バルセロナに関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/バルセロナ 少し違う旅のアイデア Wed, 14 Jan 2026 07:13:54 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9.1 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png バルセロナに関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/tag/バルセロナ 32 32 モメて訴訟沙汰になった、ガウディの名建築、バルセロナの「カサ・ミラ」 https://tripplanner.jp/topics/5441 Tue, 13 May 2025 02:45:01 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5441 バルセロナの街中で気楽に立ち寄れるガウディ作品の一つが、ガウディが54歳の時に設計した「カサ・ミラ」である。バ…

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バルセロナの街中で気楽に立ち寄れるガウディ作品の一つが、ガウディが54歳の時に設計した「カサ・ミラ」である。バルセロナでも有数の高級ショッピング街であるグラシア通りに面しており、周囲にはホテルや歴史的な建造物が立ち並んでいることから、観光客にとって「何かのついで」に気軽に立ち寄れる名建築だ。

カサ・ミラ
星の飾りはクリスマスシーズン限定。

岩の塊のような見た目から、石切場とあだ名されることもあり、ほぼすべてが曲線で構成されていることも特徴だが、ガウディ作品にしてはトンガリすぎておらず、むしろシックとさえ呼びたくなる建築である。

印象的な鉄柵は、ガウディの重要な協力者であり、当時バルセロナを代表する鍛冶職人・金属彫刻家のジョセップ・マリア・ジュジョールが制作。

近くにカサ・バトリョというガウディ作品もあり、両方とも世界遺産なことから、この2つをはしごする観光客も多い。ほぼ同時期に作られたのに両者は驚くほど印象が違い、見比べるとガウディの多才さをより実感できるかもしれない。

カサ・ミラ見学で注意してほしいたった一つのこと

さて、この「カサ・ミラ」は、実はまだ現役で人が暮らしている集合住宅である。ゆえに、完全にミュージアム化している「カサ・バトリョ」と違って見学するときに注意してほしいこの住宅特有のルールがある。

それは、見学は1方向のみに進行しなければならず、後戻りができない、ということだ。進路に沿って係員が配置されており、次はこっちへ、などと誘導されるので、「あ、前の部屋もう一回見てみよう」みたいなことができないのである。私はそれを知らずに、最初の住宅エリアをかなり適当に見てしまい、後で戻れないと知ってかなり後悔した。

入口を入って誘導されるままに到着するのが住居エリア。
なんか普通…と思ってサッと見ただけですぐに次のエリアに移動してしまった。20世紀初頭のバルセロナの富裕層の生活が忠実に再現されているとか。

別の原稿で詳述するが、「カサ・バトリョ」がやたら個性的すぎる住宅なので、「カサ・ミラ」のアパートメント部分はとても普通に感じる。ガウディ建築と言われないと気づかないかもしれない。でも、本来、おだやかな日常とはこういう空間にこそ宿るものなのだ。よく見ると窓枠が波打っている程度のこだわりが、住むとなったらちょうど良いのだ。きっと。

もう少しゆっくり見物できれば、ガウディがこだわり抜いた繊細な装飾にもっと気づいたかもしれないが、いかんせん、先を急いでしまったが故に色々見落としてしまった。これから見学に行く人は、くれぐれも、十分見たぞ!と実感するまで先に進まないように。

ロマンティックなだけじゃない、美しいアーチを描く屋根裏部屋の機能性

さて、住居エリアを見学した後に誘導されるのが、屋根裏部屋である。

カサ・ミラの模型も展示されている。

住居エリアと打って変わり、まるでどこかの教会のようなおごそかな空間にハッとする。ここは今や「ガウディ館」と呼ばれ、ガウディに関する資料や、彼が手掛けた家具などが展示されているミュージアムゾーン。

何より印象的なのは煉瓦で作られた270余りにも登るというパラボラ型アーチ群。これは見た目が美しいだけでなく、夏の暑さを和らげる機能も持っているのだとか。ガウディは自身の作品でこうしたアーチを多用することで知られている。

わりとシックな外観、一見するとごく普通の住居のあとに、突然のおごそかすぎる屋根裏部屋。見学コースとしてはなかなかうまい演出と言えるかもしれない。

そして、この屋根裏部屋を出ると、いよいよ、この建築で最も人気でインスタグラム映えする屋上だ。

「戦士の屋上」とも呼ばれるユニークな造形と絶景の屋上

屋上に着いて、まず目を奪われるのは、鎧を被った古代ローマの戦士のような煙突や換気塔などの小塔群だ。波打つようにデザインされた起伏のある丘のような空間に、印象的な造形の塔が並ぶ様子はもはや彫刻の森。

給水塔は白大理石の石片や砕いたタイルでモザイク状になっている。
サグラダ・ファミリアを眺められるトンネルは人気の記念撮影スポット。

奇抜な形状に見えるが、煙突は排煙機能や、換気塔としての通気性をしっかりと確保しており、デザインと機能が見事に融合。こういうところがガウディの評価ポイントでもある。

屋上から見下ろす中庭。コンピュータのない時代にどうやってこんなぐにゃぐにゃ建築を設計できたのか?

