ラトビアに関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/ラトビア 少し違う旅のアイデア Wed, 16 Aug 2023 01:24:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.1 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png ラトビアに関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/ラトビア 32 32 お国によってこんなに違う! ヨーロッパの「アール・ヌーヴォー建築」 https://tripplanner.jp/topics/2628 Sun, 23 Sep 2018 21:01:27 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2628 日本で”アール・ヌーヴォー”というと、パリで活躍したミュシャの絵とか、エミール・ガレの…

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日本で”アール・ヌーヴォー”というと、パリで活躍したミュシャの絵とか、エミール・ガレのランプとか、ルネ・ラリックのガラス工芸とか、フランスの香りがするロマンティックで華麗な何かを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。はい、私もそうでした。

Wikipediaの説明文にも冒頭に「花や植物などの有機的なモチーフ」などと書かれていますしね。

実際、パリに行けばご覧のような、想像していたとおりのアール・ヌーヴォー空間が今もカフェやレストランとして現役で活躍しています。

こちらは、パリの地下鉄のエントランスなどで知られるエクトール・ギマールによる「カステル・ベランジェ」。パリで最初のアール・ヌーヴォー建築と言われているとか。ロマンティックな佇まいで今見てもすてきですねぇ……(※建築当初はものすごく批判されたみたいですけど)。

でも。

何度かヨーロッパに足を運ぶうちに、少女の頃の夢みたいな華麗な空間だけがアール・ヌーヴォーではないのだ、と気づき始めます。

たとえば、パリのアール・ヌーヴォーにだって、こんな変化球が。


取っ手がトカゲという、子どもが泣きそうなドアの真上に女の生首!   趣味が悪い…とさえ感じてしまいますが、これ、実はパリの名建築のひとつ。ギマールと並び、アール・ヌーヴォー建築家として著名なジュール・ラヴィロットによる1901年の代表作「ラップ通りの集合住宅」の入り口なんです。

でもまぁ、ちょっとズレてはいるものの、まだ私の中の「アール・ヌーヴォー」観を覆すほどではありません。

それが、ウィーンに来るとこうなります。

植物のような、曲線で有機的な……みたいな概念からずいぶん離れてきました。こちらも建築的には名作中の名作、ウィーンを代表する建築家オットー・ワーグナーによるアム・シュタインホーフ教会。ちなみにドイツ圏では、「アール・ヌーヴォー」ではなく「ユーゲント・シュティール」といいます。

さぁ、どんどん行きましょう。次はベルリン

もう植物のような曲線美とかほとんどなくなってますね。むしろ四角い。ええと、アール・ヌーヴォーとは……。

お次はフィンランドの首都、ヘルシンキ

こちらも名建築、フィンランドの国民的建築家エリエル・サーリネンによる「ヘルシンキ中央駅」。特にちょうちょやお花などは舞っていませんが、立派なアール・ヌーヴォー建築です。

ヘルシンキにはこのほか、(たぶん)無名の建築家によるアール・ヌーヴォー建築がたくさん残っていて、個人的には結構ファン。北欧雑貨を思わせる、かわいいものが多いんですよねぇ(萌え♡)。

「フィンランドのアール・ヌーヴォー」という本が出たら絶対買うのに、といつも思っているのですが、全然出ないみたいで、アール・ヌーヴォー界では、フィンランドの知名度はいまひとつなのかもしれません。

最後に、私がヨーロッパで一番驚いたアール・ヌーヴォー建築をご紹介します。それはバルト三国、ラトビアの首都、リガにある「アール・ヌーヴォー建築群」です。

どーん!

え? 怖い!?

いえいえ、こちらも名作中の名作で、設計を手がけたのは世界的に有名な……映画監督のお父さんです!

