エトセトラ に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/category/other 少し違う旅のアイデア Wed, 01 Oct 2025 06:04:50 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.9 https://tripplanner.jp/wp-content/uploads/2021/01/cropped-favicon-32x32.png エトセトラ に関する旅行の現地取材記事まとめ - トリッププランナー https://tripplanner.jp/topics/category/other 32 32 韓国ソウル旅、江南〜カロスキル界隈で歩いて見つけた行って良かったスポット https://tripplanner.jp/topics/5765 Wed, 01 Oct 2025 04:52:53 +0000 https://tripplanner.jp/?p=5765 すれちがう日本人から漏れ聞こえる話題は、12年前は主に韓流ドラマだったが、今やヒアルロン酸やシミ取りといった美…

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すれちがう日本人から漏れ聞こえる話題は、12年前は主に韓流ドラマだったが、今やヒアルロン酸やシミ取りといった美容関連ばかりなのに隔世の感を抱いた、久しぶりのソウル旅。
江南〜カロスキル界隈を徒歩で歩き回ってみたら、意外と楽しく、美味しかったのでおすすめスポットをシェア。ソウルあんまり行ったことない、海外で公共交通機関に乗るの苦手な人に向けたガイドとしてぜひチェックを。

 泊まったのは彦州駅近くの「ホテルカプチーノ」

格安でソウルに行きたがる層が選ぶ空港といえば仁川(インチョン)だが、ソウル中心部からえらい遠く…いわば成田空港ポジション。でもこのホテルカプチーノなら仁川からのシャトルバスが、文字通りホテルの眼の前に止まるから、時間はちょっとかかるけどアクセス至便。ホテルからカロスキルあたりまでは徒歩圏だし、洒落たインテリアのわりに宿泊代もまぁまぁリーズナブルなのが決め手で予約。

客室はこんな感じ。なんとクラスカなどを手がけている日本のUDSがデザイン監修しているとか。
1Fはカフェになっていて、リモートワークする若者などで1日中賑わっていた。このホテル、あとから知ったけどBTSの聖地のひとつでもあるらしい(カフェ『BTS’ Life in Seoul』のロケ地)。

ホテル カプチーノ

ホテル近くの一人飯スポット、お手頃マラタン

泊まったホテルカプチーノは幹線道路沿いにあり、周囲は大型ホテルなどが連なって、パッと見、近隣に気軽に食事できそうなところは見当たらない。Google Mapで飲食店を探してみると、大通りから脇にそれた小道沿いにいくつか飲食店が連なっているらしく、そちら方面に向けて一人飯スポットを探しに行ってみた。

脇道に入ると風景が日本ぽい。

しかし、ここでトラブルが発生。期待していたデータローミングがうまくいかず、外に出てみたらネットが全くつながらないのである。韓国語は翻訳アプリで乗り切ろうとしていた私にとって、これは致命傷。メニュー指差しでなんとかなりそうなファーストフードしか乗り切れそうもない。

そんな時に見つけたお店がこちら。どう見てもファーストフード店だし、若者で賑わっているし、具がいっぱい載った麺の写真もなんだか美味しそうではないか。

しかし、この時点で私は全く知らなかった。ここが、自分で食べたい具材を選び、肉やスープなどをカスタマイズして食べるマラタンの店だということを。

店に入るなり、ボウルを渡され、このケースの前に誘導された私。い、一体何をどうすれば…?
翻訳アプリも使えないので、試しに英語で「どうすればいい?」と聞いてみるも、もちろん通じず。身振り手振りでなんとか気に入った具材をボウルに放り込めばいいらしいと理解。

韓国語が一切わからないのにこんな店に入るなんて、英語が全く話せない人がアメリカでサブウェイに行くぐらいの暴挙である。ソウルで食事する時はファーストフードっぽいから安心、という油断は禁物!

しかし、ネットがなかった頃の海外旅行の難易度を思い出した。そして、言語のほとんどはボディランゲージでなんとかなるという、昔の成功体験も蘇った。もうこうなったら身振り手振りだ!

見て、韓国語一切使わずにちゃんと注文できた!(号泣)

残念ながらGoogle Map上には情報がないのだが、このあたりにあるお店なのでホテルカプチーノに泊まったら、散歩がてら探してみて。店名は「황비홍 마라탕」。황비홍 = ファンビホン(黄飛鴻 )、마라탕 = マラタン(麻辣湯)なので、とりあえずファンビホンマラタンとしておく。

徒歩でカロスキルに向かう途中で、ソルロンタンで朝ごはん

さて、翌朝は徒歩で宿からカロスキル方面へ。朝ごはんは、道中にある牛骨スープが滋味深いソルロンタンを。

頼んでないのにボウルいっぱいにどーんと来たキムチにビビるが、これは食べる分だけハサミで切っていただくスタイル。うまみたっぷり、淡白なスープと相性もばっちり。

この店でぜひ一緒に頼みたいのは、こちらのマンドウ。細かく刻んだ野菜たっぷりの餡を薄い皮でつづんで蒸し上げた大きめの餃子のような一品。見た目の大きさにびびるが、あっさりと軽い味なので、ばくばくいただける。

地元民しかいない風情のローカル感いっぱいの店なので、カードが使えるか心配だったけど問題なく使える。実は今回、なんと両替なしでここまで来てしまったのだ。

江南ソルロンタン

店舗デザインも必見、ジェントルモンスター&タンバリンズ

おい、食べてるだけかよ、という声が聞こえそうなので、そろそろお店も。何しろこの界隈は、東京でいえば青山とかそんな感じのポジション。マンドウとかマラタンばかりを食べている場合ではない。もっとお洒落を楽しまないと!

ソルロンタンの店から歩いてすぐ、店舗を見るだけでも価値があるのが、韓国発のアイウェアブランド、ジェントルモンスターのフラッグシップストア。日本にも店舗があるので知っている人も多いかと思う。

お店の中は現代アートの美術館のようなので、メガネを買う予定がなくてもぜひ立ち寄りたいもの。内装は季節によって変わるが、たとえばこんな感じだ。

そして、同じ通りにある、ジェントルモンスターが手がける香水店タンバリンズも一見の価値あり。

ここの店舗デザインももちろん素敵なのだが、興味深いのが店舗の前がフォトスポットになっていること。それこそ常に若い女の子たちが群がり、店の前でセルフィーをとりまくっていた。

お目当てはTAMBURINSのキャンペーンモデルを務めているBLACKPINK、ジェニーの巨大写真。こういう文化、日本であんまり見かけない気がする。そんな異文化を見つけるのも、街歩きの楽しみのひとつだ。

Gentle Monster Flagship Store
Tamburins フラッグシップストア 新沙

私はタンバリンズで香水と、目についたシルバーのお店でアクセサリーを購入。このあたりは気ままに横道にそれてもなんかしら気になるお店があるので、ガイドブックなどなくても歩いて楽しい。

しかし、ショッピング中に驚いたのが、この街、平均年齢、23歳ぐらいなんじゃないの? というぐらいの客層の若さ。なんか通りの入口で検問でもあるんかいな? ぐらいに見事に若者ばかりである。

日本にも若者が集うエリアはたくさんあるが、それでもある程度は中高年も混じっていたりするものだ。カロスキル界隈、おじさんおばさんは一体どこに消えた?

と、いい年こいたおばさんである私はやや気まずくなり、ふらふらと現代百貨店 狎鴎亭本店へ逃避。安心してください!このデパ地下は中高年も入りやすいぞ!

