所候補として上がり、その後仕事先の女の子にA太郎が告白された場所としても登場しました。

A子が「情緒がありすぎる」という理由で会う候補して無しにしたように、誰かとゆっくりとお話する場所にぴったりです。ちなみに作中に登場する「愛玉子」や「SCAI THE BATHHOUSE」はすぐの場所にあるので、「A子さんの恋人」巡りをして一息つく場所としてもオススメです。

 

大田黒公園 杉並区荻窪3-33-12

大田黒公園は荻窪にある区立の都市公園です。

荻窪駅からは歩いて6分くらい。住宅街の中にあります。正門をくぐるとイチョウの並木道があり、その先には茶室や中庭、あずま屋と池があり、心落ち着く公園です。訪れた時はもう冬真っ只中で景色は少し寂しい感じでしたが、秋になると紅葉に訪れる人が多くいるそうです。

作中ではK子とU子が口喧嘩した際にK子が、U子の彼氏のおじいちゃんと一緒に訪れたのがこの公園でした。おじいちゃんはただ巻き込まれてK子ちゃんと一緒に家を出ましたが、途中で「こっち こっち」と道を案内しているのは実はK子ちゃんではなくおじいちゃん。心を落ち着かせるために、この公園まで案内してくれたんじゃないかなと思いました。疲れて落ち着きたい時に訪れてみてはいかがでしょう。

 

阿佐ヶ谷北口駅前 スターロード商店街 杉並区阿佐谷北2丁目あたり

阿佐ヶ谷は、A子だけではなく、学生時代からの友人K子・U子も暮らす街。そのため、書楽阿佐ヶ谷店、ミスティーオーパース、ジェラテリアシンチェリータ、寿々木園、名曲喫茶ヴィオロン、天徳泉など作中でも多くのお店が登場します。

その中でも実際に訪れて良かったと思ったのが「スターロード商店街」です。

2巻でA太郎とU子が「スターロード中のたいしておいしくない物を食べるぞ〜!」と商店街に笑顔で走っていくシーンが個人的に大好きで。この “たいしておいしくない物”がなんだか楽しめる予感がする、友達とくつろげる雰囲気を感じました。

大学時代の友人と食べるのであれば、高くて美味しい物じゃなくて、安くてたいしておいしくない物が欲しくなったりしますよね。気兼ねなく寛げる、そんな商店街だなと思いました。

<取材協力>

松尾奈々絵(まつおななえ)

津田塾大学卒業後、2015年にコンテンツメーカー有限会社ノオトに入社、2020年よりレインボーバード合同会社、一般社団法人マンガナイト在籍。
▼マンガナイト http://manganight.net/
▼松尾Twitter https://twitter.com/nanaematsuo

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パワスポ巡りがライフワークのトラベルライター矢口あやは選、東京のかわいい天神さん5選。 https://tripplanner.jp/topics/3073 Sat, 16 Jan 2021 12:54:08 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=3073 日本各地を取材する神社好きライターの矢口あやはさんがお届けする学問の神様「天神さん」をめぐる東京さんぽのアイデ…

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日本各地を取材する神社好きライターの矢口あやはさんがお届けする学問の神様「天神さん」をめぐる東京さんぽのアイデア。授与品がかわいいのがポイントです!

御朱印ブームにのって、全国の神社をめぐりはじめて7年。稲荷神社に八幡神社、八坂神社、氷川神社…全国に同じ名前を持つ神社も数多く歩いてきました。そんななかで、最もわかりやすく、かつワンダーだと思うのが“天神さん”です。

天神社、天満宮、北野神社などと呼ばれるものはすべて同じ“天神さん”チームで、京都・北野天満宮や福岡・太宰府天満宮が有名です。学問の神・菅原道真公を祀っており、シンボルは「梅」と「なで牛」、そして門前の「お菓子」!

天神社のある古い町では、梅ヶ枝餅や天神菓子などがよく売られているため、天神ファンのお参りの記憶は甘いお菓子とセットになっていることがよくあります。

さらに、天神さんには知る人ぞ知る“隠れキャラ”も。全国の天神さんでは、毎年、初天神とよばれる日(1月25日)に「鷽(うそ)替え神事(※)」が行われ、木彫りの「鷽鳥」が授与されています。神社によっては瞬く間に売り切れてしまうので、この“鷽さん”に出会えたときはラッキーです。

前置きはこのくらいにして、「東京でおすすめの天神さん」を5つ、ご紹介しましょう。せっかくなので、初天神でにぎわう社と、各神社の鷽さんの様子も一緒にお楽しみください。

※木彫りの鷽を新しいものに取り(鳥)替えることで、これまでの悪いことを嘘にして吉運を招く神事のこと。


東京でおすすめの5つの天神さん

京都が北野なら、東京は亀戸だ!
亀戸天神社

東京の天神さんを語る上で絶対にはずせない神社。大きな鳥居をくぐって太鼓橋をのぼった瞬間、目の前に広がるのは藤棚と荘厳な社殿、さらに左手にはスカイツリー。早くも「きてよかった〜!」な景色が迎えてくれます。境内はとても広く、天神さんはもちろん、弁天さんや御嶽神社、花園社などもお参りできてホクホク。

ちなみに梅の木には一つ一つ品種の名前が幹にかけられています。いろんな品種の梅があって、まるでアイドルグループ。咲き始めたら“推し”を探すのも楽しそうですよ。帰りはぜひ「船橋屋」に寄って、名物の葛餅をどうぞ。

 

亀戸天神の鷽さんは、ちいさくてまんまるのキュートな姿。サイズが7つあって(多い!)、小さいものなら600円から手に入ります。つい多めに買って、大事な人へのお土産にしたくなる鷽さんです。

亀戸天神社

 

ミニチュアを作ったら人気が出そうな造り
五條天神社

上野の不忍池のほとりにたたずむ神社。創建はなんと1900年前。東夷征伐の為に日本武尊(やまとたけるのみこと)が上野を通った際、医薬の神さまの加護に感謝してここにお祀りしたのが最初とか。病気平癒のパワーがあるそうですよ。

見どころは、3Dプリンターでミニチュアを作ったら面白そうな境内。二段ベッド方式というか、広くて明るい「五條天神社」と、しっとりとして神秘的な「花園稲荷神社」が上下に合体しています。


お参りすると、それぞれ全くムードのちがう五條さんと花園さんが階段でつながっていて、のぼったり降りたりして異空間を往来できるのが魅力。

五條天神社の鷽さんは封筒に入っていてお姿は見えないので、えいやっと選びます。みんな頭に銀色の紙がはられているのですが、まれに金色の紙を戴く子も入っているんですって。星型のピノ、ならぬ金紙の鷽さん。いかにも真面目そうな神社がふいに見せるその遊び心、好きです。

五條天神社

フォトジェニックな江戸に迷い込む
湯島天満宮

もし時空がねじれるとしたら、こういう場所なんじゃないかと思わせる神社。まぎれもない令和の世なのに、薄いカーテンが重なるように、江戸時代の威勢のいい男女の出入りが景色に混じって見える気がする、ふしぎなスポットです。

晴れた日は参道にはお店が出ているので、1個150円のあげまんじゅうをいくつか買いこんで(1個じゃ終われないおいしさなのです)境内で食べて、道真公にご挨拶をして、撫で牛を撫でて、境内の中にある「笹塚稲荷神社」とスポーツの神さま・天之手力男神(あめのたぢからおのかみ)を祀った「戸隠神社」にも参拝。帰りはぜひお膝元にある御菓子司「つる瀬」で大福を買ってお土産に。

湯島天神の鷽さんはニョキっとしたスティックタイプの珍しいタイプ。ちょっとお神酒を飲んじゃったような、ポッと赤い顔がかわいい鷽さんです。

湯島天満宮

知る人ぞ知る絶景スポット
牛天神北野神社

ここは見晴らしが最高の天神さん! 後楽園駅のラクーアを背にして歩くこと10分、知るひとぞ知る小さな神社ですが、詣でると非日常が味わえます。鳥居の入り口が異界のはじまり。


薄暗い階段をひたすら登ります。登りきると、そこはもう神社の境内。結ばれたおみくじでモフモフになった白い牛が迎えてくれます。 

鳥居の横には一対の狛犬。さらに鳥居の内側には撫で牛が一対。撫で牛のかわいいところは、みんなに撫でられて角がとれ、テロテロになっているところです。

社殿に向かって左には源頼朝が腰かけたという岩。頼朝さん、こんなところまで来ていたんだ〜。って実はここ、東征中の源頼朝が、菅原道真のお告げと加護に感謝して建てた神社なのです。その帰り道は絶景ですよ。突き抜けるような青空と、眼下に広がる町を見ながら階段をおります。

牛天神北野神社の鷽さんは木箱に入り、ふわふわの紙にくるまれていました。まるまると太って、いかにもラッキーをもたらしてくれそうなお姿です。

⇒ 牛天神北野神社

撫で牛さんも神狐さんもみんなで“じーっ”
平河天満宮

東京メトロ半蔵門駅から徒歩5分、平河天満宮を訪れてまず思うのは「牛、多っ!」。その数なんと5体。境内にはお稲荷さんの社もあって、鳥居をくぐった瞬間、「よう来たのお〜」と迎えてくれる撫で牛さんと神狐さんです。

ビル街の神社なんて風情がない…と思われがちですが、オフィスビルにかこまれているからこそ時刻によって日光をビルに遮られて青い影に覆われたり、ビルの窓に反射した光がゆらめいてまぶしかったり。水に浸かっているような時間もあれば、カラッと眩しい時間もある、変化に富んだ顔を見せてくれるのがオフィス街系神社のいいところ。ここもまさにそんな神社です。

平河天満宮の鷽さんは金の紙を頭にペッタンと貼られて、お目目が大きく、誰が見てもかわいいお顔。おせんべいと一緒に授与されました。今年一年、我が家で一緒に過ごす鷽さんです。

<写真・文>

矢口あやは

ライター・編集・イラストレーター。大阪府生まれ。雑誌やWEB、広告などを中心に活動。得意分野はトラベル、アウトドア、科学、歴史。2013年に自然の豊かなパワースポットに魅せられて巡りはじめ、2020年に一級船舶免許を取得。現在の夢は、離島にある神社&寺社を海から訪ね歩くこと。

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上野毛でアートと建築、パフェや甘いもの散歩 https://tripplanner.jp/topics/3143 Mon, 16 Nov 2020 13:35:23 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=3143 吉田五十八設計の五島美術館、安藤忠雄設計の上野毛駅、クラシカルな教会など、建築的見どころが多い上野毛。 SNS…

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吉田五十八設計の五島美術館、安藤忠雄設計の上野毛駅、クラシカルな教会など、建築的見どころが多い上野毛。
SNSで話題沸騰のアートなパフェや、ファンの多い絶品パイの店、知る人ぞ知るパン屋さんなど、甘い誘惑もいっぱいです。

上野毛駅

駅を降りたときから始まっている、上野毛アートさんぽ。特徴的な外観をした駅舎の設計は世界的建築家、安藤忠雄によるもの。

五島美術館

東京都世田谷区上野毛3−9−25

大井町線、上野毛にある東急グループ創設者、五島慶太のコレクションの展示から始まった美術館。日本と東洋の古美術が充実しており、中でも有名なのは国宝『源氏物語絵巻』『紫式部日記絵巻』。吉田五十六が手がけた建築もすてきです。