『戦艦ポチョムキン』などで知られ、モンタージュ理論を確立したことで映画史にその名を残すセルゲイ・エイゼンシュテインの父は建築家のミハイル・エイゼンシュテイン。世界的な映画監督の父親の感性も、やっぱり半端なかったのですね。

そんな彼の一風変わった建物を含む、リガ独特のアール・ヌーヴォー建築が街の一角を埋め尽くすという空前絶後の不思議スポット。もう冒頭でご紹介したパリのアール・ヌーヴォーが思い出せなくなるほど、私達は遠くへ来てしまったようです。

知れば知るほど、アール・ヌーヴォーがよくわからなくなりますが、言葉の意味としては、フランス語で「新しい芸術」ぐらいなんですよね。ヨーロッパ各地で好き放題(?)やって全然足並み揃ってなくても、これでいいのかもしれません。

ヨーロッパで楽しむ、国ごとに特色のあるアール・ヌーヴォー建築ウォッチング。個人的にはとってもおすすめなアクティビティの一つですよ。

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雑貨好きの女性たちに人気上昇中、ラトビアの魅力とは? ラトビア政府観光局日本代表に聞いた。 https://tripplanner.jp/topics/1849 Wed, 06 Nov 2013 09:55:50 +0000 https://tripplanner.jp/?p=1849 かわいいミトンなど手仕事の逸品で知られる国の、華麗な一面などを、ラトビア政府観光局日本代表 能登重好さんにいろ…

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かわいいミトンなど手仕事の逸品で知られる国の、華麗な一面などを、ラトビア政府観光局日本代表 能登重好さんにいろいろ教えていただきました。※情報は2013年取材時のものです。

ーーバルト三国って、旅慣れた人がヨーロッパも見尽くしてから行くような、ちょっと通好みの旅先という印象があって、特に若い女性にはあまりなじみがないのかな、と思ってたのですが、昨年は、雑誌『フィガロ』で特集されたり、書籍『ラトビアの手編みミトン』が出たりと、じわじわ人気が高まっている印象がありますね。

特にラトビアの手仕事、ハンドクラフトが注目を集めていて、国としてもPRに力を入れています。手編みのかごやリネン、琥珀のジュエリーなどのほか、日本ではミトン(手袋)などのニット類が雑貨好きの方に人気ですね。 ラトビアのミトンは地域によって特徴ある紋様があり、その柄で出身地がわかるほどで、500ページくらいの本一冊になるくらい多様です。

ーーラトビアのミトン、本当に可愛いですよね。可愛いだけでなく、長寿や古の知恵など、神話や歴史にまつわる意味もあって、奥深いなぁ、と思いました。

ラトビアでは、年に2回ハンドクラフトのお祭りがあり、特に6月第一週週末に行われるグランドフェア(民芸市)はその規模の大きさで知られています。リガから車で30分程度のユグラ湖畔にあるラトビア野外民俗博物館で行われるのですが、伝統工芸の担い手たちが2000人ほど集まり、かごやリネン、民族衣装などを売っています。 これは雑貨や手仕事が好きな人にとてもおすすめですよ。

ユグラ湖畔は年に2回、ラトビアの伝統工芸の担い手たちが2000人ほど集まり、かごやリネン、民族衣装などを販売する民芸市(ハンドクラフトのお祭り)が行われるラトビア野外民俗博物館がある町(MAP)。この博物館は、夏の週末には古代の生活を農場で再現したりと色々なイベントやお祭りがあり、冬は、 そり滑りや氷上フィッシングも体験できます。

ーーもう一日中居れますね(笑)。

一日じゃ足りないかもしれません。買い付けに来ている人もたくさんいます。夏はラトビアの旅のベストシーズンなので、ぜひこの時期に訪れてほしいですね。

ーー雑貨以外で、女性におすすめのトピックスというと?

ラトビアのリガは、都市としての歴史も長く、クラシックで華麗なヨーロッパらしい場所。街そのものが骨董品のように古いまま残っていて、世界遺産にも登録されている古都です。ヨーロッパの人たちにとっては、プラハやブタペストを旅行するのと同じ感覚で行く場所なんですよ。

ーー日本で言えば、京都のような観光地でしょうか。去年の年末USATODAYが発表した「ヨーロッパの綺麗な街」の1位にも、ラトビアのリガが選ばれていました。


ブラックヘッド会館 / House of Blackheads。14世紀、未婚の外国商人のギルド(組合)の建物で、第二次対戦で破壊、今の美しい建築は2000年に再建されたもの。正面玄関の時計には、「ハンブルク」「リューベック」「ブレーメン」「リガ」4つのハンザ都市の紋章が描かれている。周囲にはかわいい雑貨やミトンのお店なども。
目の前の「市庁舎広場」は、冬はクリスマス・マーケットの会場にも。