カロスキル界隈のおじおばスポット
市場でも見かけた巨大なつくね的なもの。美味しそう。
濃い緑すぎるおもちも、市場で見かけた。美味しそうすぎる。

イベントスペースに並ぶ、お餅や惣菜などがどれも美味しそうで、あれも食べたい、これも食べたい、となったが、日持ちがその日限りというものが多く買い物を断念。通常の販売エリアにはごま油や乾物など日持ちするものも並んでいるので、お土産にはそちらをディグるとよいと思う。

あと、一人でも気軽に入れそうなフードコートがあるのもポイント高し。手軽なランチスポットにおすすめだ。

現代百貨店 狎鴎亭本店

夕飯はカンジャンケジャンの老舗へ。

さて、ウィンドウショッピングやら、百貨店でのおみやげ探しやらをしているうちに、もう夕飯の時間である。夜は豪華に、ソウル名物のあのうまいカニをいただくとしよう。
「元祖馬山ハルメアグチム」は、新沙洞(シンサドン)で1969年から営業を続けるカンジャンケジャンの老舗。なんと24時間営業なので、夜遅くソウルに着いた、なんて向きにも嬉しいお店だ。

外観はとっても庶民的。夜、予約無しで行き行列に並んだが、わりとすぐ入れた。
ねっとりと舌に絡みつくワタリガニの醤油漬け。たまらなくうまい。
かにみそやら魚卵やらがたっぷりのったごはんもオーダー。痛風になったら食べられない健康なうちに食べときたい一品。

元祖馬山ハルメアグチム

おすすめスポットと言えど、結局食べ物ばかりになってしまって笑う。もっとおしゃれスポットを紹介すべきエリアなのに!
言い訳のように書くけど、カロスキル界隈はカフェ激戦区で、特にこじゃれたコーヒーロースターも多い。ぜひそんなお店を見つけたらコーヒーブレイクを楽しんでみよう。そこも若者しかいなかったけどな。

夕飯を食べたら、トコトコあるいてホテルカプチーノへ。結構歩くけど、食後のはらごなしにはちょうど良い運動。
ちなみに本日の観光はすべて徒歩で現金を一切使わずに乗り切れました。キャッシュレス社会ありがたや。

そして、夜のカロスキル界隈もやっぱり若者ばかりで、日本に比べてエリアごとの年齢縛りがきついのかもなぁ、とおばさんは少し居心地の悪い気がしたのだった。

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丹波篠山、民藝の名所めぐりの旅 https://tripplanner.jp/topics/2911 Sun, 14 Nov 2021 17:12:52 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2911 日本六古窯のひとつ、丹波焼で有名な丹波篠山。レトロな城下町として観光客に人気ですが、バーナード・リーチや河井寛…

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日本六古窯のひとつ、丹波焼で有名な丹波篠山。レトロな城下町として観光客に人気ですが、バーナード・リーチや河井寛次郎に技術を学んだ窯元が今も残る民藝の聖地でもあります。
ぜひ素敵なうつわを探す旅を楽しんでみて。

丹波古陶館

兵庫県丹波篠山市河原町185

日本六古窯のひとつ、丹波焼の歴史と作品に触れられる、民藝ファンはもちろん、うつわ好き、歴史好きならマストゴーのギャラリー。ショップでは丹波焼の器も買えます。

丹波焼立杭登窯

兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3−5

丹波篠山市、多くの窯元が集まる今田町に現存する日本最古の登窯で、築窯は明治28年(1895年)。兵庫県の有形民俗文化財でもあり、今も年1回焼成を行っているそう。
丹波焼について学ぶなら外せない名所のひとつです。

俊彦窯

兵庫県丹波篠山市今田町上立杭396

丹波篠山にある、河井寛次郎の孫弟子にあたる清水俊彦さんの窯。シンプルで日々の暮らしに重宝するうつわが並びます。

丹窓窯

丹窓窯
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭327

丹波立杭 (たちくい) 焼の窯元のひとつ。7代目の市野茂良さんはイギリスのバーナード・リーチの工房でスリップウェアの技術を学んだ経験のある貴重な日本人の一人で、今も店舗にはスリップウェアの器が並んでいます。風情ある建物も素敵なショップ。窯元が多く集まる今田地区にあります。民藝の歴史に触れられる貴重な場所のひとつ。

岩茶房丹波ことり

兵庫県篠山市西新町18

スリップウェアを多く手掛ける丹波の陶工、柴田雅章さんの器で食事ができる古民家カフェ。堀端の旧武家屋敷を改装した店内にはショップスペースも有り、うつわを買うこともできます。

Taos ゲストハウス

兵庫県丹波篠山市呉服町 75番地5

丹波篠山にあるおしゃれな古民家宿。日本の伝統美を活かしつつも、モダンに整えられたインテリア、使い放題の民藝のうつわなど、美意識に溢れている宿です。
キッチンや洗濯機も完備で長期滞在にもぴったり。一日一組限定で6名まで泊まれますが、2名で泊まっても一人あたりの宿泊費はとてもリーズナブル。せっかく城下町に泊まるならこんな宿にステイしたいものです。

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ゴールデンウィーク前後が見頃! 裏磐梯、猪苗代周辺で桜の名所をめぐる旅 https://tripplanner.jp/topics/2921 Sun, 02 May 2021 17:46:14 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2921 日本百名山の磐梯山、日本で三番目に大きい湖、猪苗代湖。日本の湖水地方と言われる裏磐梯など、自然に恵まれた地方で…

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日本百名山の磐梯山、日本で三番目に大きい湖、猪苗代湖。日本の湖水地方と言われる裏磐梯など、自然に恵まれた地方で、例年の見頃、GW前後にお花見ツアーはいかが?

磐梯山牧場

磐梯山牧場
福島県耶麻郡猪苗代町

猪苗代湖と磐梯山の眺めが楽しめる、磐梯高原にある町営牧場。例年の毎年4月下旬から5月上旬にかけて、約200本のソメイヨシノが咲く「まきばの桜ロード」もある。

土津(はにつ)神社

土津(はにつ)神社
福島県耶麻郡猪苗代町見禰山3

徳川幕府三代将軍・家光の異母弟で、会津藩祖の保科正之を祀る神社。1675年造営後、戊辰戦争で社殿が消失。明治時代に再建された。紅葉、そして桜の名所としても知られる。会津藩主松平家の墓所でもある。

観音寺川さくら並木

観音寺川さくら並木
福島県耶麻郡猪苗代町川桁上川原83

川沿いソメイヨシノを中心とした桜並木が約1km続く、猪苗代町にある桜の名所。満開時には桜のトンネルが広がる。例年の見頃は、4月下旬~5月上旬頃。

桜峠

桜峠
福島県耶麻郡北塩原村大塩

裏磐梯エリアにある3,000本のオオヤマザクラ(大山桜)が咲く桜の名所。2001年、敬宮愛子内親王殿下御生誕をお祝いし植樹が始まった比較的新しい桜の名所。日帰り入浴施設「ラビスパ裏磐梯」に隣接。ソメイヨシノに比べて濃いピンクの花なので、普通の桜の名所に飽きた人には新鮮な眺め。

亀ヶ城公園

亀ヶ城公園
福島県東白川郡棚倉町棚倉城跡47−12

JR磐越西線猪苗代駅より車で約5分のところにある、猪苗代氏代々の城跡。お濠の内外に桜があり、お花見の名所でもある。猪苗代城は慶応4年戊辰戦争で落城し、今はわずかに石垣等を残すのみ。他に、中世の丘(鶴峰城跡)もあり、その長い歴史を今に伝えている。