カトリック上野毛教会

世田谷の上野毛にある教会。1952年に男子跣足カルメル会により、修道院の付属聖堂として設立されました。建築家の今井兼次氏が設計した和風様式の木造の聖堂。建築敷地内には聖堂のほかに信徒会館と修道院、黙想の家、管区長館があります。

ラトリエ・ア・マ・ファソン

ラトリエ・ア・マ・ファソン
東京都世田谷区上野毛1丁目26−14

パフェの聖地として伝説的存在だった町田の『カフェ中野屋』出身のパフェ職人、森郁磨さんが上野毛にオープンしたパフェの専門店。夢みたいに美しいパフェが、ガーリーな店舗で楽しめます。

ママタルト / MAMATARTE

東京都世田谷区上野毛1-22-17 1F

上野毛に移転した、代官山で人気だったホームメイドパイ専門店。たっぷりフルーツが載ったパイやチーズケーキ、レモンパイなどが並びます。店内にはカフェスペースも。

calme/chemin

東京都世田谷区上野毛1-25-10 1F

東急大井町線上野毛駅近くのお店で雑貨屋さん「calme 」とパン屋さん「chemin」が同居する空間。時間をかけてつくられた天然酵母のパンが並びます。

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うるわしのお屋敷めぐり。丁寧な暮らしに出会える下落合の林芙美子記念館は、東京のミニ京都だった。 https://tripplanner.jp/topics/3112 Fri, 16 Nov 2018 13:11:49 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=3112 いまも読み継がれる名作『放浪記』の著者、林芙美子。終の住処(ついのすみか)となった瀟洒なお屋敷が新宿区にいまも…

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いまも読み継がれる名作『放浪記』の著者、林芙美子。終の住処(ついのすみか)となった瀟洒なお屋敷が新宿区にいまも静かに佇んでいます。昭和のベストセラー作家の暮らしへのこだわりに満ちた、美しい邸宅を写真たっぷりでご紹介します。

「私は宿命的に放浪者である。私は古里を持たない。」と、いまだ読み継がれる名作『放浪記』で綴った作家、林芙美子。

貧しい生い立ちで子どもの頃は住むところを転々としていた彼女が、作家として成功を納めたのち、そのころの傷を癒すかのようにしっかりと根を下ろすべく建てたのが下落合の豪華な邸宅、現「林芙美子記念館」。設計を担当したのは、近代日本建築運動のリーダーの一人であり、ベルリンの建築家ヴァルター・グロピウスの元で学んだ山口文象です。


西武、都営地下鉄の「中井駅」から徒歩7分。味わい深い坂道の入り口に残るかつての林芙美子邸。
正直、貧乏のイメージが大きかった彼女なので、成功したとはいえもう少しこぢんまりした家なのかと想定していたのですが、その大きさにびっくり。……こ、これは完璧に豪邸ではないですか!  なんと敷地面積は300坪もあるのだそう。
玄関前にある、まるで京都の小径に迷い込んだような、風情ある坂道と階段もすてき。新宿区内にいるのを忘れる景色です。

坂の上から芙美子邸を見下ろすとこんな感じ。かつてアーティストが多く住む芸術村でもあった下落合界隈には、風情ある坂道がいっぱいあって、ああ絵になる場所でもあったんだろうなぁと実感。

さて、大人150円という驚きの低価格の入館料を支払い、さっそくお邪魔します。

ちなみに、いま入り口になっているこちらはかつての「勝手口」。お客様向けの玄関は、今は外から閉じられていますが、入館後には見学できるので見落とさないように。門から玄関まで孟宗竹の茂みに囲まれた、まるで京都の老舗料亭のようなそれは素晴らしいアプローチです。

ふたつの建物を繋ぎ合わせた形になっていて、 今どきの離れのある高級旅館みたいでおしゃれ!などと感心しましたが、実はこれ、当時の建築規制をかいくぐるためのアイデア。この家が建てられた昭和16年頃は、住宅は一棟あたり30坪の建坪制限があり(贅沢は敵な時代ですものね…)、なかなかこれぐらいの規模の豪邸は建てられなかったそう。夫で画家の緑敏名義の住宅と、芙美子名義のものを分けて建て、そのあとつなぎ合わせることで規制をクリアしたのだとか。自由に生きた芙美子ならではのかっこいいルール破りですね。


どこからどう眺めても端正でため息がでるような美しい和風建築。宮大工を祖父にもち数寄屋風の建築を得意とした山口文象が手がけた、貴重な現存する住宅です。芙美子は家を建てるにあたり、200冊もの建築関連書籍を買い求め、自ら設計図をしたため、大工らとともに京都まで民家を見学にいくなどそれは熱心だったそう。文章にもみなぎってますが、すべてにおいて美意識の高い人だったのだろうなぁ。

外観が美しいだけでなく、インテリアもすてきなので要チェック。家具はほとんどが作り付け、台所は今で言うシステムキッチン、戦時中にもかかわらずトイレは水洗、調度品にもじゅうぶんにお金がかけられています。贅沢は敵? 成功した女流作家の家だ、文句あるか!的な芙美子の啖呵が聞こえてくるようで、ちょっと痛快。

布団を入れていたという押し入れには、大工に命じてインド更紗を貼らせています。クールでシャープなインテリアの中に紛れ込ませた、女流作家の邸宅らしい華やかなひとこま。

芙美子が最も大切にしたコンセプトは「東西南北風の吹き抜ける家」。大きく開いた縁側と北側の大きな窓で、しっかりと風が抜けています。

この変幻自在に大きさが変わるちゃぶ台は芙美子の特注品。グッドアイデア!

日当りが良く気持ちのよい部屋はすべて家族用で、客間にはお金をかけないのが信条だったとか。原稿を取りに来た編集者たちは暗く寒い北向きの部屋で待たされたそうです(ただし、お気に入りの編集者だけは日の当たる部屋へ案内したそうで、ちょっと怖い〜)。


人造石の磨き込まれた流し台に作り付けの食器棚が今でもじゅうぶんすてき! 台所も芙美子がお金をかけると決めた場所。水回りにこだわるっていかにも女性らしいですよね。

家の中にある照明はほとんど新しいものですが、こちらの照明は建築当時のものだとか。すごーーーく高いものらしいですよ。丁寧な細工がすばらしい。

こちらは元は納戸だったという仕事部屋。こんな豪華な家に住んでいるのに実はここにいることが多かったという芙美子。実際は椅子の後ろに万年床を敷いて、書いては眠り書いては眠りの日々。仕事を断らず、信じられない量の連載を抱えていた彼女の早すぎる死は過労のためとも言われています。窓の外の美しい庭を眺めるのが癒しのひとときだったのでしょうね。

林芙美子記念館のすばらしいところは、ボランティアガイドさんに丁寧に解説していただきながら見学ができること。私が訪れたときは時間がなかったので15分くらいでざっと見せてもらいましたが、丁寧なときは1時間もかけて案内してくださるそうですよ(ボランティアガイドの情報は公式サイトで御確認を)。
個人的には「ここは新宿区のミニ京都だ!」と思った麗しのお屋敷。よく晴れた休日など、ぶらりおでかけしてみては?

林芙美子記念館

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桜新町ならではの手みやげやお土産ならこれ!個性派おやつをご紹介 https://tripplanner.jp/topics/2030 Wed, 08 Nov 2017 12:12:46 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2030 長谷川町子美術館がありサザエさんの街として知られる田園都市線の桜新町。ぶらり訪れたならぜひ買って帰りたい、この…

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長谷川町子美術館がありサザエさんの街として知られる田園都市線の桜新町。ぶらり訪れたならぜひ買って帰りたい、この町ならではの名物おやつをご紹介。
わざわざ訪れたい名店ばかりですよ。

タケノとおはぎ 世田谷本店

東京都世田谷区用賀3丁目5−6 アーニ出版ビル1階 公式サイト
桜新町にある、レモンとココナツ、ナッツ、麻の実ときなこ、くりとラム酒など、季節おりおりの創作メニューも楽しみなおはぎ専門店。もちろんこしあんなどの定番もスタンバイしています。小さめのおはぎは5つ以上買うと、かわいい木箱に入れてもらえてとってもフォトジェニック。カラフルなおはぎの詰め合わせは手みやげにしたら喜ばれそう。
創作おはぎも甘さ控えめでさっぱりとしてとっても美味しいです。

洋菓子ヴィヨン

東京都世田谷区桜新町2−8−4  公式サイト

桜新町の駅前にある、バウムクーヘンで有名な1965年創業の洋菓子店。大竹しのぶさんもこのお店のケーキが大好物だそう。ドイツ農業協会が主催するコンテストで金賞を受賞したバウムクーヘンは“水なし”で食べられるしっとり感でサイズもいろいろ。
いちばんオーソドックスなバウムクーヘンは香り豊かで、コーティングされたお砂糖の甘みもしっかりしていてどんな世代にも愛される美味しさ。

パティスリービガロー

東京都世田谷区桜新町1丁目15−22 公式サイト

桜新町のサザエさん通りにある、ヨーロッパで修行後、田園調布レピドールでシェフ・パティシエを務めた石井亮さんがオーナーシェフのフランス菓子店。このお店の名物のひとつが、フランスのVIRON社の小麦粉と発酵バターを使ったこだわりのフィナンシェ。中にはイートインスペーズもあります。

プラチノ 桜新町店

東京都世田谷区新町2丁目35−16 公式サイト

テレビや雑誌で有名な、ふわっふわの純白のチーズムース「アンジュ」が名物の、桜新町駅前にあるパティスリー。本店は上町にあります。あのタイプのチーズムースでは元祖とも言えるお店で、もはや老舗。喫茶室も併設しています。

東京農業大学 生活協同組合

東京都世田谷区桜丘1丁目1−1

桜新町からは20分くらい歩くけど、東京農大の世田谷キャンパス内にある生協は一般客も利用OK。ビタミンCたっぷりの「カムカムドリンク」やエミューの生どら焼きなど、農大が開発した商品を買うことが出来る。近くにある「食と農の博物館」のカフェエリアでも、農大ブランドの味噌やお菓子等一部販売もあるので両方チェックしてみて。

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心ときめく白金台でアート鑑賞&かわいくておしゃれなお店めぐり https://tripplanner.jp/topics/2021 Wed, 08 Nov 2017 11:20:21 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2021 東京都庭園美術館や6万坪の広さを誇る「都心の里山」自然教育園などがあり、自然散策も楽しめる白金。 森林浴やアー…

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東京都庭園美術館や6万坪の広さを誇る「都心の里山」自然教育園などがあり、自然散策も楽しめる白金。
森林浴やアートスポットめぐりと、ぜひ楽しみたいショッピングスポットをご紹介。丁寧に選ばれたもの、ここでしか買えない名物お菓子等を探してプラチナ通りを中心に歩いてみるコースです。

東京都庭園美術館

東京都港区白金台5丁目21−9 公式サイト

白金台にある「幻の建築」「アール・デコの美術品」と呼ばれる建築もすばらしい美術館。

ルネ・ラリックやアンリ・ラパンなど20世紀初頭に活躍したフランスの名匠たちが手がけた美しいインテリアで有名。アドバイザーに現代美術家の杉本博司さんを起用した新しいホワイト・キューブの展示室や、カフェとショップも。

ビオトープ / BIOTOP

東京都港区白金台4丁目6−44  公式サイト

白金のプラチナ通り沿いにあるボタニカルショップやカフェ&レストランも併設しているライフスタイルショップ。ナチュラルコスメや雑貨のほか、ファッションなども揃う素敵なお店。大阪にも二号店がオープンしています。

アーヴィング プレイス (irving place)

東京都港区白金台4-6-44 BIOTOP 3F

白金台のプラチナ通り沿い、ライフスタイルショップBiotopの上にあるカフェ&レストラン。ガラスばりの明るい店内にはソファ席もあり、ゆったりのんびり過ごすことができます。グリーンいっぱいのテラス席では、プラチナ通りの銀杏並木を眺めながらお茶が楽しめますよ。

ショコラティエ エリカ

東京都港区白金台4−6−43 公式サイト

宝石のようなチョコレートがうつくしい、1982年にオープンした白金台の老舗。つねに数十種類のトリュフやピュアチョコレート、バーなどがショーケースを彩ります。併設されたカフェスペースのガラス張りの窓からはプラチナ通りの銀杏並木も楽しめます。

haaz(ハーズ)

東京都港区白金台4丁目7−12  公式サイト

白金台の駅すぐ近くにある、オリジナル家具や雑貨を扱う工房併設のインテリアショップ。隠れ家のような小径にそっと佇む小さなお店には、丁寧に作られた素敵なものがいっぱいです。

カフェ ラ・ボエム 白金

 
東京都港区白金台4-19-17 1F・2F 公式サイト

白金台のプラチナ通りにある、1998年オープンのもはや老舗のカジュアルレストラン。広々としたテラス席もあり、銀杏並木の眺めを楽しみながらお茶やお食事、お酒なんかが楽しめます

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穴場のお屋敷さんぽ、世田谷の小坂順造邸にはコネタがいっぱい! https://tripplanner.jp/topics/2102 Tue, 13 Dec 2016 16:54:51 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2102 観光名所になるほどの超有名なお屋敷ではないからこそ、ありのまま残っていて昭和の文化史博物館のようになっている世…

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観光名所になるほどの超有名なお屋敷ではないからこそ、ありのまま残っていて昭和の文化史博物館のようになっている世田谷の隠れスポット、旧小坂邸。写真撮影OKで無料のガイドもしてもらえる、建築好きにもおすすめの穴場をご紹介します。

「深沢よりすごいのは岡本。岡本ってエリアにはいわゆる最寄駅が存在しないわけですけど、岡本に住んでる人たちはそもそも電車になんて乗りませんね。」(『TOmagazine 世田谷区特集号(世田谷感100 上編)』)と、世田谷出身の評論家、坪内祐三さんが対談の中で、「高級住宅街と言われる世田谷の中でも屈指」として語っている岡本。

お屋敷好きがこじれて、高級住宅街ウォッチングが趣味になってしまった私としては、以前から気になっていたエリアのひとつです。

岡本のお屋敷のひとつ、演劇人にとって憧れの「無名塾」。こんなお屋敷がずらりと並ぶ圧巻の高級住宅街です。

二子玉川からも用賀からも歩いて20分以上かかる岡本エリアは、多摩川の流れに削り取られて作られた眺めの良い崖の上にあり、かつては岩崎久彌(三菱財閥3代目総帥)や鮎川義介(日産コンツェルン創始者)、久原房之介(日立製作所創業者)などの財界の大物たちが別荘を構えていたという歴史があるまち。

そんな華麗な別荘地だったころの歴史を今に伝えるのが、無料で見学できる「旧小坂家住宅」(現在は「せたよん」として地域に根ざした交流の場になっています)。政財界の別邸で現存する唯一のもので、この地区の文化史的にも価値のあるお屋敷です。

小坂順造は衆議院議員や日本発送電総裁などを務めた政治家、実業家(1881年〜1960年)。
こちらのお屋敷は昭和12年に別邸として建てられ、当時の流行の古民家風のアレンジを加えていたり、和洋折衷の洋室があったり、さすが電力関係の重鎮とあって、戦前なのにセントラルヒーティングだったりと、日本の建築史的にも価値の高いものになっています。戦争中、横山大観が3ヶ月ほど上野から避難して暮らしていたというエピソードも。

このお屋敷が良いのは、ボランティアガイドさんがいて、声をかければ解説付きで見学ができること。素人が何気なく見ていると気づかないコネタ、というか建築史、文化史に触れられるので絶対にガイドさんに色々教えてもらうのがおすすめです。

玄関を入ってすぐに目に入るのが、日本家屋ならではのさっぱりとした茶の間と居間。


入側で使われている縁桁(えんげた)には、10メートル以上の1本ものの京都北山杉の磨き丸太が使われています。

茶の間と居間の間にある桐の一枚板に描かれているのは「五三の桐」。皇室・朝廷の副紋として五七の桐がよく使われているように、桐はとても格式の高い文様。

玄関脇には茶室も。家の主人が出入りするための「火灯口」(かとうぐち)があります。

こちらは茶室横の書斎。マントルピースの上の丸い金色のくぼみには仏像があったそうで、まさに和洋折衷。

このお屋敷の特徴は「雁行型」(がんこうがた)といって、建物が斜めに並んでいるそうなんですが、その建築様式を確認できるポイントがこの書斎の窓からの眺め。確かに建物がジグザグを描き平行になっているのがわかりますね。

住み込みの女中さんが二人いたという小坂邸。昭和12年なのに各部屋からブザーを鳴らして呼ぶ仕組みになっていたそうで、ハイカラというか最先端の住宅だったのですね。さすが電力界の大物のお屋敷。

そしてこちらは更衣室。いまでいうウォークインクロゼットになっていてすごい、と思いつつも、昔ながらの桐ダンスや鏡台の素朴な佇まいにちょっとホッとします。

と、ほっこりしてたら、この鏡台もわりとお値打ちもので、1934年に日本初のクリスタルガラス専門工場として誕生し皇室御用達でもあったKAGAMIの特注品なんだとか。小坂家の家紋が掘られています。やっぱりいちいち立派ですね……ホッとしている場合か。

そして、一番奥には洋室の寝室とサンルーム。真鍮のシャンデリアに、格子模様のガラスはステンドグラスだそう。

このソファに座ってぼんやりしてると時を忘れますね……。

元は別邸(別荘)だったこのお屋敷は、渋谷の金王町にあった住居が戦争で焼けてからは、小坂家の住居となり、小坂順造死後も奥様が暮らしていたそうで、ステレオなどが残されています。

このステレオは昭和39年に日本橋の高島屋で奥様が購入されたもので、レシートも残っています。昔のお金持ちの家にこういうの、ありましたよね。中にしまわれているLPレコードもなかなかレトロでいい感じでした。

こちらのストーブもアンティークですてき!と思ったのですが、実はこれ小坂家のものではなく、お近くの岩崎邸で使われていたものなんだそう。世田谷区の文化財になってから、捨てるにしのびなくてこのお屋敷に運び込まれ飾られているそうです。

この小坂邸は敷地が2800坪もあり、崖の地形を生かした高低差のあるひろびろとした庭園も見どころ。昭和の暮らしを体感できる建築ウォッチングを楽しんだら、ぜひお庭も散策してみましょう。

坂を下ります。

どんどん下ります。結構な坂道です。

人んちの庭ということを忘れさせる広さ。なんというか、完全に林です。かつてこのあたりはいちめん雑木林だったそうですが、その頃の風景はこんな感じだったのだろうなぁと思いつつ、深呼吸。

立派な竹林もあります。

大充実の無料で楽しめるお屋敷を訪れれば、戦前の世田谷の別邸文化をよりいっそう味わえるはず。休日に混雑を避けてぶらり歩いてみてはいかがでしょうか?

せたよん

東京都瀬田四丁目41-21  公式サイト

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