中世のリガはハンザ同盟に加盟していた貿易都市でもあり、その頃の建築が今も残っています。
また、自然崇拝、多神教など、日本の神道と共通点も多いラトビア神道に加え、カソリック、ルーテル派、ロシア正教、ユダヤ教、アルメニア教会といった数多くの信仰が共存する珍しい国で、スウェーデン、ポーランド、ロシアなどに占領された複雑な歴史が生んだ、多様性も魅力です。それらの文化的多様性を背景に、木造、ルネッサンス、バロック、クラシック、アール・ヌーヴォー様式など、さまざまなスタイルの建築も同居しているので、建築をテーマに歩くのも良いですよ。

モンタージュ理論を確立しその名を映画史に刻んだ巨匠セルゲイ・エイゼンシュテインの父、建築家のミハイル・エイゼンシュテインが手がけたビル。巨大な頭部が二つ張り付き、目の覚めるようなブルー、機械を思わせる幾何学的なデザインなど、とても印象的。エイゼンシュテインは当時「気の狂ったケーキ屋」と言われたそうですが、当時の人の驚愕もわからないではないかも。リガ屈指の観光スポットである「ユーゲントシュティール建築群」にあります。隣にあるベージュのビルもエイゼンシュテイン作なのであわせて鑑賞したい。

あとは、食べ物もおいしい。リガは約70万人の都市ですがその規模にしては五つ星レストランの数が多く、しかも物価が安いので、他国と比べればリーズナブルに高級感たっぷりの食事を楽しめます。

また、これは観光のトピックスではないのですが、実はロマンティックなウェディングもおすすめなんですよ。 リガ市内にある五つ星ホテルが郊外に所有するマナーハウスを、家族や親戚、友人等で一棟借り切って結婚式をするラトビア人も多いのですが、たとえば10室20名とかで泊まっても宿泊費が一棟20万くらいだったりします。しかも、リガにある五つ星ホテルからバトラーが10人位来る。もちろん他に食事代などもかかりますが、その豪華さ、特別な雰囲気でこの金額はかなりリーズナブルだと思います。

ーーそれはとてもロマンティックですね。今後ラトビアで挙式する日本人も増えるかも?

まぁ、挙式はそんなに機会はないと思うのですが、リガのような瀟洒な建築が集まる華やかな都市部と、周囲ののどかな田園風景とのコントラストもラトビアの魅力なので、ぜひ郊外も回っていただきたいですね。 たとえば、地方都市バウスカにあるルンダーレ宮殿は、あのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館と同じ建築家が手がけたバロック-ロココ様式建築の傑作。本格的なフランス庭園もあり、一日過ごせる人気の観光地です。

サンクトブルグにあるエルミタージュ美術館そっくりと言われるルンダーレ宮殿。似ているのは、同じ建築家が手がけたから。2階建ての宮殿には138の部屋があり、博物館や美術館も兼ねているので、ぜひ一日かけてゆっくり過ごしたい。

 

また、リガ近郊のアグロナは毎年8月の巡礼祭には数万人の人が集まるローマカトリックの聖地ですし、トゥライダ博物館保護区は中世のお城が残る美しい渓谷です。


「トゥライダ」は、古代住民リボニア人の言葉で「神の庭」という意味。リガからおよそ50kmのところにあり、渓谷と古城の風景のほか、ラトビアで最も古い木造建築の教会のひとつ「トゥライダ教会」なども見所。自然豊かな場所には遊歩道もあり、ハイキングも楽しめる。⇒ 地図

ーーいま日本でも人気の竹田城っぽい山城!

ここは三つの丘にそれぞれお城があって、昔はよく戦争をしてたそうで、その歴史も含めて、地域まるごと博物館みたいにしてしまっているのです。リガからは約50キロと近いのでツアーバスや電車でも行くことができます。

ーーヨーロッパの古城も女性に人気のテーマですよね。ラトビアの魅力は尽きないので、残りはぜひトリッププランで教えてください。今日はどうもありがとうございました。(※情報は2013年11月時点のものです。)

 

ラトビア政府観光局日本代表 能登重好さん
大学卒業後、某旅行会社に入社、1993年にフィンランド政府観光局に転じて以来、20年以上にわたりフィンランドのプロモーションに携わる。フィンランド政府観光局代表の仕事に従事する傍ら、2012年よりラトビア政府観光局の代表を兼任。

http://www.latvia.travel/ja

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