小平潟天満宮(こびらがた天満宮)

小平潟天満宮(こびらがた天満宮)
福島県耶麻郡猪苗代町中小松西浜1615

猪苗代湖畔にある、野口英世も信仰していたという神社。最近では受験生向けのパワースポットと言われているようで、五角絵馬(五角を合格とかけて?)がたくさん奉納されていました。

近くには桜の並木道も。

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おいしい&癒やしがいっぱい。岩手県二戸市「金田一温泉郷」に魅了された一泊二日旅 https://tripplanner.jp/topics/2757 Fri, 19 Jun 2020 12:30:00 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2757 岩手県二戸市にある金田一温泉郷。 はじめて名前を聞いたときは、「金田一少年に関係あるのか?」程度しか印象が思い…

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岩手県二戸市にある金田一温泉郷。

はじめて名前を聞いたときは、「金田一少年に関係あるのか?」程度しか印象が思い浮かばないほど、イメージゼロ。先入観もゼロ。(二戸の皆さん、ごめんなさい!)

でも、まっさらな気持ちで訪れた知らない土地は、おいしいものがいっぱい! 一泊二日ですっかりファンになってしまうほどでした。今回は実際に訪れたスポットをご紹介します。

■新幹線から直行! 地元食「そばかっけ」に舌鼓

朝、東京から新幹線で2時間半強。ちょうどお昼どきに新幹線を降りたら、駅前にあるお食事処の「きんじ」へ直行。ここでいただいたのは、二戸の郷土料理「そばかっけ」です。

二戸在来種「岩手中生(いわてなかて)」を使用したシート状の蕎麦を、野菜や豆腐などの具材と一緒に鍋へ。食べるときは、にんにく味噌をつけながらいただきます。味噌をたっぷりつけると、日本酒が欲しくなってくる一品です。(要予約/2名~)

こちらのおみせでは、二戸産の玄そばと県産小麦「ゆきちから」を使った打ち立ての二八そばが人気。玄そばも「岩手中生(なかて)」を使用しており、現在はここでしか味わうことができないそうです。

軽く腹ごしらえをしたら、「そばかっけ」を食べながら欲しくなった日本酒を求めて酒蔵へGO!

■「南部美人」でふくよかな酒の香りにうっとり

二戸の酒と言えば、創業は明治35年(1902年)という有名な日本酒「南部美人」は外せない!? 東京に戻ってからも、二戸を思い出して、何度も飲んでしまいました。こちらでは酒蔵見学に参加。

ふくよかな酒の香りだけで「早く飲みたい…!」欲があふれてしまいます。こちらの酒造さんは二戸市内をはじめとする岩手県内の農家さんたちとの強い協力関係を持ち、酒米と地域の風土があらわれる酒造りにこだわっているとのこと。水は折爪岳の伏流水を仕込み水に使用しています。中には、全量地元の酒米「ぎんおとめ」使用の特別純米酒もありましたよ。

こちらではお酒の購入ができます。種類も豊富で、どれにしようか迷うほど。THE日本酒が苦手な方には、果実×日本酒のリキュールなんていかがでしょうか? 南部美人さんでは配送もしているそうですよ。

さらに! こちらにはお酒だけでなく、かわいらしいマッチもありました。もう胸キュン! このデザインは、日本酒好きにも和もの好きにも喜ばれそうです。

ちなみに酒蔵見学は11月~3月の期間限定ですよ。(要予約)

■手作りの南部せんべいに魅了される

見た目も味も素朴な南部せんべい。どうやらこの地方では「家にあって当たり前の品」とのことで、人によって「マイお気に入り南部せんべい」があるのだそう。知られざる二戸文化!

私の人生初の南部せんべいは、藤原せんべい店。そう、この日ここで出会ったせんべいが、初めて見て食べた南部せんべいなのです。まず困ったのが、メニューをみても何のことかわからない…。

「ハジキせんべい」というのは、規格外のせんべい(だからリーズナブルなのですね)。「せんべいの耳」は、丸い南部せんべいの端っこにある固い部分だけを集めたもの。「白せんべい」はごまがついていないプレーンせんべい。「耳なしせんべい」は、南部せんべいの端っこにある固い部分をはずしたせんべい。「耳付きせんべい」は、その固い耳部分がついているもの…とのことです。

ちなみに長距離持ち歩くなら、耳付きのほうが割れにくいらしいですよ。お土産の参考に。

さらに南部せんべいは、ただ食べるだけでなく、花見などの宴会で小皿としても活躍するそうです。いろんなお惣菜の味がしみこんだところで、最後に食べるのが美味しいとのこと。使い捨て小皿の代わりになるなんて、環境に優しいアイテムなんですね。東京暮らしでも、使い捨て皿の代わりにコレを使いたい!

この地域は稲作よりも小麦の生産が昔から盛ん。南部せんべいは、小麦粉、重曹、ゴマというシンプルな材料で作られているそうです。昭和37年、先代から続くこちらのお店では、昔ながらのレンガの窯を使って、ひとつひとつ手焼きをしていました。

炭火でじっくり焼き上げられるせんべいは、味わい深く、どれだけ食べても飽きません。

窯の下にある窓部分がちょうどご主人の膝あたりと言うことで、エプロンは同じ場所だけ焦げて破れている状態。いくつも当て布をして補強しています。熱い中でも、コツコツと人の手で作られている。そんな当たり前のことが、胸に響きました。

次は絶対、たくさん買って帰りたいと思います。

■かわいいお母さんたちと「てんぽ焼き」体験

藤原せんべい店のはす向かいにある「よりゃんせ金田一」は、地元のお母さんたちも参加する地域グループの拠点です。こちらでは、とってもかわいい地元のお母さんから二戸ならではの食べ物「てんぽ焼き」を教えてもらいました。

※普段はてんぽ焼き単体での体験は行っていないそうです。

てんぽ焼きとは、熱湯と小麦粉を混ぜて焼いたもの。天保の飢饉のとき、おなかを満たすために生まれたと言うこともあり、食べてみるともちもちしておりボリューム感満点です。

材料は小麦粉+熱々のお湯。想像以上の湯気にびっくり! こんな熱いものを手で混ぜるなんて、お母さんたちすごい…。

できた生地をまるめて、クルミやごまをつけます。

てんぽ焼き用の道具は鉄製。見た目よりも重い…! 絵柄もついていてオシャレです。これに挟んで、焼きます。

てんぽ焼きを焼いてるお母さん、逆光に映えて素敵でした。お母さんたちのほっこりとした雰囲気に、とっても癒やされましたよ~。

最後に、生地の両面が焼けたら完成です!

そのまま食べてもおいしいのですが、ハチミツをトッピングするとおやつ感がでます。余ったものはレンチンして食べられるとのことで、旅から帰った翌日の朝ご飯になりました!

■金田一温泉郷で隠れ座敷わらしを発見!

宿泊先は金田一温泉郷。ここは、山に囲まれた小さな集落にある温泉です。寛永3年(1626年)に田んぼの中から突然発見されたと伝えられています。江戸時代は南部藩の指定湯治場だったとのことで「侍の湯」とも呼ばれていたようです。今は宿泊のほか、4つの源泉から展開される複数の宿の湯を日帰り入浴で楽しむことができます。

山手にある金田一温泉神社へ登ると集落が一望できます。静かで、のどか~。水が豊富な場所で、蛍も見られるとか! 温泉水を利用した鮎養殖などもされているそうです。

散策中に出会える温泉らしい建造物にも、撮影欲もそそられます。塔×電線好き。

また、この金田一温泉郷は座敷わらしでも有名です。町を歩くと愛らしい座敷わらしキャラクターたちと会えます。

キョロキョロしながら歩いていると、隠れ座敷わらしも発見! カーブミラーの中をよく見てみてください。遊んでる子どもたちのシルエットが映っています。

この座敷わらしたち、カーブミラーの前から後ろ振り向いても見つかりません。さてどこにいるのか…ぜひ、現地でこのカーブミラー&座敷わらしキャラクターを探してみてくださいね。

■座敷わらしが出る宿「緑風荘」

宿泊したのは、座敷わらしがでると有名な宿「緑風荘」。著名人たちも、この宿で座敷わらしを見たとか。実在感のないものが苦手な筆者はドキドキ…。

源泉掛け流しとのことで、宿の外でもお湯に触れることができます。冬はぬくぬく~!

火事にあって建て直したとのことで、建物は新しくきれい。でも、かつて座敷わらしが出ていた部屋は再現されています。

ここに登場するという座敷わらしは亀麿くんという名前で、昔このおうちに生まれた子どもだったそうです。宿のご主人が、臨場感たっぷりにどうやって座敷わらしが出るか説明してくれたのですが、怖がり筆者。耳を塞いで一切聞いていませんでした(笑)。

ぜひ、直接現地でお話を聞いてください!

夕飯は、昼間に立ち寄った南部美人の酒とともに。地元の食材たっぷりのディナー。やはり地元の酒と食材の相性は抜群! 話も弾んで楽しい夜に。

面白かったのが、酒×酒のミックス技。日本酒=そのまま飲むものだと思っていたのですが、掛け合わせると味変が楽しめるものもあると初めて知りました! いろいろ掛け合わせて「これはいける」「これはいまいち」と試すのも楽しかったです。

宿の裏には神社もあります。

ひとつはおいなりさん。もうひとつは、座敷わらしの亀麿くんをまつった神社です。亀麿くんの恩恵を受けた方が、狛犬や鳥居を寄贈して、どんどん立派になっていったとか。ちなみに、亀麿神社のご神体は水晶とのことで、宿では水晶アイテムもたくさん売られていました。

お湯もよかったし、次は1泊と言わず、数日ゆったりすごしてみたい宿でした。

■二戸に来たなら見逃せない至極のフルーツたち

二戸では、フルーツ狩りも人気です。りんごやブルーベリーなどを育てている金田一温泉郷内の農園「権七園」では、リンゴの食べ比べを体験させてもらいました。

いただいたのは、はるか、ふじ、シナノゴールド、ぐんま名月、雪いわての5種。どれもリンゴであることには変わりないのに、それぞれ味の個性が全然違うんです! しかも「雪いわて」は、まだ市場に出回っていないものとのこと。レアアイテムだったとは! 出回るまであと5年ほどかかるそうですが、権七園の収穫体験では食べることができます。気になる方はぜひ市場に出回る前にりんご目的で訪れてみてください。

さらに、緑風荘の近くにある農家では、雪景色の中で、いちごが栽培されていました。

しんしんと雪が降り積もる中、ビニールハウスの中に入ると…

いちごの株がズラリ! 金田一温泉郷に湧く温泉の熱を使って、ちょうどよい温度に温めているのだそうです。今はまだ試験運用中とのことですが、いつかここのいちごも観光と一緒に楽しめるようになるかも? 将来が楽しみですね。

■「滴生舎」で国産漆の器にうっとり

現在、漆の市場は、外国産が97%、国産が3%。このわずかな国産漆の中で約70%のシェアを誇るのが二戸市浄法寺町産の漆です。「滴生舎」はそんな貴重な国産漆を使った漆器を作る工房兼ショップ。

同じように見えて、それぞれ作家の個性やこだわりを感じられる器たち。運命のアイテムに出会える予感。普段使いだけでなく、贈り物にもぴったりのアイテムばかりです。

さらにどのような道具で漆を採っているか、知ることが出来る展示も。

道具を使って、木に傷をつけて採っているのだそうです。想像するだけで、地道&大変そう!

そんな手間暇かけて作られた器は、長く使うことができるのが魅力。次、訪れるときは、マイおちょこを購入したいともくろんでいます!

お味噌汁好きとしては、お椀もすてがたいんですけどね…。楽しい悩みです♪

■幻の短角牛がこんな価格で!?「短角亭」で焼き肉三昧

二戸市ツアー、最後の食事は「短角亭」。和牛の中でも希少性が高い短角牛が、リーズナブルな価格でいただける貴重なお店です。ここは、秘密にしたかった…!

短角牛は和牛の一種で、昔からこの地方で飼育されてきました。お肉としては、良質な赤身肉で脂肪が少なく、旨味が凝縮されているのが特徴。全然しつこくないので、ペロリといけます。どれだけでも食べられます。こんな高品質なお肉をリーズナブルに楽しめちゃうのが、こちらのお店の魅力なのです。

一緒に旅行したメンバーの目が、完全に肉食獣になった瞬間。

あっという間に、肉が胃袋へと消えていきました(笑)。会計の横では、お土産も売っています。

肉好きには喜ばれること間違いなし!な、お土産候補です。ここでこれでもかっというほど、お肉が食べるのが最近の夢です。

■お土産を買うなら「ふれあい二戸」&「なにゃーと」へ

お土産にお野菜などの食材が欲しいと思うなら、イチオシが「ふれあい二戸」です。地元農家が手塩にかけてつくったお野菜や味噌、漬物や甘味などを毎日納品しています。飾らない場でありながら、地域が誇る地元ブランドまでもが、地元ならではの鮮度と旬でずらりと揃います。しかもリーズナブル。私もいくつか買って配送してもらったのですが、もっともっともっと買えばよかった…と帰ってから思ったほど。とにかく味が濃くて美味しいお野菜ばかりなのです。

買ってよかった! リピートしたい! と思ったのが、このホワイトアスパラ。

軽くフライパンで火を通して、塩こしょうでいただいたのですが、いくらでも食べられる絶品野菜。こんな美味しい食材たちがあるから、どのお店でも美味しいご飯が出てくるのですね。納得…!

南部せんべいや特産品、日本酒などを買うなら、駅直結のなにゃーと物産センターが便利です。二戸駅を中心とした青森県南、秋田県北東、岩手県北の北東北3県の交流・連携のシンボルとして誕生したとのこと。

個人的には、ずらりと並んだ南部せんべいにときめきました。色々試してみたくなる魅惑のせんべいですよ! 甘い系から辛い系まで、いろいろな味がそろっているので、送り相手にあわせて選べるのもうれしいポイントでした。

長い歴史と文化が根付いている二戸市。都会の喧噪を忘れさせる静かな空間と、手間暇かけて育まれてきた美味しい食材たちに、心と胃をがっつりとつかまれました。絶対また行くので、予約困難という噂の緑風荘、取れますように!!

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ポルトガル、世界遺産の街ポルトの鉄板観光名所をめぐる半日徒歩コース https://tripplanner.jp/topics/2699 Tue, 25 Feb 2020 21:41:37 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2699 ポートワインや世界遺産の歴史ある町並みで有名なポルトガル第二の都市ポルト。このシックな街を拠点に羨ましいほど自…

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ポートワインや世界遺産の歴史ある町並みで有名なポルトガル第二の都市ポルト。このシックな街を拠点に羨ましいほど自由な働き方をしているITエンジニア、長澤光希さんにおすすめの観光ルートを教わりました。そのライフスタイルも含めて色々考えさせられるポルトガルの旅、まずは美しすぎる風景編です!

はじめてのポルトガルなのに、あえて首都リスボンではなくポルトを選んだのにはいくつか理由がある。

一人旅なのでなるべく徒歩で回れるサイズの都市にしたかったこと、年末年始のハイシーズンに探した格安航空券の値段がリスボンとポルトでは10万円くらい差があったこと(どちらもイスタンブール乗り換え)、オンライン英会話のポルトガル人の先生が「リスボンは大きすぎてちょっと騒がしいし、ポルトのほうが落ち着いていて治安もいいしおすすめ」とプッシュしてくれたこと、そして、この世界遺産の街で働く日本人ITエンジニアに会ってみたかったこと。

大学を卒業後、DeNAを経てポルトガルを拠点に働くエンジニアの長澤光希さん。

タスク管理アプリ「todoist」を提供するDoist社で日本人唯一のエンジニアとして働く長澤光希(ながさわひろき)さん。2017年にiOSエンジニアとして同社に採用され、以来、リモートワークが基本という、「これぞ働き方革命!」といったスタイルでポルトを拠点に仕事をしている。

「結婚するまでは週に2回くらいはオフィスで働いて、あとはカフェなどでリモートワークをしていましたが、結婚してからは家で働く日が増えました。今は会社に行くのは週に1回くらいですかね。なぜかというと週に1回までは昼食代を会社が出してくれるチームランチがあるんです(笑)。お寿司とか結構いい店にも行けたりするのでそれが楽しみで出勤しているようなもの。」

この他、年に一回のチームメンバーだけの開発合宿、年に一回の世界中にいる全社員が集まる社員旅行も会社の負担で楽しめるほか、ジム代なども補助されるという。だから「最近はジムにいって、併設のカフェで仕事をすることも多いですね」と笑う。

長澤さんが暮らすポルトの風景。赤い屋根の歴史ある建物が風情ある坂道にびっしり。高い建物が教会の塔しか見えない絵本のような風景。

おかしいな、ポルトの街を案内してもらうはずが働き方に関する質問が止まらない。そんな奇跡みたいなライフスタイルを実現できる会社が世界にはあるのか……!

「創業者もまだ30代前半の若さで、今はバルセロナに住んでいるけど、将来的には奥さんの故郷のチリに引っ越す予定だとか。自ら率先して休暇をバンバンとるし休み中は連絡手段をシャットアウトするので下の人間も気を使わずに思い切り真似できて助かっています。
エンジニアをはじめ社内のメンバー全員は、次のサイクルでやることを提案でき、1ヶ月のサイクルごとにプロダクトチームとともに優先度を決めて開発を進めるスタイルで上下関係もありません。誰も勤怠管理なんかしていないけれど、 信頼関係で成り立っているので、基本的に今のやり方で会社は回っていますよ。」

日本でもリモートワークの導入が進んでいるが、監視ツール付きだったり日誌を書かされたりと、ここまで自由には働かせてもらえないように思う。

「ポルトは物価が安いし、治安もすごくいいし、人が優しいので住みやすいですね。少しルーズな面もあるけど慣れてしまうと時間がゆっくり感じられるし、のんびりしている人たちを眺めているとこちらものんびりできていい。差別も全然なく、若い人なら大抵は英語が通じるので日常生活にも特に不便はありません。」

■ ポルトに来たならまずは行くべき鉄板名所はここ!

さて、働き方を羨ましがるのもこのへんにして、さっそくポルトの街を地元民の視点で案内してもらおう。

「ポルトはとても小さい街なので基本的に徒歩で主だった名所は回れます。今日は世界遺産になっている『歴史地区』からスタートして、眺めが素晴らしい橋を渡り、ドウロ川沿いを歩いてみたいと思います」

壁面のアズレージョが美しく、インスタスポットにもなっているカルモ教会を横目に街歩きをスタートすると、何やら行列が。

こちらはポルトで英語教師として働いていたJ・Kローリングが、ハリー・ポッターの世界観のヒントにしたと言われているレロ書店。イギリスのガーディアン紙による〈世界の素晴らしい書店〉では第3位、ロンリープラネットの〈世界で最も素晴らしい本屋ランキング〉でも第3位にランクインしており、「世界で最も美しい書店」としてポルト屈指の観光名所になっている。

内部はこんな感じ。目の眩むような豪華さだが、とにかく人が多いので、写真撮影を目的に訪れるとタイミングが難しいかもしれない。純粋に空間を楽しみに行くのがいい場所のように思う。

そんな書店の前を数分歩くと現れるのが、ポルトいち高い塔を誇る「クレリゴス教会」。

「ポルトガルはカトリック教徒が圧倒的に多いというだけあって本当に教会が多いですね」
「データ的にはそうみたいですけれど、僕の周囲に関していえばそれほど人々は信心深くない印象です。教会なんて全然行かないよ、という人も結構いますね」
なるほど、意外と日本人に近い感覚かもしれない。

「それよりもみんなが熱心なのはサッカー。スポーツといえばサッカーしかないという感じで、大人の男性はほぼ全員サッカーができます。僕も週末に誘われて試合に参加したりもしていますが、のんびりしているポルトガル人なのにサッカーだけは本気で、熱くなって喧嘩になることも(笑)」

クレリゴス教会は有料で高い塔に登ることができ、ポルト1の高さから絶景を楽しむのもポルト観光の鉄板アクティビティの一つ。

塔の上からはこんな絶景が楽しめるので、ぜひ足腰と高所に自信がある方は登ってみてはいかがだろうか。

さて、この塔からすぐの場所にあるのが、こちらも旅行誌Travel+Leisureによる「世界でもっとも美しい駅」のひとつに選出されたこともあるサン・ベント駅。余談だが、すぐ近くには「世界一美しいマクドナルド」なんてのもある。このアピール力の高さに、さすがポートワインで鳴らした商人の街、と思わなくもない。

圧巻なのは2万枚とも言われる駅内部を覆うアズレージョ。

ポルトガルを代表するアズレージョ画家、ジョルジュ・コラコによって描かれているのはポルトガルの歴史。これは確かに美しい駅だ……!

駅を利用する人よりも写真撮影に来ている観光客のほうが多い、ポルト屈指の名所の一つ。ぜひ記念撮影をしてみましょう。

サン・ベント駅からポートワインのセラーの並ぶガイア地区へ向けて歩き出すにあたり、途中ぜひ立ち寄って欲しい絶景名所がポルト大聖堂
ドウロ川を見下ろす丘の上にあり、絶景が楽しめるほか、美しいアズレージョに彩られた回廊などもある建築名所でもある。


ポルト大聖堂からドウロ川を望む。

さあ、ここからはクラシカルな世界遺産の街から、美しい川の眺めがリゾート気分を盛り上げてくれるドウロ川沿岸へとスイッチを切り替え。地下鉄でも行けるけれど、あえて市民が大好きなドン・ルイス一世橋を歩いて渡るのがポイントだ。

こちらがみんな大好きドン・ルイス一世橋。旅行前の調査中にインスタを漁ってもやたらこの橋で記念撮影する人が多く、こんな近代的な橋がなぜ大人気……?と思っていたが、実はこの橋、ある意味「エッフェル塔」の親戚みたいなものという、かなりレアな建築名所だったのだ。

設計したのがギュスターヴ・エッフェルの弟子で、作られたのは1886年と130年以上も前!  言われてみればエッフェル塔とちょっと雰囲気が似ている気も。

橋の上からの眺めが最高ということで、よく晴れた日はごらんの賑わい。長澤さんも地元民ながら高さを堪能。

橋を渡れば、ポートワインの集積地「ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア」に到着。約60軒ものセラーが集まる、ワイン好きにはたまらないポルト屈指の名所で、セラー見学やテイスティングができるスポットもいっぱい。

ちなみに後日、ぶらぶら一人でここへきて、ワインセラーでワインをテインスティングして、美味しいフードコートで名物の子豚の丸焼きのサンドイッチを食べて川べりでボーッと過ごしてみたけれど最高だった。リゾート地に来たように何もしない休日を過ごしたい向きにもおすすめのエリアである。

ここから対岸の「ポルト歴史地区」の眺めは率直に言って絶景。昼間もいいけれど、感動を深めたいならぜひ夕暮れどきを狙って訪れてみて。


こんな絶景に出会えます!

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ショッピングにグルメ、仮眠まで。ヘルシンキ空港でのナイスな過ごしかたアイデア集 https://tripplanner.jp/topics/1721 Mon, 04 Sep 2017 22:11:40 +0000 https://tripplanner.jp/?p=1721 国際ハブ空港としても人気のフィンランド、ヘルシンキ空港。大きさもちょうどよく、マリメッコやイッタラ、ムーミンな…

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国際ハブ空港としても人気のフィンランド、ヘルシンキ空港。大きさもちょうどよく、マリメッコイッタラムーミンなどかわいい北欧雑貨も買えて、居心地の良い仮眠用ベッドも完備。そんな魅力たっぷりのエアポートをより楽しく過ごすアイデアをお届けします!

日本から直行便で約9時間半と、ヨーロッパなのに近いヘルシンキ空港。最近はフィンランドに入国する人だけでなく、ヨーロッパ各都市への乗り継ぎで利用する人も増えている「ハブ空港」でもある。

個人的にも最近ヨーロッパ旅行といえばフィンエアーみたいになってきていろいろ知恵が溜まってきたのと、今年の始めに空港に隣接するフィンエアー本社とヘルシンキ空港を取材する機会をいただいたので、今回はそれらをまとめてヘルシンキ空港満喫ガイドをお届けしたい。

旅のトラブルで避けたいことはいろいろあれど、わりと真剣に嫌なことの一つが「飛行機に乗り遅れる」だと思う。ゆえに心配性の私は海外旅行の場合は大体空港に遅くとも3時間前、ひどい時は5時間前ぐらいに着いているのだが、寂しい空港だとこの待ち時間は退屈極まりないものだ。

でもヘルシンキ空港なら心配ご無用!
いざとなったら一晩だって過ごせてしまうハブ空港の魅力を「ショッピング」「徒歩で観光」「グルメ」「仮眠」の面でレポート、さらにチェックイン方法や荷物の預け方等も含めてガイドさせていただきます!

◎ ヘルシンキ空港でのショッピングといえばこれ!

フィンランドと言えば、北欧デザインで有名。日本でも大人気のマリメッコやイッタラはもちろん、ムーミンショップももちろん空港にある。

その他も日本ではなかなか入手しにくいセクシー下着で有名なヴィクトリアズ・シークレットや「極度乾燥(しなさい)」で話題の英国発のブランドSuperdryが買えるショップも。
Duty Freeも普通にあるが、食料品エリアでは日本ではなかなか買えないフィンランド産のクラウドベリーのジャムや、ジントニック世界一に選ばれたフィンランド「キュロ ディスティラリー」のジンなんかもおすすめ。詳しくはこちらのショップ一覧でチェック!

 

◎ ちょっと外までプチ観光、フィンエアー本社へ行ってみよう!

時間にかなり余裕があるなら、ヘルシンキ空港で大きな荷物を預けてふらりと外へ出かけてみるのも一興。実は空港にはフィンエアー本社が隣接、一階には一般客も利用できるカフェや、フィンエアーの機内にあるかわいいグッズ等が買えるショップまであるのである。

フィンエアー仕様のマリメッコやイッタラの食器も! かつてエアライングッズをコレクションしていた私は大興奮。エコノミーではお目にかかれない憧れの食器も。

ショップと同じフロアにはカフェレストランも。エアライン好きはここで記念にお茶などいかが?

シートの見本も展示されてます。

個人的には無茶苦茶かっこいいオフィスのインテリア見物だけでも大満足。さすがデザイン大国のフラッグ・キャリアの本社!

フィンエアー本社

 

◎ クールな建築で空港のアイコン的な名物レストランも。おすすめグルメはこれだ!

マリメッコやイッタラショップの近くにある、個性的な建築も素敵な空港内レストラン&カフェ「Pier Zero」。

スイス、チューリッヒを拠点にするDetail Designが設計を手がけたこの空間は、今やヘルシンキ空港のランドマーク的存在。
見た目が素敵なだけでなく、実は食事もかなり美味しくておすすめ。たとえば二階のレストランで食べたメニューはこんな感じ。

シンプルにさっぱりと焼き上げられたふわふわのサーモンは日本人の舌にもぴったり。量もアジア人サイズでちょうどいい。

ぜひ試して欲しいのがサクホロの絶品ブルーベリーパイ。今のところ、自分史上最高のブルーベリーパイ。こちらも小さめで嬉しい。

 

そしてよりディープにヘルシンキを感じたいなら、このPier Zeroやマリメッコなどがひしめくいわばヘルシンキ空港の「表参道」的なエリアをちょっと外れて、15番ゲートあたりまで歩いてみよう。そこには何と小さなヘルシンキがあるのだ。

ウッディなインテリアが北欧ならではの「ヘルシンキマーケット」にはカフェレストランも併設。

フィンランドっぽい! サンドイッチもずらり。

私はここで最近フィンランドで話題だという、オーガニック、手づくり、産地にこだわる「ユミュ」(JYMY)のいちごのアイスクリームを購入。約4ユーロとなかなか高級だったけど、いかにも手づくりといった自然な味で美味しかった。しかし、なんと帰りの飛行機の中で同じブランドのバニラアイスクリームが登場。必ず出るとは限らないけど、飛行機内のおやつと味がかぶりたくない人はチョコレートやいちごを味わっておくと安心。でもバニラも素晴らしく美味しくておすすめ。

そして、ヘルシンキマーケットの近くには、同じくヘルシンキにあるおしゃれカフェJohan & Nyströmの支店が。ここ、私がヘルシンキでわざわざ行ったとこ!

ヘルシンキ市内にあるお店はこんな感じ↓。とにかくインテリアがかっこいいし、二階にはソファ席なんかもあって無茶苦茶くつろげます。

空港の支店はこれほどデザインコンシャスじゃないけど、サンドイッチなどは、まぁ普通に美味しい。コーヒーは淹れたてじゃないとイマイチなのでハンドドリップのものをオーダーするのをおすすめ。

このヘルシンキマーケットからJohan & Nyströmのあたりはリアルなヘルシンキの街角っぽくて良かった。バーチャル街歩き感覚でぶらついてみるといいかも。

帰国前でもう洋食はもうこりごりな人には、なんと寿司&ラーメン店も!  こちらは出国審査を終えた日本行き便が良く出る34番ゲート付近にあります。

味噌ラーメンが13.5ユーロとやや高級すぎる感はあれど、ヘルシンキの和食店でも似たような価格帯なので、日本まで待ちきれない人はトライしてみては? ラーメンは、麺が柔らかすぎるとはいえ海外にしては美味しいレベルかと。ただ、日本のクォリティを求めてはいけません。

 

◎ 不思議な繭の中で仮眠する

フィンランドの物価は少々お財布にきついので、買い物もグルメももういいや、という人は、

寝てしまう

のもおすすめ。

空港内にあるハイテクな仮眠用ベッドを日中なら無料で使えるコーナー。これは乗り継ぎ組に特におすすめ。疲れた身体をフルフラットシートで癒やしましょう。
このおかげか、ヘルシンキ空港は過去に「ヨーロッパで最も良く眠れる空港」というアワードも受賞していたりします。

ただしくれぐれも寝過ごし注意です!

◎ 最後に帰国時のチェックインと荷物の重量チェック方法をご紹介

さて、グルメやショッピング情報はこれぐらいにして、最後に便利ネタを。
帰国便に乗る前は、色々買いすぎてしまって、預け入れ荷物が23kg超えていたらどうしよう? と不安なら、カウンターに向かう前にスーツケースの重さをチェックしてみよう。
ヘルシンキ空港のチェックインカウンターには、オンラインチェックイン機が並ぶエリアにスケールがあります。

上の写真の右側にあるのがそれ。その横には機内持ち込み手荷物のサイズが測れるボックスもスタンバイ。

嫌な予感通り23kgオーバーしたらどうするか?

ちなみにフィンエアーを利用していた私は、フィンエアーの袋をもらって危機を切り抜けました。以下のビニール袋はかなりしっかりとした造りだったので、服や割れそうもないものを移し替え、ちょっと気をつけてほしいものは服でぐるぐる巻いてポン。このままカウンターに持っていき貸してもらったテープでグルグルと巻いて預け入れ、無事手続完了。

こういう面倒を抱えてない人は、有人カウンターの行列に並ぶことなく荷物の預入れができるセルフチェックインがおすすめ。空港にはずらりとチェックインのマシンが並んでいて、チェックインから手荷物の預入れまで一人でできます。手荷物の預入れはややハードル高そうだけど、こちらのビデオがわかりやすいのでぜひご覧あれ。

2020年に年間2,000万人の利用者数を目指すヘルシンキ空港。フィンランドへの旅やヨーロッパ各都市への乗り継ぎで利用する時は、ちょっと探検してみては?
※情報は2017年9月時点。

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イギリスの陶器の町ストーク・オン・トレント、エマ・ブリッジウォーターのファクトリーが可愛すぎる! https://tripplanner.jp/topics/2957 Thu, 30 Mar 2017 16:19:09 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2957 イギリス陶器の里にある、日本でも大人気の食器ブランド、エマ・ブリッジウォーターの工場へ。見て、作って、味わって…

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イギリス陶器の里にある、日本でも大人気の食器ブランド、エマ・ブリッジウォーターの工場へ。見て、作って、味わって、買う。エマの世界にたっぷり浸れるとっておきの旅行プランをご紹介します。

ポップでカラフルなデザインで、長年世界の女性たちの乙女心をわしづかみにし続けている、イギリスの陶器メーカー、エマブリッジウォーター。
1985年創業と比較的新しめのブランドながら、今や英国ロイヤルベイビー誕生記念のマグカップを手がけるほどの国民的ブランドに成長しています。日本にもファンが多いですよね。

今回はイギリスを代表する陶器の町、ストーク・オン・トレントにあるエマの工場で体験した、かわいい尽くしのファクトリーツアーの様子をお届けします。

人気のポルカドットが並ぶようす。キッチンがぱっと明るくなりそう。

工場見学、絵付け体験、かわいいカフェでランチやお茶と、見て、触って、味わって、エマの世界をまるごと体験できる夢のようなファクトリー。それではさっそく、私と一緒に写真で楽しむバーチャルファクトリーツアーに出発しましょう!

工場の外観がこちら。歴史を感じる赤レンガの工場がいかにもイギリス!という風情でぐっと来てしまいます。

エマを代表するポップな水玉、ポルカドット柄の看板が添えられるだけで、重厚なレンガの工場も花が咲いたようにかわいく変身。 ティーカップとポットの看板かわいすぎるので売って欲しい。どこに飾ればいいかわからないけど欲しい!

こちらが工場内部。スポンジスタンプを使って今、まさにエマ・ブリッジウォーターの食器が生まれています。職人さんたちの手際の良さにうっとり。

焼いてもらうのを待って整列している子たち。かわいいだけじゃなくてエレガントな柄だってあるんですわよ。

工場を見学した後は、併設されているデザインファクトリーへ。ここでエマのスタンプを使って、オリジナル食器作りにチャレンジできるのです。

絵付け体験エリアも手抜かり無くかわいい。

それではまず、絵付けしてみたい食器を選んで、

スタッフの方にやり方を教わって、

ずらりと並ぶ中から使いたいスポンジをピックアップし、

あとはぺたぺたとスタンプを押したりフリーハンドで絵を足したり。
絵は描けなくても大丈夫。スタンプをどう配置するかと色の選び方のセンスさえあれば、とっておきのオリジナル食器が簡単に作れちゃいますよ。でもその色選びとスタンプの押しどころが思ったより結構難易度高くて、あらためて職人さんたちの腕とセンスに脱帽。
まぁ記念ですから、気負わずに。焼き上がったら配送してくれるサービス(有料)があるので、帰国後のお楽しみも増えますよ。

絵付け体験が終ったら、併設のカフェエリアにも足を運んでみましょう。こちらもまるごとエマの世界でそれはそれはかわいいカフェ。かわいくないところが見つからない夢の空間!

エマの食器でいただくとサンドイッチまでかわいい。

食事の後はアウトレット価格がうれしいファクトリーショップへ。ここでかわいいワールドもクライマックスを迎えます。

後で写真を眺めてて気づいたけど真ん中に水玉の長靴が見えます。完全に見落としていました。今からでも戻って買いたい。

このファクトリーの近くにはこれまた日本で大人気のバーレイ ファクトリーや、ワールド・オブ・ウェッジウッドウェッジウッドマニア&ロイヤル・ドルトン アウトレットストアもあるので、うつわ好きは興奮しっぱなしです。重い荷物向けの梱包用品をたっぷり持って、がっちりしたスーツケースで挑むことをおすすめします!

<ファクトリーツアーの概要>
ファクトリーツアーはスタッフが働いている平日のみ。完全事前予約制で、月から金は朝10時, 11時30分と午後 1時30分の3回実施。金曜日は午前中の2回のみ。大人一人2.5ポンド。

<絵付け体験の概要>
毎日朝9:30から午後2:45まで(※日曜儀は 10:00から 1:45まで)。選んだ食器の料金プラス1人 2.95ポンドのスタジオ利用料。その他、焼き上がりの際の配送料がかかります。

いずれもオンラインで申込めるので、詳しくは公式サイトをご覧下さい。イースターやクリスマス等お休みの時があるのであわせてチェックを。(上記は公式サイトに記載された情報であり、2017年3月時点のものです)

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久能山と日光の東照宮、そもそも何が違うの? 久能山東照宮学芸員に聞いた https://tripplanner.jp/topics/2048 Sun, 26 Mar 2017 14:25:31 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2048 世界遺産に登録されている「日光東照宮」よりも前、徳川家康の遺言に従って元和2年(1616)に創建された静岡市に…

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世界遺産に登録されている「日光東照宮」よりも前、徳川家康の遺言に従って元和2年(1616)に創建された静岡市にある久能山東照宮

日光と久能山の東照宮は、ほぼ同時期に創建され、どちらも眩しいほどの極彩色の社殿で知られ、両方に徳川家康のお墓もあり、どこがどう違うのか一般人にはちょっとわかりにくいかも?

ということで、まずは基本編。日光と久能山の東照宮の違いについて、久能山東照宮博物館学芸員の戸塚直史さんにお話を伺います。

例年3月下旬から4月初旬、御社殿の前で花開く大きな枝垂れ桜。ぜひこのシーズンを狙って参拝したいもの。(写真提供:久能山東照宮)

徳川家康の亡骸はどちらに埋葬されているのか?

トリッププランナー(以下:トリプラ):まず基本的なことからお伺いしたいのですが、日光東照宮と久能山東照宮には両方に徳川家康のお墓がありますね。亡骸はどちらに埋葬されているのでしょうか?

戸塚直史さん(以下:戸塚さん):その質問に対する答えとしましては「わからない」です。でも、私たちは久能山に家康公の御遺骸があると考えております。
その理由としては御遺骸を久能山に葬るという御遺言。また、その御遺言に反し土葬されたとされる家康公の御遺骸をわざわざ移動させるとは思えません。
当宮の一番重要な御例祭ですがこれは家康公の命日である4月17日に執り行われ、日光東照宮は一ケ月後の5月17日になっています。

トリプラ:なるほど、ご命日当日に御例祭が行われるということは、やはり久能山のほうが重要視されていると考えられますね。

戸塚さん:また久能山東照宮の御例祭には徳川御宗家が御参列され、社殿での祭礼の後に神廟(お墓)拝礼をされます。

徳川家康の亡骸が埋葬されている久能山東照宮の「神廟(しんびょう)」。春の例祭には徳川宗家の当主がお墓参りをする。江戸時代はごく一部の人しか足を踏み入れることができなかった神聖な場所だ。

トリプラ:徳川宗家のみなさまがご命日にどちらに参拝されるかも重要なポイントですね。しかし、これほど豪華な東照宮が久能山にあるのなら、何も日光にあれほど絢爛なものを作らなくても良かったんじゃないかなと思ってしまいます。

戸塚さん:久能山東照宮は徳川家康公の息子である秀忠公により創建されました。一方、日光東照宮の現在ある社殿等は崇拝する祖父家康公の為に、家光公により 幕府の全面バックアップの元で大改装されました。

トリプラ:日光東照宮は幕府が主体となりいわば公共事業的に作られたもので、息子による父親のための慰霊の場的な久能山とは役割が全く違ったんですね。

戸塚さん:江戸時代の久能山では参拝者は制限されており、近くを通る朝鮮通信使も日光にてお参りされています。久能山では派手な社参は少なかったと思われます。


多数の金箔が使われているという社殿。これをきっかけに全国で権現造りが爆発的に流行したという。

豪華絢爛な東照宮が、超特急で造営された理由

トリプラ:清水の港あたりに来ていた朝鮮通信使が、久能山を素通りして日光まで行くということは、やはり久能山は日光のような開かれた場所ではなかったのですね。
けれど、言って見れば関係者向けのプライベートな神社である久能山東照宮を、なぜこれほど豪華に作る必要があったんでしょうか。

戸塚さん:東照宮ができる前は久能城とされており、天然の要害でもありました。
この切り立った山の上に中井正清(※編注 二条城や江戸城、駿府城や日光東照宮などの建築を指揮した江戸時代初期を代表する大工頭)は、わずか1年7ヶ月ほどで久能山東照宮を造営しました。
設計からはじめて、資材の調達や、大工、彫刻、塗装などの大勢の職人たちを、しかも当時一流の職人たちを、一斉に集めて同時進行でごく短期間で一気に完成させました。
当時は大坂の陣から日も浅く、まだ世の中に不穏な空気が漂っていた頃。これらの建造物を早く造営できることで、周囲も徳川家の威光を感じ受けたのではないでしょうか。

トリプラ:総漆塗で、柱や天井などほぼ隙間なく彫刻や模様が描かれているこれほどの手の込んだ建築、今の大手ゼネコンでも発注から1年7ヶ月じゃとても作れないでしょうね……。

今のこの時代ですら当時の徳川家の権力の大きさを感じるので、当時の諸大名たちはその財力や組織力、動員力などにさぞ驚いたと思います。徳川家にとっても、自らの力の大きさをプレゼンテーションしなければならない時期だったのですね。

総漆塗、極彩色の御社殿内部。彫刻、模様など華やかな権現造りの社殿は国宝に指定されている。

<お話を伺ったのは>
久能山東照宮博物館学芸員 戸塚直史さん

久能山東照宮
<アクセス>JR静岡駅からしずてつジャストライン日本平線で約50分。終点「日本平」で下車しロープウェイ乗場から5分で到着。久能山下から石段で登る場合は、JR静岡駅より、しずてつジャストライン石田街道線にて終点「東大谷」下車し、 「久能山下行き」のバスに乗り換えて終点「久能山下」で下車。 山下からは石段を1,159段登り到着。マイカーなら東名静岡・清水インターより日本平山頂へ出てロープウェイ。日本平山頂には無料駐車場あり。

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流氷にサウナ、ラウンジめぐりなど、ヘルシンキ冬の旅おすすめ5つの過ごし方 https://tripplanner.jp/topics/2170 Wed, 01 Feb 2017 19:30:11 +0000 https://jp.tripplanner.jp/?p=2170 夜はマイナス5度、日中でも0度前後だったりする、冬のヘルシンキ。寒さはちょっと厳しいけれど、実は冬ならではの楽…

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夜はマイナス5度、日中でも0度前後だったりする、冬のヘルシンキ。寒さはちょっと厳しいけれど、実は冬ならではの楽しみもいっぱいあるのです。航空券もホテルもぐっと安くなるお得な季節に試してほしい、とっておきのヘルシンキ「冬のアクティビティ」を5つご紹介します。

■ おすすめ冬のアクティビティその1:「流氷」

デザイン都市とか、インテリアショップとか、とかくおしゃれ情報が溢れがちなフィンランドの首都、ヘルシンキ。実は景色もすごい自然派の街!と気づかせてくれたのは、2016年秋にオープンしたばかりの海沿いの高層ホテル「クラリオン ホテル ヘルシンキ」。こぢんまりとしたデザイナーズホテルが多いヘルシンキでは珍しく、16階建て、客室数425、会議室や大型レストランを備えたタワーホテルです。

特筆すべきは、宿泊客以外にも大人気のスカイルーム。エレベーターで最上階に登り、窓の外から海を見下ろすと……!

わー、流氷! オホーツク海みたい!

日本だと流氷って、北海道などの大自然スポットでのみ楽しめるイメージだけど、普通におしゃれなショッピングエリアに隣接(カンピ・ショッピングセンターからわずか1km)してるのがヘルシンキのすごさ。ショッピングや美術館めