ホテルに関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/ホテル 少し違う旅のアイデア Thu, 05 Feb 2026 05:22:54 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.4 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png ホテルに関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/ホテル 32 32 熱海の喧噪を忘れる絶景ホテル。ソラトニワ熱海伊豆山に行ってきた https://tripplanner.jp/topics/5803 Tue, 21 Oct 2025 11:25:40 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5803 2025年10月1日、熱海・伊豆山の高台に佇む「ゆとりろ熱海」が「ソラトニワ熱海伊豆山」として新たに生まれ変わ…

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2025年10月1日、熱海・伊豆山の高台に佇む「ゆとりろ熱海」が「ソラトニワ熱海伊豆山」として新たに生まれ変わりました。約1年間の改装を経て、全33室すべてがリニューアル。今回は、ご縁がありオープン直前に試泊体験してきました。

訪れてみると、熱海駅周辺の賑わいとは別世界。山の上ならではの静かで美しい空間が広がっていました。

テーマは「A Timeless Journey (タイムレスジャーニー)」生まれ変わったソラトニワ熱海伊豆山

JR熱海駅から無料送迎バス(事前予約制)で駅からおよそ20分。急な坂を上り続けると、伊豆山の頂上近くという立地にソラトニワ熱海伊豆山があります。

「ソラトニワ」という屋号には、”広がる空、ゆれる海、そびえる山、そして根を張る庭。移ろう季節とともに、風景は表情を変えても、時代が変わっても、この風景と心は変わらない”という想いが込められているといいます。「柔らかな音の響き」を意識したネーミングで、伊豆山の魅力をわかりやすく伝えることを目指しているそうです。

施設のテーマは「A Timeless Journey (タイムレスジャーニー)」。熱海のレトロ性と先進性の両立を意図したコンセプトで、古き良き熱海の歴史をリスペクトしながらも、今の時代にあったスタイルを追求していました。

写真映えするスポットがいっぱい。五感を刺激する館内

・ロビー:窓から広がる海の絶景

館内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが大きな窓から見える相模湾の絶景です。これだけで、テンションがあがってしまいます! さらに、ヒノキ、ジュニパー、ラベンダーを調合したという、オリジナルの香りにも包まれてうっとり。視覚も嗅覚も刺激されます。

ロビーとつながる足湯カフェは、相模湾と豊かな緑の絶景パノラマビューを眺めながら、足元からじんわりと温まることができます。タオルの貸し出しもありました。

チェックイン後のお楽しみは、ここでいただけるウェルカムアフタヌーンティー。抹茶のシフォンケーキ、わらび餅、いちごのマカロン、生クリーム大福など、一口サイズの色とりどりのスイーツが並びます。足湯に浸かりながら、目の前に広がる海を眺め、甘いものをいただく…という贅沢な時間を過ごせました。

本来は朝も日の出を楽しめるスポットなのですが、残念ながら試泊当日は悪天候で、朝日を見ることはできませんでした。晴れた日には、オレンジ色に染まる空と海のグラデーションが美しいそうですよ。

・フォトテラス:幻想的な夜のライトアップ

今回のリニューアルで新設されたフォトテラスも、ホテルの見どころの一つ。緑あふれる開放的な空間です。以前は「本当に何もなくて木が生えているだけだった」場所を、撮影スポットとして整備したとのこと。

日没後のライトアップが特に素敵で、テラスの下から炎が立ち上る演出も。スタッフの方によると、撮影のおすすめ時刻は黄昏時。木々のシルエットもしっかり写る時間帯だそうです。ベストな時間をスタッフの方にきいて、ぜひ写真撮影を楽しんで。

・大浴場:サウナとアメニティも充実

大浴場は、男女ともに露天風呂付きの同じ構造で、伊豆山温泉の「硫酸塩泉」を楽しめます。古くから湯治の地として愛されてきた温泉で、美肌効果のある弱アルカリ性のお湯です。広々とした空間は、気持ちいい!

サウナはMETOS監修の暗闇の瞑想サウナで、ロウリュや頭上から降り注ぐ打たせ水、水風呂など、極上のととのい体験ができます。

そしてちょっぴり嬉しかったのが、脱衣所に用意されたアイスとヤクルトのサービス。お風呂上がりのヤクルトは格別。マッサージチェアも2台設置されており、自由に使えますよ。

サウナも楽しめる客室も。スイーツからコンフォートまで一挙紹介

館内ツアーでは、いくつかの客室タイプを見学しました。全室に異なる写真作品が掲示されており、熱海の海や朝日をイメージした色調で統一されています。2階から4階にわたり、30点以上の作品が展示されているそうです。

・オーシャンビューコンフォート/オーシャンビュージャパニーズルーム

最も室数が多いのが「オーシャンビューコンフォート」(13室)。セミダブルサイズのシモンズベッドを2台配した洋室タイプで、定員は3名です。窓からは相模湾を一望でき、特に晴れた日は初島も見えるそうです。

和室タイプの「オーシャンビュージャパニーズルーム」は、和室8畳にセミダブルサイズのベッド2台を設置したお部屋。最大5名まで宿泊可能で、女子旅やグループ旅行に人気とのこと。どちらのお部屋も落ち着いた雰囲気でした。

・サウナ+露天風呂付デラックステラス「T01」(ティーゼロイチ))

テラスに専用のバレルサウナ(2名定員)とジャグジー付きの露天風呂を設置したお部屋です。3室あり、上層階は眺望がありますが、下層の「T01」(ティーゼロイチ)など一部は眺望がないタイプもあります。お部屋の露天風呂は温泉ではありませんが、プライベートな空間でゆっくりと過ごせます。

・ジュニアスイート

セミダブルサイズのシモンズベッドを2台配した洋室タイプ。14平米のテラスには3名でも入れるバレルサウナと、露天風呂・整い椅子を設置しています。お部屋からの眺望も素晴らしく、サウナ好きにはたまらない客室です。