この屋上は、ガウディによるデザインが楽しいだけでなく、バルセロナの街を360度見渡せる眺望もすばらしい。観光客たちも本当に楽しそうにゆったりとした時間を過ごしており、彼らを眺めているだけでも幸せな気分になれる。

この屋上は、住宅は単なる生活の場であるだけでなく、アートでもある、というガウディの主張なのだろうか。こうした「遊び」から遠く離れ、機能一辺倒になってしまった昨今のマンションなどを思い浮かべ、やや寂しい気持ちにもなる。

 

見学最後に見た中庭もかなりいい!

屋上からの帰りは階段で。ここもすべて曲線で構成されていて、ガウディの偏執が炸裂。

さて、屋上でたっぷり遊んだ後は、うねうねとうねる壁を持つ階段を降りて地上へ。入場する時に見ても良かったのだが、まだ見てなかった中庭へと足を運んでみる。

中庭に降り立ち、空を見上げる。

この中庭がまた素晴らしい。屋上の斬新すぎる戦士たちを眺めた後の、正統派アール・ヌーヴォーな空間の美しさよ。

蜘蛛の巣を思わせる有機的なドアや、

印象派の絵画を思わせる幻想的な天井画や、

色褪せた壁画や優雅な手すりなど、どこに目を向けてもロマンティック。

外観や住居部分のデザインは控えめに、屋上は思い切り楽しく、中庭は幻想的に…と、さまざまな表情をもつ名作住宅。本当によく考えられているなぁ。

……などと感心してが、後で資料を読んでびっくり。実はこの住居、もともとガウディは「聖母マリアの台座」にする計画だったという。あの岩山を思わせる、有機的だが華美ではない落ち着いた外観は、「台座」だったからなのか! その上に巨大なマリア像が作られていたら、どれほど派手な外観になっていたことか……。

しかし、この住宅に過剰な宗教的要素をもたせることに依頼主が激怒、裁判沙汰になり、結果、ガウディは完成前にプロジェクトを降りてしまった。だからここも、ある意味でサグラダ・ファミリア同様、ガウディ建築として「未完」といえるのかもしれない。

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バルセロナを見守る神殿、ガウディの「グエル公園」で感じたこと https://tripplanner.jp/topics/5404 Sun, 27 Apr 2025 00:55:21 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5404 バルセロナのガウディ作品のうち、サグラダ・ファミリアと人気を二分するのが世界遺産「グエル公園」である。バルセロ…

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バルセロナのガウディ作品のうち、サグラダ・ファミリアと人気を二分するのが世界遺産「グエル公園」である。バルセロナの街を見下ろす高台にある15ヘクタールもの(東京ドームの約3.2倍)公園の中には、「世界一長いベンチ」と呼ばれるモザイクベンチが囲む広場や、おとぎ話の砂糖菓子のような建物、ガウディが実際に暮らした家など、見どころも多い。

グエル公園
サグラダ・ファミリアと並ぶ人気のガウディ作品なので、チケットの事前予約は必須。

実はこの公園、もともと約60戸が入る広大な分譲住宅地を目指していた。ガウディのパトロンだったグエルが出資し、1900年に着工したものの、その奇想天外すぎるデザインゆえか、なんと売れたのは2戸のみ。うち1軒はガウディが自ら購入して暮らしたモデルハウスというありさまで、端的に言えばビジネスとしては大失敗したプロジェクトだったのだ。

そんな「負の遺産」になりかねなかった分譲地は、その後公園としてバルセロナ市民に開放され、今では世界中から観光客が押し寄せる人気スポットになっている。

公園内のあちこちにある陸橋。建設当時は自然洞窟発掘の時代で、洞窟造形がこの公園の主要テーマだとも。

『ガウディ よみがえる天才』(鳥居徳敏著、ちくまプリマー新書)によれば、この分譲地を結果的に公園にせざるを得なかったことを記者に問われたグエルは、投資した何百万ペセタという大金について「しかし、他により良い使い方でもあるのかな」と返したとか。かっこいいですな、これぞあるべきパトロンの姿!