・プレミアムスイート

上から2番目のスイートルームで、定員4名のお部屋です。23平米の広々としたテラスには、4名でもゆったり入れるバレルサウナと露天風呂、整い椅子を完備。浴槽に水を張って冷やすこともできるそうです。

120インチの3in1プロジェクターも完備されており、大画面での映画鑑賞や推し活利用にも対応可能です。オーシャンビューが自慢のお部屋で、贅沢な滞在を楽しめます。

・ラグジュアリースイート

最上級のスイートルームは、定員6名の広々としたお部屋。22平米のテラスには4名でも広々入れるバレルサウナと露天風呂、整い椅子を設置しています。120インチのプロジェクターも完備で、グループでの宿泊にも最適です。夜通し大人数でも楽しめそうなお部屋でした!

滞在に欠かせない食。夕飯後の別腹も堪能

ソラトニワでは、3ヶ月ごとにメニューを変更し、季節を意識したお料理を提供しています。特に前菜には力を入れているとのことでした。

試泊当日の夜に用意されていたのは、なんと「熱海最上級コース」! 一品一品丁寧に説明していただきながら、ゆっくりと味わうことができました。

どのお食事も季節を感じさせてくれたのですが、感動したのは〆のスイーツ「丹那ミルクプリン キャラメルコーヒーシロップ」!。地元・丹那の濃厚なミルクを使ったプリンは、なめらかで優しい甘さ。そこにキャラメルコーヒーシロップを加えたときの味変が、たまらなくおいしいんです。キャラメルと珈琲の独特の苦みが別のスイーツにしてしまったかのよう。またぜひ食べたい一品でした。

また、お食事のコースには飲み放題も含まれています。スパークリングワインやビール、日本酒、梅酒など、種類豊富なドリンクを楽しめます。静岡の地酒も揃っており、お料理との相性も抜群でしたよ。

さらに同じ会場で提供された朝食も魅力的! 地元の食材を生かした和朝食には、自家製スムージーや土鍋ご飯、静岡県産地養卵と特製出汁醤油、真鯛の刺身など、健康にも良さそうなラインナップ。優しく上質な味わいのおかずに加え、ご飯がおいしすぎて、ついついおかわりしてしまうほどでした。

・夕食後の別腹。〆パフェで特別な一日を

夕飯でもスイーツがありましたが、〆パフェは別腹ですよね。21時から22時の間、Barでは、食後でも無理なく食べられるミニサイズの〆パフェが提供されていました。ゆっくりお部屋で楽しむのもおすすめですよ。

日常を忘れられる空間。美しい景色とともに過ごすホテル

ソラトニワ熱海伊豆山は、熱海の喧噪から離れ、静かな高台で、相模湾の絶景を独り占めできる特別な場所。

絶景や香りに加え、ゾーン別・時間帯別に異なるBGMが流れているなど、五感すべてで「タイムレス」な空間を体験できました。「柔らかな音の響き」という屋号の通り、心地よく穏やかな時間のなかで、熱海の新しい魅力を発見できる素敵な宿でした。

施設概要
ソラトニワ熱海伊豆山
住所:〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山1173-534
電話:0570-055-666
公式サイト:https://soratoniwa-atami.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/soratoniwa_atami/

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ドロミテへハイキング旅行ならどこに泊まるべき? 選んでよかった、かわいい村をご紹介。 https://tripplanner.jp/topics/4559 Wed, 03 Jan 2024 08:00:33 +0000 https://tripplanner.jp/?p=4559 行くのがものすごく大変そうな、ヨーロッパアルプスの至宝、ドロミテ。実は女ひとり旅でも簡単に行けて、しかも公共交…

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行くのがものすごく大変そうな、ヨーロッパアルプスの至宝、ドロミテ。実は女ひとり旅でも簡単に行けて、しかも公共交通機関だけでも十分楽しめる、ということを綴った一連の記事が意外と読まれているので、調子に乗ってまだまだ書く。

■宿泊地選びは、何を見たいかを先に決めるべし

イタリアのドロミテ・トレッキング、女ひとりで公共交通機関だけで行けますか?」という記事にも書いたけど、ドロミテと呼ばれるエリアは実はむちゃくちゃ広く、どこに泊まるか考える場合は、まずどこに行きたいのか、主要目的地を決める必要がある。日本アルプスでいえば、上高地に行きたいのか、立山なのかによって宿泊地が変わるのと同じである。

ドロミテで有名なスポットといえば、チンクエトッリ(3つの頂、という意味)や、アルペ・ディ・シウジ(シウージ高原/ Alpe di Siusi)、そして絶景スポット、カレッツァ湖などが挙がる。

ドロミテ屈指の絶景スポット、カレッツァ湖
ドロミテ屈指の絶景スポット、カレッツァ湖

チンクエトッリは、ドロミテでいうと東側エリアなので、宿泊地は東の玄関口と言われるコルティナ・ダンペッツォ付近を選ぶのがいいだろう。しかし私が行きたかったのは後のふたつ、アルペ・ディ・シウジやカレッツァ湖だったので。西の玄関口、ボルツァーノあたりのほうが都合がいい。

このあたりはネットでググるだけで簡単に得られる情報である。

しかし、だ。

問題はボルツァーノあたりという抽出条件では、まだまだ広すぎることなのだ。

■ ドロミテの西の玄関口、ボルツァーノに泊まるのはアリか?

ボルツァーノという町は、人口約11万人程度のイタリア北東部にある中都市。ヴェローナから鉄道で1時間半程度で着くので、ミラノやベネチアからでも片道2−3時間といった感じで、アクセスもそれほど悪くない。

ボルツァーノ
ボルツァーノのまちなかの風景

街はそこそこ大きく、オーストリア国境付近ということで歴史的にもドイツ系住民が多く住んでおり、イタリアの都市とはいえど、建築などはまるっきりドイツ風である。そのあたりがユニークだし、ここを拠点にドロミテの各名所へのバスもバンバン出ているので、ハイキング旅行の拠点にするのは悪くないかもしれないが……いかんせん、ちょっと都会すぎるんである。

ボルツァーノ
ボルツァーノの現代美術館

都会と言っても大都会ではないので、見どころもほとんどなく、強いて挙げれば、ボルツァーノ県立考古学博物館(South Tyrol Museum of Archaeology)とMuseionという現代アートの小さな美術館ぐらいである。あとは、勝利の記念碑(Bolzano Victory Monument)というのも見どころの一つらしいが、正直ただの門という印象しかなかった。

ということで、せっかく自然を愛でにこんなところまで来たのに、わざわざこの中途半端な都会にステイしなくてもいいかな……というのが正直な感想だ。

ただし、カレッツァ湖だけ見たいならボルツァーノ泊は全然あり。何しろこの町からバスで40分くらいなのだ。

■ ドロミテにいる実感が持てて、かつそこそこ便利な田舎町とは?

できるだけ自然豊かな場所にステイしたかった私がやったのは、ホテル予約サイトで、エリアを「シウージ高原/ Alpe di Siusi」で検索、出てきた適当な宿を選ぶことだった。しかし、ここでもまた落とし穴があったのである。

それは、シウージ高原でもまだまだ抽出範囲が広すぎるということ。どんだけデカいのよドロミテ!

シウージ高原
シウージ高原の風景。葉祥明の絵みたいですな。

あとから知ったのだが、シウージ高原の中に泊まろうとするとホテルの選択肢はほんのわずかしかない。当たり前だが、基本的には広大な草原地帯で、その景観がウリなんだから、建物なんかバンバン建てるはずもないのだ。

ゆえにシウージ高原を抽出条件にしてホテルを探すと、そこへのアクセスがいい近隣の村々がレコメンドされるのである。シウージ高原へは、バスやケーブルカーを乗り継がないと到達できない距離である。

アテが外れたものの、なりゆきで偶然泊まった宿泊地が、これから紹介するフィエ・アッロ・シーリアル(Fie allo Sciliar ⇒地図)という小さな村。

フィエ・アッロ・シーリアル

見て!この理想的な景色!ドロミテの山どーん! アルプスの少女ハイジみたいなかわいい建物バーン!

しかもこの村にはVöls, Kreisverkehrというバス停がありボルツァーノから夏は30分おきくらいバスがばんばん出ていて、シウージ高原ほかセチェーダ山など人気観光地へのアクセスも至便。ホテルやB&Bがたくさんあるので、レストランやカフェも多く、立派なスーパーマーケットもあり、観光案内所も充実。

この素朴な見た目ながら、なかなかやる子なのである。

観光案内所
バス停の前にある観光案内所。英語OKで、ハイキングルートなどを豊富なパンフレットともに案内してくれる。
 
イタリアだが、完全にドイツな風景。人々の話す言葉も看板もドイツ語である。このあたりの歴史は深掘りすると色々悲しい。
町の中心部からちょっと丘を上がったところにある教会。

徒歩15分くらいで端から端まで歩けるほどの小さな村だが、小高い丘に登れば絶景スポットとして地元民に人気の小さな教会もあり、夕暮れ時は、犬の散歩がてら、赤く染まるドロミテの山を眺めに来る人多数。

このベンチに座ってのんびり夕日を眺めるのが最高。

ちなみにNHKでも特集されたドロミテでしか見られない山が赤く染まる怪奇現象「エンロ・サディラ」は、この地に来たなら体験しておきたいことの一つ。

残念ながら真っ赤とまではいかなかったけど(オーロラのごとく、おいそれとは現れないっぽい)、まぁまぁ赤く染まった山を拝むことはできた。

エンロ・サディラ
エンロ・サディラ…になりかけ?

観光案内所で話を聞くと、この村を拠点にしたハイキングルートも多数あり、湖や古城などのウォッチングも楽しめるそうだ。わざわざシウージ高原までえっちらおっちら行かなくても似たような体験はできたかもしれないと思っている。

教会への道すがら出会ったヤギさんたち

バスに乗ってたっかいケーブルカー料金を払い、混雑する山を歩くよりも、ずっと穴場で楽しそうなフィエ・アッロ・シーリアル付近でのハイキング。次の機会があれば挑戦してみたい。

■ 泊まるべきB&Bはここ!

そして、何と言ってもこの村でのステイを忘れられないものにしてくれたのが、最高すぎるB&B、Hubertusである。

Hubertus

町の中心にあり、いかにも山小屋といった風情もいい。バス停からも3分くらい。すぐ近くにスーパーマーケットやレストランも有り、キッチンを貸してくれるので自炊もできる。

仕事しているのが少し悲しい…。

私が泊まった部屋は、ご覧の通りのマウンテンビューで最高。二人用の部屋を一人で使わせてくれたので広々。ベランダもあり、スーパーで買ってきたビール片手にのんびり風に当たったりもできる。

何より宿のご家族がとにかく親切でフレンドリーなのが良かった。みな英語が話せるので、日本びいきというまだ10代の娘さんとおしゃべりしたのもいい思い出。

そして、朝ごはんが、すごく美味しいのだ。

朝食は希望すれば外で取ることも可能。

やきたてのパンやケーキが並び、
ハムやチーズ、果物なども取り放題。

卵はオムレツや目玉焼きなどをチョイスでき、あつあつでサーブしてくれる。

実は普通に泊まると一泊一部屋4万円くらいする、そこそこ高級なB&Bなのだが、私は直前のキャンセル枠をゲットし一泊90ユーロ程度で泊まる事ができた。予約サイト等でぜひチャンスを狙ってみてほしい。

ということで、個人的にドロミテ旅行のおすすめはこのフィエ・アッロ・シーリアルに決まり!

<関連リンク>

イタリアのドロミテ・トレッキング、女ひとりで公共交通機関だけで行けますか?
歩く難易度は井の頭公園以下? イタリア「ドロミテの宝石」カレッツァ湖で絶景トレッキング。
標高2518m、イタリア・ドロミテの超名所セチェーダ山に登ってきました(ケーブルカーで)

イタリアの記事一覧

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おとぎ話の世界に迷い込もう!南イタリアの世界遺産アルベロベッロ1泊2日の旅、ホテル、レストラン、観光ガイド。 https://tripplanner.jp/topics/4063 Wed, 26 Apr 2023 11:03:05 +0000 https://tripplanner.jp/?p=4063 そのルックスをひと目見ただけで、他に何の情報がなくとも「かわいい!行く!」と思えてしまう、アピール力が強すぎる…

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そのルックスをひと目見ただけで、他に何の情報がなくとも「かわいい!行く!」と思えてしまう、アピール力が強すぎるアルベロベッロ。南イタリア、プーリア州にある、人口1万人ほどの小さな町だ。

この町の写真を最初に見たのはもう25年も前になる。その時からずっと、いつかは行くリストに加えていたフェアリーテイルな世界遺産、ついに念願かなったので、一泊二日の旅を詳細にレポート! おすすめのレストラン、宿、バーリからの行き方もシェアしますぞ。

■ アルベロベッロで観光…さて、何をするべきか。

バスか列車でバーリからアルベロベッロ駅に着くと、あなたは一瞬「あれ…トンガリ屋根のかわいいおうちは…?」とがっかりするかもしれない。まず目に飛び込んでくるのは、こんな「普通の風景」だからだ。

アルベロベッロの駅前風景
アルベロベッロの駅前風景。おとぎ話どこ…?

実はトンガリ屋根の大集合エリアは、駅から歩いて約10分ほどのところにある。地図でいえば、このあたりを目指すといい。

ここまで来れば、もう期待どおりの風景。

トゥルッリと呼ばれるトンガリ屋根の家が見渡す限り広がり、その愛らしさに悶絶。

トゥルッリ群へと足を踏み入れれば、土産物屋やレストラン、カフェ、雑貨屋などがひしめき、観光客でいっぱいだ。まずはのんびりショッピングを楽しむのもいい。

たとえば、こんなお持ち帰りできるちっちゃなトゥルッリが売られていたり、

アルベロベッロのお土産屋

素敵なファブリックのお店や、

アルベロベッロのお土産屋

インテリア雑貨店など、眺めていて飽きない。

■ アルベロベッロで最大の遊びは「奇跡の一枚」を狙う大撮影大会!

買い物に興味がない人は、ひたすら写真を撮るのもおすすめだ。なにせ「フォトジェニックが最大の売り」と言っていい町なのだ。「奇跡の一枚」を狙うチャンス!

ニャンコだっておすましする町。

迷路のような小道へ迷い込めば、どこだって撮影ポイントなのだが、強いて挙げれば、以下が人気の撮影スポット。地図でいえばこのあたりだ。

ミステリアスな模様が描かれたとんがり屋根が整列する様子は、まさに絵葉書のよう。この模様にはお守りの意味があり、原始宗教や呪術の表象記号だとか。

このフォトスポットの目の前にあるアクセサリー店Ars Creandiには、屋根に描かれた模様や、生年月日別の表象記号を用いたネックレスやリングなどが買えるので記念におすすめ。なんと日本語の説明もあり、店主は日本びいきだ。

そしてこのエリアでもう一つのおすすめ撮影スポットが、町で唯一、日本人が経営している「陽子の店」。店に入ると、陽子さんが笑顔で「屋上へどうぞ!」と案内してくれる。この屋上からの眺めは、ただ歩いているだけではなかなかお目にかかれない絶景。

とんがり屋根が近い!

こんな写真も撮れちゃうぞ。

屋上からよく見ると、屋根の尖塔(ピナクル)がそれぞれちょっとずつ違うことがわかる。これは職人の署名代わりなんだとか。

ちなみに、このトゥルッリ、なぜこんな形になったのかといえば、税金逃れのため。かつてこの地を治めていたナポリ王国が税金を屋根の数に応じてかけたため、さっと解体できる石組みの屋根の家にしたのだとか。

家の間口3間ごとに税金をかけられた京都の町家が、やたら間口の狭い「うなぎの寝床」になった歴史を思わせる。誰だって税金はできるだけ抑えたいのである。

さっと解体できる石積みの屋根。

陽子さんの店には、おいしいプーリア名産などが売っている。私は開封しなければ一年持つというプーリア地方の名産、高級リコッタチーズのカチョリコッタを買った。味見させてもらったがとってもクリーミーなヤギのチーズで、パスタやサラダにすりおろして食べるといいとか。

ただ、今まで紹介したエリアは、言ってみれば原宿の竹下通りのようなもの。奇跡の一枚を狙いたくとも、人が写り込まない瞬間を狙うのは、特に日中は難しい。

歩いている風を装おうとしてわざとらしくなってしまった失敗例。人も映り込むし全然映えてねぇ!

そんな人におすすめなのが、公園を登った丘の上にある、閑静なエリア。土産物もまったくなく、わずかな宿があるだけの住宅街のような一角だ。地図でいえばこのあたり

丘の上なので眺めもいい。
額縁的なカットが撮れるスポットも。
邪魔なものが削ぎ落とされ、完璧なおとぎ話の世界を捉えた。

ここまで来れば記念撮影天国。奇跡の一枚を撮るのだ!

奇跡の一枚になっただろうか。

■ トゥルッリに泊まろう! 実際にステイしたおすすめホテル。

さて、来てみてわかったのだが、アルベロベッロはわりと日帰り客が多い。日中はあんなに人でごった返していたのに、夕方ともなると皆どこかへ去っていき、ぐっと町は静かになる。

さっきまでは観光客で溢れていたメインストリートもこの通り。夕方以降はどこでもフォトスポットかも。

しかし、アルベロベッロはご覧のように時間帯ごとに表情を変える町。せっかくなら朝や夜などさまざまな時間帯の景色を堪能したいもの。しかもあのかわいいトンガリ屋根を利用した宿も結構あるのだ。

私たち女三人が選んだのはこちらのTrulli Quercus 。駅から歩いてすぐだが、上記のフォトジェニックなトゥルッリ大集合エリアではなく、普通の町の中に突如ある、いわば野良トゥルッリである。

Trulli Quercus  URL

風情としてはメインエリアのほうがいいかもしれないが、ここはとにかく設備のメンテ状況も、清潔さも、ホストの親切さも素晴らしい。口コミも絶賛の嵐である。

ひろびろとした部屋が3部屋あり(1つは屋根裏部屋、それぞれダブルベッドがある)、さらにリビングに小さなベッドエリアがあり、バスルームも2つあり最大6人まで宿泊できる。

キッチン完備。コーヒーやお茶、調味料もスタンバイ。
部屋の例。
屋根裏部屋からは屋上に出られる。

駅とトゥルッリ群のちょうど中間といった立地も意外と便利。一泊200ユーロぐらいなので3人以上で泊まればかなりリーズナブル。

また、トゥルッリ群の中にあるレストランは時に観光客目当てだが、この宿があるあたりは言わば地元民御用達エリア。リーズナブルな店が近くにあるのも便利だ。

こんな感じでトゥルッリはあちこちに点在している。

アルベロベッロは今では近代的な四角いビルなども増えているが、ところどころに野良トゥルッリが残っている。かつてはこのあたりの建物は全部トゥルッリだったそうで、開発しなければさらに凄まじい景色になっていただろうに、と惜しい気も。

■ 地元民に教わった、アルベロベッロのおすすめレストラン。

さて、とても親切な宿のホストが、おすすめのレストランを教えてくれたのでシェアしたい。ちゃんと地元のシェフが調理している店ばかりだとか。

Ristorante Il Pinnacolo(地図
Ristorante La Cantina(地図

上記2つは予約したほうがいい、と言われたが、ダメ元で行ってみたところやっぱり予約で満席だった…。前日までにホストを通じて予約しておくことを強くおすすめ。Pinnacoloはトゥルッリ群の中にあり立地も店の風情もいい感じで旅の思い出になりそうな店。でもメニューをチラ見したら美味しそうだったのはLa Cantinaのほう。Googleの口コミもLa Cantinaのほうが高い。行きたかったなぁ。

あとは、Ristorante “L’Aratro” di Domenico Laera(地図)、Ristorante Casa Nova(地図)、Il Guercio di Puglia(地図)、Trullo Garden(地図)がおすすめということだが、この日は予約無しで入れた、宿のすぐ近くのTrullo Gardenに決定。

Trullo Gardenの店内。トゥルッリがチラっと見えているのに気づきました?

店内はご覧のように高級感たっぷり。でも値段は普通なのでご安心を。しかも、外側からじゃわからなかったが、中に入ってみると、かつてのトゥルッリを改装したレストランだった。

ここはシーフードメニューが充実しており、

ふわふわの白身魚のフライやら、

マグロのカルパッチョやらを堪能。

オレキエッテ
プーリアの郷土料理、耳たぶパスタ。

名物のパスタの耳たぶ型のオレキエッテやらいろいろ頼んでお腹いっぱい。

あと、プーリアはロゼワインの名産地ゆえか、ボトル一本15ユーロぐらいだったりと破格。そしてすごく美味しかった。観光地にあるレストランではないので早い時間に行けば予約無しで入れるのもいい。夜遅くなると結構混み合っていたので、19:30の開店と同時ぐらいに行くのを推奨。

あと、レストランではないが、トゥルッリ密集地にあるこちらのワインバー、Trulli e Puglia Wine Bar(地図)も風情があって良かった。

プーリア名物のブッラータやハムなどをつまみにのんびりワインが飲めるお店。

こちらでもロゼワインを。そんなにお腹が空いていないけどさくっと何か食べたい時に立ち寄りたい店。

■ バーリからアルベロベッロへの行き方

最後にアクセス情報を。浮世離れしたルックスゆえ、よほど辺鄙な田舎にあるのだろうと思い込んでいたが、実は都市部からのアクセスは結構至便である。

近くの大都市、バーリ(Bari)まで行けば(イタリアの主要都市から列車もしくは飛行機で行ける)、あとは列車とバスがばんばん走っている。バスはチケットをオンラインで簡単に買えて片道4.4ユーロ。

バーリからアルベロベッロ行きのバス
バーリからアルベロベッロ行きのバス乗り場。

土曜日の朝は「本当に全員乗れるの!?」と不安になるほどごった返すバーリ行きのバス。ターミナルは駅のにぎやかなほうとは反対側にあるので要注意(バスはこのあたりに来る)。ちなみに絶対全員乗れない!と思っていたが、何台も来るのでご心配なく。ただ最後の数人は席がなくなって床に座らざるを得なかったので、バス停には早めに行くのが吉。30分前には着いていたい。

アルベロベッロのバス停
アルベロベッロのバス停。隣には鉄道駅も。

電車ならバーリからアルベロベッロまでは約1時間40分程度で、1~2時間に1本程度あるとか。ただ日曜日は電車がないのでバス一択。そして、この記事によると利用難易度もかなり高そうである。バスは利用が非常に簡単だったし、バスで行くほうがいいんじゃないかな…。

■アルベロベッロだけじゃもったいないらしい、近隣の美しい村。

なお、今回は週末弾丸旅行だったのでアルベロベッロのみ訪れたが、現地で出会った旅人によれば、実は近隣のロコロトンド(Locorotondo)マテーラMatera)もとても美しいらしい。ここまで来たら行かなきゃもったいないよ!と言われたが、時間切れ。

ロコロトンドは「イタリアの最も美しい村」の一つで、アルベロベッロから列車で40分くらいで行けるので、ちょっとトンガリ屋根に飽きたらさくっと移動できそう。マテーラは世界遺産でもあり、数々の映画のロケ地にもなっており、フォトジェニックだ。

アルベロベッロでレンタカーして近隣の小さな美しい村をめぐる旅なんて、素敵ではないか。次回こそ!

さよなら童話の町よ、たぶんまた来る。

<関連記事>

いま話題のバズレシピ「暗殺者のパスタ」を本場イタリアのバーリで食べてみた。

 

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女おひとりさま京都旅で泊まる、安くてきれいなホテル https://tripplanner.jp/topics/1810 Tue, 05 Nov 2019 11:25:59 +0000 https://tripplanner.jp/?p=1810 デザイナーズ、有名建築家の宿、和モダン、スタイリッシュ。 いろんな「おしゃれ」を楽しみたい、京都のコスパのいい…

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デザイナーズ、有名建築家の宿、和モダン、スタイリッシュ。
いろんな「おしゃれ」を楽しみたい、京都のコスパのいい宿を一泊一人1万円以下が平均の宿をピックアップ。
時期によっては一万円以下になることもある憧れ宿も一緒にご紹介します。
※料金は2名1室時の参考価格

★ hotel tou nishinotoin kyoto

京都府京都市下京区西洞院花屋町下る西洞院町455


谷尻誠・吉田愛が率いる「サポーズ デザイン オフィス」が空間デザイン監修した、全121室の京都西洞院通沿いのホテル。ライブラリー、レストラン、バー、大浴場を備えているのに宿泊費は驚くほどリーズナブル。
最新の料金確認・予約はこちらから

★ sequence KYOTO GOJO

京都府京都市下京区五条烏丸町409


渋谷に続いて京都にオープンした「sequence」ブランドのホテル。朝食はチェックアウトの14時まで何度でも食べられるうれしいサービスも。地下には大浴場とサウナも備え、烏丸通りに開いたバー&ダイニングもおしゃれです。 ⇒最新の料金確認・予約はこちらから

★ ホテル アンテルーム 京都

京都府京都市南区東九条明田町7番

京都にある学生寮をリノベーションした安くておしゃれな新感覚デザイナーズホテル。ライブラリーやギャラリーもあり、京都の新たなカルチャーの発信地にもなっています。 ⇒最新の料金確認・予約はこちらから

★ SAKURA TERRACE THE GALLERY(サクラテラス ザ・ギャラリー)

京都府京都市南区東九条上殿田町39

随所に現代アートが配された、JR京都駅近くのおしゃれホテル。宿泊者が自由に楽しめるフリーカフェもあるラウンジにジム、男性はサウナ、女性は塩サウナを備えた大浴場もあり、おこもりステイにもグッド。17時30分~22時 毎日アルコールを含めたメニューから選べるウェルカムドリンクサービスも嬉しい。⇒最新の料金確認・予約はこちらから

★ オークウッドホテル京都御池

京都府京都市中京区守山町165-1

2021年秋、京都中心部にオープンしたすっきりとシンプルなインテリアも素敵な全120室のホテル。冷蔵庫、電子レンジ、調理器具や洗濯乾燥機などが揃ったスタジオアパートメントのチョイスもあり、長期滞在にも良さそうです。ラウンジでは無料ドリンクバーも。⇒最新の料金確認・予約はこちらから

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京都中心部、川沿いに佇む癒やしの水辺のホテル&旅館 https://tripplanner.jp/topics/1699 Mon, 04 Nov 2019 20:30:25 +0000 https://tripplanner-jp.preview-domain.com/?p=1699 鴨川、高瀬川など美しい水辺の風景も風情いっぱいの京都の宿セレクション。高級ホテルから老舗の日本旅館、ニューオー…

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鴨川、高瀬川など美しい水辺の風景も風情いっぱいの京都の宿セレクション。高級ホテルから老舗の日本旅館、ニューオープンの宿まで、水辺の風景に癒やされたい人のための宿ガイドです。

(1) ザ・リッツ・カールトン京都
京都府京都市中京区鴨川二条大橋畔

京都、鴨川のほとりという最高のロケーションを誇る外資系高級ホテル。窓からは東山三十六峰を一望できます。ピエール・エルメ・パリのスイーツを中心としたアフタヌーンティーが楽しめるラウンジもあります。
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(2)葵 ホテル京都
京都府京都市下京区木屋町通仏光寺上る天王町146

京都、河原町にある全6室の旅館でもホテルでもないという新しいステイを提案する町家スタイルの宿。リバービューの部屋が4つあります。
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(3) ソラリア西鉄ホテル京都プレミア 三条鴨川
京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番地

2017年4月29日に開業した鴨川に面するホテル。鴨川ビューの客室もあり、京都らしい眺めを堪能できます。大浴場付き。
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(4) My K House
京都府京都市下京区清水町290-1

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(5) 式音庵祇園白川
京都府京都市東山区中之町248-8

祇園もすぐそば。白川のほとりにある小さな宿は、京都を代表する建築家、若林広幸が客室デザインを担当。伊藤若冲、北大路魯山人、円山応挙など日本を代表するアーティストの美術品などが飾られています。モダンな建物と和のアートが共存するのも京都ならでは。冷蔵庫に備え付けのシャンパン、ビール、日本酒、ソフトドリンク、ミネラルウォーターなどがフリーで飲み放題なのもうれしい。 ⇒ 料金確認・予約はこちら

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流氷にサウナ、ラウンジめぐりなど、ヘルシンキ冬の旅おすすめ5つの過ごし方 https://tripplanner.jp/topics/2170 Wed, 01 Feb 2017 19:30:11 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2170 夜はマイナス5度、日中でも0度前後だったりする、冬のヘルシンキ。寒さはちょっと厳しいけれど、実は冬ならではの楽…

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夜はマイナス5度、日中でも0度前後だったりする、冬のヘルシンキ。寒さはちょっと厳しいけれど、実は冬ならではの楽しみもいっぱいあるのです。航空券もホテルもぐっと安くなるお得な季節に試してほしい、とっておきのヘルシンキ「冬のアクティビティ」を5つご紹介します。

■ おすすめ冬のアクティビティその1:「流氷」

デザイン都市とか、インテリアショップとか、とかくおしゃれ情報が溢れがちなフィンランドの首都、ヘルシンキ。実は景色もすごい自然派の街!と気づかせてくれたのは、2016年秋にオープンしたばかりの海沿いの高層ホテル「クラリオン ホテル ヘルシンキ」。こぢんまりとしたデザイナーズホテルが多いヘルシンキでは珍しく、16階建て、客室数425、会議室や大型レストランを備えたタワーホテルです。

特筆すべきは、宿泊客以外にも大人気のスカイルーム。エレベーターで最上階に登り、窓の外から海を見下ろすと……!

わー、流氷! オホーツク海みたい!

日本だと流氷って、北海道などの大自然スポットでのみ楽しめるイメージだけど、普通におしゃれなショッピングエリアに隣接(カンピ・ショッピングセンターからわずか1km)してるのがヘルシンキのすごさ。ショッピングや美術館めぐりのあとに、さぁ流氷でも見るか、なんてことができてしまうのです。

スカイルームにあるバーコーナーは絶景を求める人たちでいっぱい。地元の若者たちにも人気のよう。


スカイルームには展望デッキもあり、港の風景を楽しみながら過ごすこともできますよ。ちょっと寒いけど。

なんとスカイルームにはプールも!冬はさすがに泳げないですが、夏は気持ちよさそうですな。

海が見える客室もあります。インテリアもおしゃれ!

さすがヘルシンキ。こんなに大型ホテルなのにしっかりブティックホテルで、照明や家具などがいちいちおしゃれ。冬はわりとお値段もリーズナブルだし流氷狙いでここに泊まるのもいいかも。ホテルの中でごはんもお酒も楽しめてしまうので、おこもり旅にもぴったりです。

・ クラリオン ホテル ヘルシンキ

 

 

■ おすすめ冬のアクティビティその2:「サウナ&アイススイミング」

フィンランド人が愛してやまないサウナも、冬はよりいっそう気持ちのよい温活スポットに。主だったホテルにはサウナが完備されているので、ヘルシンキ滞在中にサウナは手軽に楽しめますが、個人的にイチオシなのが「スモークサウナ」。

サウナの中の炉で薪を焚き、室内が温まるまで5時間以上かかるという非常に手間のかかる贅沢品でもあるスモークサウナは、かつてはフィンランドでは一般的なものでしたが、さすがに手間がかかりすぎるせいで、今やほとんどが電気のものに変わっています。

けれども、最近オープンし、「デザイナーズサウナ」としてメディアでも話題のおしゃれな公共サウナ「ロウリュ」には、今や貴重品となった、「キング・オブ・サウナ」とも呼ばれるスモークサウナがあるのです。ヘルシンキの中心部から2kmほどの海辺にあるのでアクセスも簡単。

Photo by Izumin

さすがはデザイン都市、ヘルシンキ。ウッディでナチュラルなトーンで統一された公共サウナはとってもおしゃれ。海辺なので眺めも良く、まるでどこか遠くのリゾート地をおとずれたよう。

Photo by Izumin

カウンターで19ユーロを支払いロッカーへ。タオルとサウナに座る時に敷く布、シャンプーとシャワージェルはついていますが、サウナ内は男女混浴なので水着を忘れずに。

Photo by Izumin

ロウリュの中には、スモークサウナ1つと薪ストーブ式のサウナ2つ。個人的に絶対試していただきたいのが、伝統的なスモークサウナ。じっくりと燻された木や薪から漂う香ばしいアロマに、心も身体もリラックス。スモーキーな香りにこんなに癒されるなんて、きっと来世は立派なベーコンになれそうな私です。

ほとんど真っ暗に近い空間で、「そこ席空いてますか?」「空いてるわよ、どうぞ」「お水かけていい?」「もちろん!」なんて声を掛け合っていると、親密さも深まります。江戸時代の銭湯は真っ暗で、このスモークサウナのように声を掛け合いながら入ったそうですが、これぐらい暗いほうがリラックスできるよね、日本ってちょっとどこもかしこも明るくしすぎなんじゃない? と「陰影礼賛」で暗さを讃えた谷崎潤一郎の気持ちに改めて共感。

photo by Izumin

サウナで温まったら、入場の際にお金を払ったカウンターでアルコールを含むドリンク類を買って一休み。ビールやワインでくつろいで、もう一回サウナに入りにいったりもできるのがちょっと日本の銭湯とは違うところ。
サウナ上がりでお酒を飲んでいると、隣同士になった人たちとも自然に会話が弾みます。「もうアイススイミングやった?」「ええー、この寒さでは無理!」「カモーン、何言ってんだよ、外の空気より水温は高いし最高だよ、絶対やるべき!」みたいに軽口を叩き合ってすっかり仲良しになったりしたのもいい思い出。お風呂がコミュニケーションの場なのは日本もフィンランドも同じですね。ああ、我ら風呂好き兄弟たちよ!

ちなみに、サウナ好きでもなく、日本でも冷水には入らない主義の私も乗せられてアイススイミングにチャレンジしましたが、これが意外と良かったです。健康に自信があるなら旅の思い出にチャレンジするのがおすすめ。

photo by Izumin

サウナを満喫した後は併設のレストランへ。

夜は地元の若者たちの社交場と言った盛り上がり。カップル文化の強いヨーロッパには珍しく、男同士のグループも目立ちます。サウナはどちらかというと男性に人気なのは日本と同じなのかも。

ロウリュ

■ おすすめ冬のアクティビティその3:「ホテルのラウンジで過ごす」

さて、3つめのアイデアは、おこもりが楽しい冬ならではのホテルステイプラン。観光シーズンではないので、ヘルシンキのホテルはどこもわりとリーズナブルに泊まれます。え、こんなにおしゃれで街の中心部なのに一泊10,000円?なんてことも珍しくありません。

しかも、ヘルシンキ中央部のホテルって、全体的にどこもこぢんまりとしていて、ロビーに併設されたラウンジが夜はバーになっているケースがほとんど。ここには宿泊客だけでなく、ヘルシンキで働く会社員たちなどが仕事終わりに集まってきて、夜ごとお酒を楽しんでいます。おしゃれな人も多いので、彼らを眺めながら地元っ子になった気分でお酒を飲んだりするのも楽しい。特に女性だと夜道はあんまり歩きたくなかったりするので、お得な冬にちょっと素敵なホテルに泊まって、夜はすてきなラウンジで過ごせば、寒い思いとも無縁。

ということで、個人的に一泊一部屋10,000〜15,000円(※時期にもよる)程度で泊まれて、かつラウンジスペースが素晴らしいホテルをいくつかご紹介しましょう。

1)グロ ホテルアート
1900年代のアールヌーヴォー建築をリノベーションしたまさにアートの名がぴったりの美しいホテル。蚤の市で有名なヒエタラハティマーケットからも歩いてすぐ。小さめですが、ラウンジスペースには席もあり、昼はお茶を楽しむ女性の姿も目立ちます。バーカウンターもあり、夜はうっとりするような空間でお酒も楽しめますよ。

ロマンティックな螺旋階段の途中にも席が。カップルシートみたいで素敵です。

2)リラ・ロバーツ
デザインディストリクトにある、1908年に発電所として建てられたアールヌーヴォー建築も素敵なデザイナーズホテル。ロビーフロアは黒を貴重としたクールなデザイン。暖炉やバーカウンターもあって、大体3時くらいからバータイムがスタートしています。

3)ホテル・インディゴ・ヘルシンキ・ブレバルディ

もう少しカジュアルな雰囲気が好きならこちらのブティックホテルへ。客室やインテリアが北欧ブランドで統一されたヘルシンキならではのインテリアが可愛い系。各フロアごとに色やモチーフが違うイラストが描かれている客室も個性的で、ラウンジスペースもカフェ風で気取らない感じ。

もちろん、その1でご紹介した海辺のクラリオン ホテル ヘルシンキもおすすめですよ。

■ おすすめ冬のアクティビティその4:「冬のバーゲンセール」

12月〜1月にかけては、お楽しみのセール期間。街中には大幅にプライスダウンされた良いものが溢れています。かわいい北欧デザインの雑貨屋や小物をお得に手に入れるチャンス!

■ おすすめ冬のアクティビティその5:「クリスマスマーケット」

もう過ぎてしまいましたが、12月に訪れるなら、ヨーロッパでも最大級と言われるクリスマスマーケットをめぐるのもおすすめ。ストックマンデパートの前のアレクサンテリンカトゥ通りやヘルシンキ大聖堂前の広場には、人気のアパレルブランドなどがブースを出し、ジンジャークッキーやホットワイン、クラフトビールなどの屋台も出てそれは賑やか。

photo by IzuminPhoto by Izumin

■ 終わりに。冬のヘルシンキの服装について

さて、最後に老婆心ながら、年頃のお嬢さんたちが冬にヘルシンキを訪れる際の注意を。雪国で暮らしたことがない私にとって、ヘルシンキの冬は「昼も0度前後?ひゃー!」となってしまう寒さなので、日本からユニクロの暖パンをはじめ、アウトドアブランドのソレルのウィンターブーツ等、あたかも雪山に行くような服ばかり持って行ってしまったのですが……これが個人的に大失敗。

そう、ここはデザイン都市ヘルシンキ。みんな普通におしゃれしてました。特にヨーロッパの女性は身体にフィットした服を好むので、細身のパンツ姿の人が多く、すらりとしたシルエットが素敵。どっこいこちらは、たとえて言えばスキーウェアを着て表参道に来てしまったようなもので、ちょっとおしゃれなお店とか入りづらかったです……。

それに、フィンランドの屋内はとても温かいので、やたら厚着すると建物の中でひーひー言うことになります。

おすすめは高機能の下着を持って行くこと。私は冬山登山用のウールのインターウェアやタイツを持って行きましたが、それに普通に東京で着るような冬服を着ていれば十分でした。

絶対に必要だなと思ったのは、帽子と手袋、マフラーでしょうか。ポイントは寒暖差に備えて重ね着すること。

ヘルシンキの中心部では外よりも屋内にいることのほうがずっと多かったので、調節しにくいスキーウェア的な服は正直きつい。簡単に脱ぎ着できる服を持って行ってうまく調節するのが肝心。

ヘルシンキから足を伸ばして郊外の森のようなアウトドアスポットに行く人以外は、高機能インナーと重ね着で温かくして、おしゃれな街を楽しみましょうね。

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