モザイクのベンチが縁を彩る「ギリシャ」劇場。
波打つベンチに座って記念撮影するのがお決まり。

この公園で最も驚く構造は、波打つベンチが印象的なギリシャ劇場と呼ばれる広場が、何本ものドーリス式列柱に支えられ宙に浮いていることだ。

グエル公園のドラゴンの噴水
ギリシャ広場で溜まった水は濾過されてドーリス式の柱を通り、「ドラゴンの噴水」から吹き出す構造。このドラゴンはギリシャ神話の聖地の守護者ビュートーンだそう。神社でいうと狛犬的なものだろうか。

広場の下は異世界。この空間では分譲住宅に住む人々のための市場が開かれる構想があったという。

ガウディは、古代ギリシャのデルフォイ神殿を再現し、これによりグエル公園を神域としたバルセロナを「世界の中心」に祭り上げることを目指していたと、前掲書の中で著書の鳥居さんは言う。

そうか、無邪気に「かわいい〜」などとはしゃいでいたが、ここはガウディの故郷カタルーニャへの愛が凝縮された神殿だったのか。そう思うと、ガウディが暮らしたあのつつましい家も、「神職の住まい」だと思えば合点がいく。

サグラダ・ファミリアの紹介記事でも触れたが、個人的にバルセロナ、ガウディ建築巡りで最も胸打たれたのが、グエル公園内にあるガウディが暮らした家だった。

グエル公園に残る、いまは博物館になっているガウディの自邸。ガウディが20年間暮らした家だが、建設を担当したのは、彼の弟子。
高台からバルセロナの中心部を見下ろす家
ガウディが手がけた家具なども展示されている。

建築会の巨匠の家としては非常にこぢんまりとしており、華美な要素はほとんどない。再現されているガウディの寝室などは、まるで修道士が暮らしていたかのような素っ気なさ。

晩年はサグラダ・ファミリア以外の仕事を断り、この質素な家から、仕事場であるサグラダ・ファミリアへ通勤、あとはミサなどに出席するだけ、という「聖人」ぶりだったというガウディ。

そんなエピソードを知ると、グエル公園という”神殿”から見下ろすサグラダ・ファミリアが神のような存在に見えてくる。

グエル公園から見下ろすサグラダ・ファミリア。彼は何を思い、日々この景色を眺めていたのだろうか。
曲線的な形状と色鮮やかなモザイクタイルで装飾されたかわいい「守衛小屋」と「管理事務所」。しばしばお菓子に喩えられる。

ガウディの空想力を楽しむテーマパークのように思っていたが、彼の宗教心やカタルーニャへの深い愛などを知ると、この公園はバルセロナを称える神殿のようにも、サグラダ・ファミリアを拝む遥拝所のようにも感じてくるのだった。

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祈りの万華鏡、サグラダ・ファミリアでガウディの壮絶な魂に思いをよせる https://tripplanner.jp/topics/5378 Fri, 25 Apr 2025 03:13:30 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5378 サグラダ・ファミリアは、予備知識なく訪れても、美しさと荘厳さに誰もが圧倒されるわかりやすい名建築だ。濃密な彫刻…

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サグラダ・ファミリアは、予備知識なく訪れても、美しさと荘厳さに誰もが圧倒されるわかりやすい名建築だ。濃密な彫刻、ステンドグラスから漏れる色とりどりの光、有機的な石の佇まい……その視覚的なパワーを前にすれば、うんざりするような行列と荷物チェックを経てすでにくたくたになっている身体にも力がみなぎってくる。

実は私も大した知識もなくここを訪れた。心のメモ帳の「死ぬまでに見たい名建築」の上位に常にあった有名作品だから来てみた、ぐらいのものである。

ただ、ちょっとだけ建築の背景にあるストーリーを知ると、聖堂を見る眼差しも変わってきたりする。ということで、今回はこの名建築の感動ポイントを、ガウディの伝記等から得た情報を絡めながら個人的な感想メインでお届けしてみたい。

まず後から「へえ」と思ったのは、ガウディの代表作のように言われているサグラダ・ファミリアだが、実は一部しか世界遺産に登録されていないという事実だった。サグラダ・ファミリアと言えば、「光の森」と形容される樹木をモチーフにした柱が林立する聖堂内部が有名だが、実はこのエリアは世界遺産対象外。

サグラダ・ファミリア
森のように細い柱が林立し、多彩なステンドグラスから差し込む光が幻想的な空間を作り出す聖堂内部。ここは世界遺産じゃない部分。

実はこの聖堂内部はガウディが亡くなってから作られた部分。世界遺産の「アントニ・ガウディの作品群」に登録されているのはガウディが確かに関わったことがわかっている「最初に建設された地下聖堂」と「生誕のファサード(正面と塔)」のみなのだ。

ガウディの魂が宿る「生誕のファサード」

ガウディが生前に唯一完成させたファサード「生誕のファサード」は、3つの門(希望の門、慈愛の門、信仰の門)を中心に、キリストの誕生に関わる場面が細やかに描写されている。

生誕のファサード
彫刻の一部を日本人彫刻家である外尾悦郎さんが手がけたことが日本人として誇らしい。

まさに彫刻で埋め尽くされている、といっていいファサードは、ひとつひとつ読み解いていったら半日かかりそうな濃密さ。このファサードに関する史実を知ると、その美しさはさらに胸に迫ってくる。

ガウディの有名なエピソードとして、命の危険に及ぶほどの壮絶な「断食」がある。「生誕のファサード」の着工から1年後の1894年、すでに建築家として著名で、仕事も順調だったガウディが、「復活祭の前の四旬説に過去の罪を贖うために断食する」という教理に従って一切の食事を絶った。

それは周囲が「死ぬつもりか?」と思ってしまうほど壮絶なもので、家族や弟子がいくら説得しても何も食べず、ガウディはみるみるやせ細っていく。万策尽きた家族らは知り合いの神父に助けを求め、神父はガウディに「あなたはこの聖堂を完成させるという現世での使命を受けている」と語りかける。それにより、ガウディは自分の生きる意味、天命を悟ったのだった。

晩年のガウディは聖人と呼ばれ、朝夕必ず教会のミサに通う以外は聖堂の建設だけに命を捧げた。そんな彼のキリスト教の知識と祈りが凝縮したファサードは、まさに石でできた信仰のタペストリー。色鮮やかな聖堂内部だけでなく、立ち止まって彼の生涯に思いを馳せたいエリアだ。

見る場所によって表情が変わる聖堂は最も見学が楽しい「光の森」

さて、生誕のファサードを入ると、そこはまさに色の洪水。最もインスタグラマブルといえる空間に、観光客たちのシャッターを押す手が止まらない。

面白いのは見る場所によってがらりと表情がかわること。ファサード入ってすぐのあたりは、赤や青のステンドグラスの光に彩られ、祝祭感たっぷり。一方を見れば赤く、一方を見れば青い、そんな色の変化も楽しめる。

天井を見上げてみれば、そこは色数を押さえられ、際立つのは樹木をかたどった柱の美しさだ。

いまだ建設中の栄光のファサードは、聖堂内部から見ると幾何学模様のステンドグラスが現代的でスタイリッシュな印象。完成すれば正式な大聖堂の入場口となる予定だ。

ギリシャ神殿を思わせるエリアも。

モダンで異質な印象の「受難のファサード」

さて、見学の最後は、1954年に着工した比較的新しい「受難のファサード」へ。カタルーニャ出身の彫刻家ジュゼップ・マリア・スビラックスによる直線を多用した現代風なデザインは、生誕のファサードや有機的な”光の森”の聖堂を抜けてくると、若干違和感を感じてしまうのが正直なところ。

ここで描かれているのは、キリストの苦悩と悲しみ。最後の晩餐からキリストの十字架磔刑までの場面などが描かれている。

十字架を背負うキリストの彫刻。ダース・ベーダーみたいな人がいる…?

受難のファサードは「サグラダ・ファミリアは、ガウディの死後、ほとんど資料が残ってない中、手探りで建築が進められている聖堂」なんだよな、と改めて感じる箇所。聖堂内部の森のようなデザインなどはガウディの遺志を継いでいるというが、資料が残らない部分については後世に委ねられ、わりと自由に解釈されていたりもする。懐の広い建築なのだった。

ガウディは何を償わなければならなかったのか、想像を掻き立てた聖人の住まい

ざっと見学してつくづく感じたのは、とにかく規模が大きく、人も労力も、そしてお金もふんだんに使われた聖堂だな、ということ。

その大きさはまさに「バルセロナの灯台」と言いたくなる規模だし、彫刻やステンドグラス、柱の意匠など妥協のない美しさは、建築というより巨大なアート作品という印象。

この「華美」とさえ言いたくなるような華やかで荘厳な聖堂が、豊かとは言えない人々の献金を主な財源とするのを前提に着工されたという史実にも本当に驚く。

そもそもこの聖堂の正式名称は「サグラダ・ファミリア贖罪聖堂」。贖罪とは、「何らかの犠牲を通して罪を償う」という意味で、この理念をガウディは大切にし、自らも多大な犠牲を払った。それは、無報酬で聖堂の建築に携わること、晩年は聖堂以外の仕事を一切断ったこと、贅沢を禁じ、浮浪者と間違われるほどの質素な身なりをし、菜食主義を貫くなどだ。

建設資金が尽きた際には(当たり前だ)、すでに巨匠として著名であったにもかかわらず、自ら家々を周り募金を集めた。一体何がそこまで彼を突き動かしたのか、狂気のようなものさえ感じるエピソードである。

個人的に、バルセロナで一番胸に残ったガウディ体験は、グエル公園内にある「ガウディの家」を目にしたときのこと。

これが、あの華やかなアール・ヌーヴォー建築で人々を魅了した巨匠建築家の寝室? まるでクエーカー教徒の農夫の家のようではないか。

晩年のガウディが「聖人」と呼ばれていたという史実は知っていたが、ビジュアルでその倹約ぶりを突きつけられると、心の奥がぎゅっと締め付けられる。「聖堂を建てること以外に何もしたくない」と語り、この家と教会をひたすら往復していた、質素な身なりの老人の姿が目に浮かぶようだ。

一体、彼が何をしたっていうんだ。何を償う必要があるんだ、と小さな怒りさえ覚える。そうして、あの観光客たちを熱狂させる大聖堂が、飲み込まれたら二度と出てこれなくなる、美しい迷宮のようにも思えてくるのだ。

サグラダ・ファミリア

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<参考資料>

ガウディ よみがえる天才6」鳥居徳敏(ちくまプリマー新書)
入門 ガウディのすごい建築」鳥居徳敏監修(洋泉社)

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”ガウディの都市”、スペイン・バルセロナ名建築めぐり【MAP付き】 https://tripplanner.jp/topics/5345 Thu, 17 Apr 2025 08:11:02 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5345 ローマに行った時、「ここは本当にベルニーニが作った街なんだな」と強く感じた、と「ローマ一人旅日記」でも書いたけ…

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ローマに行った時、「ここは本当にベルニーニが作った街なんだな」と強く感じた、と「ローマ一人旅日記」でも書いたけれど、たった一人のアーティストの作品が街全体を強く印象づける場所は世界でもそれほど多くない。ここ、バルセロナは、まさに、そんな珍しい場所の一つ。とにかくガウディ建築の圧が強く、なんなら「ガウディの都市」とさえ言ってしまいたい。サグラダ・ファミリアはもちろん、ガウディの建築作品は街の中心部に密集しており、主要名所なら歩いて回れるのも観光客には嬉しい。

ということで、今回は、ガウディ建築を中心に、バルセロナ名建築めぐりコースをざっとご紹介。一つ一つの建築は語りだすと長くなっちゃうので、今回は主要名作の概要をさらりとお届け。ガウディ以外の名作も見逃せませんぞ!

1. 波打つ石切場、「カサ・ミラ」

工期 1906-1910年。世界遺産。ガウディが設計した最後の個人向け邸宅で、これ以降、彼はサグラダ・ファミリアの建設に集中することになる。外壁は石灰岩で覆われ、石切り場を思わせることから「ラ・ペドレラ(La Pedrera、石切り場)」と呼ばれることも。

カサ・ミラ
星の飾りはクリスマスシーズン限定。

バルセロナの目抜き通りにあり、後述する人気作品「カサ・バトリョ」もすぐそば。ゆえにこの2つをはしごする観光客も多い。

外観、内観、すべてが曲線で構成された幻想的な空間は十分個性的ではあるが、他のガウディ建築と比べると落ち着いた印象。個人的にガウディ建築のどこか一つに住めるとしたら、このカサ・ミラが一番落ち着くかもしれないと思った。

実はまだ現役で人が住んでいる集合住宅で、見学できるエリアはそれほど多くない。一番の見どころは煙突や換気塔のデザインがユニークな屋上で、ここはバルセロナのビュースポットとしても最高。

一番人気はこの屋上。

実はとある事情で施主とガウディがもめてしまい、彼は途中退場、弟子たちが完成させたというカサ・ミラ。今や、そんなトラブルがあったことを感じさせないピースフルな名所となっている。

2. 海とドラゴンの迷宮、「カサ・バトリョ」

工期:1904年~1906年(改築)。世界遺産。海を表現したコンセプチュアルな建築は、もともとあった建物をガウディが大胆に改装したもの。聖ジョルディ(聖ゲオルギウス)と龍の伝説をモチーフにしている。

カサ・バトリョ
骨のような柱や窓枠が印象的

カサ・ミラを観た時、「ガウディもさすがに60歳近くなるとセンスも落ち着いてきたな…」などと思ったが、その数年前に完成したバトリョのぶっ飛びぶりを見ると、「全然落ち着いてなかったんか!」と思ってしまう。枯れない巨匠、ガウディのやりたい放題を存分に味わえる不思議建築である。

カサ・バトリョ

カサ・バトリョの屋上
ドラゴンの背中をイメージした屋上。

3. 若きガウディの野心を見よ、「カサ・ビセンス」

工期:1883年~1885年、世界遺産。ガウディの本格的デビュー作とも言える初期の邸宅で、ガウディの世界遺産7作品のうち、最後まで非公開だったが、2018年より一般公開。

カサ・ビセンス

他の作品同様、色彩豊かな濃密なデザインだが、直線を多用するなど円熟期の作品とは明らかにテイストが違い、素人の私から観ても「ガウディ、若いな!」と感じるエネルギッシュさ。若き建築家のほとばしる若い野心がひしひしと伝わってくる。

カサ・ビセンス

カサ・ビセンス
イスラム建築で観られる鍾乳石を模した天井など、ムデハル様式などを取り入れた空間。

随所に植物や花のモチーフが多用され自然への深い愛を感じるところはすでにガウディっぽい。イスラム建築の影響を随所にかじるが、明らかに日本の影響を感じる部屋もあり、建築当時流行ったという異国趣味が散りばめられている。

4.  ガウディ渾身の祈りの聖堂、「サグラダ・ファミリア」

工期:1882年~(現在も建設中)、ガウディが手がけた部分のみ世界遺産。文句なしに世界でもっとも有名なガウディ建築にして、バルセロナのシンボル。

ガウディが文字通り心血を注ぎ、生涯をかけて取り組んだ未完の大聖堂。内部の森のような列柱やステンドグラスの光の演出は圧巻で、訪れる観光客がひたすら上を見上げて呆然としていたりする。これぞ「死ぬまでに見たい名建築」の代表格。ガウディ没後100年にあたる2026年の完成を目指している。私が見たのは2025年の1月だが、わりと完成に近いところまで来ているように感じた。

サグラダ・ファミリア
実は夜が素晴らしい。人も少ない聖堂を堪能できるのでぜひ足を運んでみよう。

途中、資金不足により建設中断が危惧された際は、当時すでに巨匠となっていたガウディが自ら献金を募り、家々を回ったという胸打つエピソードも。

詳細はこちらでレポート ⇒ 祈りの万華鏡、サグラダ・ファミリアでガウディの壮絶な魂に思いをよせる

5. モザイクの楽園、「グエル公園」

工期: 1900年~1914年、世界遺産。サグラダ・ファミリアと並ぶ人気のガウディ作品。訪れるなら前もってチケット確保は必須だ。

当初高級住宅地として計画されたものの商業的に失敗し(なんと2軒しか売れず、1軒はガウディが買って暮らしていた)、後に公園に。丘の斜面に沿って建設されているので見学はちょっとした登山感覚、ぜひ歩きやすい靴で。

こんな坂もある。

「世界最長のベンチ」と謳われるモザイクタイルの波打つベンチが印象的な広場は、ギリシャ神殿を思わせるドーリス式列柱に支えられているというびっくり構造。こんなん、よく100年以上前に作ったなぁ…ディズニーランド並の労力だったのでは…。

ここはとにかく歩いているだけでわくわくする、おとぎの国そのもの。高台からバルセロナを見下ろす絶景スポットでもあるので、ぜひよく晴れた日に散歩してほしい。サグラダ・ファミリアもばっちり見える。

詳細はこちらでレポート⇒⇒バルセロナを見守る神殿、ガウディの「グエル公園」で感じたこと

6. 世界一美しい病院、「サン・パウ病院」

さて、ここからはガウディ以外の名建築を。サグラダ・ファミリアから徒歩10分程度のところにある、知る人ぞ知る世界遺産、サン・パウ病院。

ガウディと同時期に活躍し、ライバルとも称された 建築家・ドメネク・イ・モンタネールの代表作。激混みのサグラダ・ファミリアから来ると、心が洗われるほど空いていて、ほっと癒やされる。さすが病院!

サンパウ病院の庭園

こちらもガウディ建築同様、当初予定していた工期も予算も大幅にオーバー、建築家が生きている間に完成しなかったという作品。ガウディ作品に負けず劣らず華やかで美しいアール・ヌーヴォー建築なので、ぜひサグラダ・ファミリアとはしごしてほしい。

詳細はこちらでレポート⇒ スペイン版アール・ヌーヴォーの傑作、世界で一番美しい病院、バルセロナの世界遺産サン・パウ病院がすごい

7. レス・イズ・モアを体現するミースの傑作、「バルセロナ・パビリオン」

こてこて、ぐにゃぐにゃ、色の洪水…だけがバルセロナの名建築ではない。最後は思いっきりスタイリッシュでシンプルの極みといった名作を。

1929年のバルセロナ万国博覧会に合わせて竣工、モダニズムの巨匠・ミース・ファン・デル・ローエ設計の「バルセロナ・パビリオン」(現在は「ミース・ファン・デル・ローエ記念館」)。鉄・ガラス・石・水面を用いたミニマルな構成は「近代建築の最高傑作」と絶賛されてきた。

バルセロナ・パビリオン

ガウディ建築めぐりをして情報過多でパンパンになった脳がスッキリするような感覚さえ覚える、ミニマルの局地。「ああ、私はやっと現代に戻ってきたんだな…」となぜかホッとしたりする。

今もモダンな家具としてファンの多い「バルセロナチェア」は、この建物のためにデザインされたもの。かっこいいですな。

「近代建築史上、最も影響力のある建築の一つ」と評価される名建築だが、博覧会終了後に解体されてしまい、いまあるのは1986年に原寸大で再建されたもの。街の中心部からはやや離れているにもかかわらず、意外にも見学客がいっぱい。建築ファンの巡礼地となっているようで、みなさん、建築学科の学生かしら…。

まぁ、見逃せない名建築は他にもあるけれど、上記の名所を見て回るだけでも丸2日はかかると思うので(2日あってもかなり駆け足)、初めてのバルセロナならこれぐらいで十分かも。

ということで、上記に紹介したスポットをGoogleMapにまとめました。建築名所めぐりのときはぜひご活用を。余裕があれば、ガウディの「グエル館」、モンタネールの「カタルーニャ音楽堂」を加えるのもいい。

上記以外にも、ロマンティックな建築が多くあり、自分だけの名所を見つけるのも楽しいバルセロナ。建築ファンにとっては天国みたいな場所なのだ。

町をぶらぶらして見かけた超かっこいい美術館。あとで調べたら設計はモンタネールだった。こういうふうにさらりと名建築が散りばめられているバルセロナ、楽しすぎる!

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スペイン版アール・ヌーヴォーの傑作、世界で一番美しい病院、バルセロナの世界遺産サン・パウ病院がすごい https://tripplanner.jp/topics/5304 Thu, 10 Apr 2025 13:12:37 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5304 世界屈指の有名建築、ガウディのサグラダ・ファミリアを一目見に、いつかはバルセロナに行きたい!と思っているあなた…

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世界屈指の有名建築、ガウディのサグラダ・ファミリアを一目見に、いつかはバルセロナに行きたい!と思っているあなた。

もちろんサグラダ・ファミリアは文句なしに素晴らしいけれど、そこからわずか徒歩15分程度で行ける、もう一つの世界遺産をご存知だろうか。渋谷のスクランブル交差点かよ、と言いたくなるほど混んでいるサグラダ・ファミリアから移動すると、天国みたいに感じる、ガラガラの超穴場。それが、今回紹介する世界遺産、サン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)である。

サンパウ病院正面。言われないと絶対に病院だと気付かない。

ガウディ建築と同じく、スペイン版アールヌーヴォーの「モデルニスモ」を代表する名建築は、「本当にここが病院だったの…?」と唖然としてしまう壮麗さ。ゆえに「世界一美しい病院」とも呼ばれることも多い。

今回はバルセロナ名建築めぐりレポート第一弾、サン・パウ病院を写真たっぷりでご紹介!

入場はラクラクだが、見学は大変な世界最大のモダニズム建築群

さて、さっそく病院の中へと足を踏み入れてみよう。サグラダ・ファミリアと違って、2週間ぐらい前にチケットを予約しておかないと見学できない!みたいな悲劇も起こらず、当日サクッと入場券が買えるので、ふと時間があいたら気楽に足を運べるのも嬉しい。

ただ、気軽なのはチケットの入手方法ぐらいで、見学となるとかなり大変である。というのもこの病院(跡)である「サン・パウ・モデルニスム区域」は、世界最大のモダニズム建築群。12もの建築が並び、その大きさはサグラダ・ファミリアの約12倍ともいわれている。

サン・パウ病院
頑張ったけど、建物群すべてを写し込むのは無理…。

とにかく広大なので、見学にはせめて2時間程度は確保すべきだろう。私はこの時間配分を間違え、次の予定を入れてしまったので最後は駆け足に…。もっとゆっくり堪能したかったー!

では、早速、この病院がどれくらいゴージャスなのか、ばんばん写真で紹介していこう。

サンパウ病院
入場してすぐに現れる聖サルバドール分館。1916年の病院開業の際に最初に患者を収容した分館。
窓や壁の装飾がいちいちかわいい!
サンパウ病院の庭園
聖サルバドール分館を出ると、中庭が現れる。
中庭でひときわ目立つ、立派な彫刻のある手術室。
サンパウ病院の手術室
教会と見紛うほど、ロマンティックな彫刻群に彩られている。
サン・パウ病院
立ち並ぶ建築はすべて統一されたデザイン。ほとんどテーマパークだ。
聖ラファエル分館
聖ラファエル分館。患者の入院設備がどのようなものだったのかを再現している。天井がとにかく高い!

華麗で、濃密で、病院離れした建築が次から次へと現れる、目に入ってくる情報量がとにかく多く、めまいがしそうなサンパウ病院。2009年まで病院として現役で使われていたなんて信じられない…!

ガウディのライバル、 建築家・ドメネク・イ・モンタネールの代表作

さて、そもそもなぜこんなに豪華な病院が作られることになったのか。それは、設計した建築家ドメネク・イ・モンタネール(ムンタネーとも)の信念のため。

モンタネールはガウディの同時代人であり、かつガウディよりずっと早く名声を得たバルセロナを代表する建築家。なんと若干25歳で建築学校の教授に抜擢され、その学校では2歳年下のガウディも学んでいた。建築家としてはガウディよりはるかに先に”出世”していたのだ。今となってはガウディより知名度は劣るが、生前はガウディと並ぶ巨匠だった。

彼は、「芸術には人を癒やす力がある」と信じており、豊かな色彩のモザイクやステンドグラス、彫刻などの装飾、大きな窓から注ぐ自然光、心安らぐ庭園が、患者の回復への意欲を高めると考えていた。

聖サルバドール分館
聖サルバドール分館の天井。モザイクタイルと、豊かに注ぐ自然光が美しい。

特筆すべきは、地下トンネルでパビリオン同士を接続するシステムを採用したこと。これにより雨天の場合の移動を簡易にする効率性と地上部の景観維持を両立。美しいだけでなく機能面でも考え抜かれていたのだ。

サン・パウ病院
各病棟は地下の廊下でつながっている。
地下の廊下はシンプルだが、しっかりタイル張りで、ちゃんと手がこんでいる。

もちろん大きな代償も払った。その一つが莫大な建築費だ。モザイクや彫刻、ステンドグラスなどに多額の費用がかかったため(当たり前だ)、当初の予算を大幅に超過、加えて建設期間も長期化した。1902年に着工した工事は、完成までに約30年かかり、モンタネール自身が1923年に死去したため、最後は彼の息子が引き継ぐ羽目に。

ガウディといい、カタルーニャの建築家は壮大すぎるヴィジョンを抱きがちなのだろうか……。

サンパウ病院の中で、最もゴージャスな管理事務分館

さて、広大な敷地を歩き回り、いくつもの建物を見て、疲れ果てた頃に現れるのが、見学コース最後の建物、「管理事務分館」である。もうライフはゼロよ…な状態のところでドーン!とすごいのをよこしてくる残酷さよ。しかし、いくら疲れ果てていようとも、この建物だけはスキップ禁止。まるで祭りの最後の打ち上げ花火のような、ハイライトともいえる空間だからだ。

建物の外観と内部を飾る彫刻はスペインの著名な彫刻家、パブロ・ガルガヨ(Pablo Gargallo)によるもの。天使や歴史的人物、病院ケアに貢献した宗教団体などを描いたレリーフも見どころ。

ロビーに足を踏み入れると、鮮やかなピンクの天井がお出迎え。中央のヴォールトの四隅に描かれたシンボルは、バルセロナの紋章、カタルーニャの紋章、聖十字架と聖パウロなど。

ロビーから中庭を望む。

圧倒されるのが、かつては病院の集会場だったという「ドメネク・イ・モンタネール・ホール」。天井の高さはなんと18メートル。木、モザイク、錬鉄、ステンドグラス、大理石など多種多様な素材で彩られ、ため息が出るほどの豪華さ。

見上げると天井もひたすら濃密。

そして廊下も見逃せない。美しいステンドグラスをあしらった窓からはサグラダ・ファミリアが見える。

「花の建築家」と呼ばれることもあったモンタネールならでは。天井や壁などには乙女ゴコロをくすぐる花モチーフもいっぱい。

講堂と呼ばれる部屋のユニークな天井の意匠は、スペインらしくムデハル様式にインスパイアされたもの。

とにかく前後左右、上下と首を忙しく回していないといけない、見どころが多すぎる建築。いやぁこんなん、そりゃ、予算もオーバーしますわね…。

螺旋階段の上に広がる、美しいステンドグラス。

サグラダ・ファミリアから直線距離で約1km、徒歩15分ほどで到着するサン・パウ病院。これだけの美しさなのに、いまいち知名度が低く見過ごされがちなのが本当にもったいない。ガウディと並び、バルセロナのアールヌーヴォーを代表する建築家、モンタネールの代表作、ぜひサグラダ・ファミリアとはしごすることを強くおすすめ!

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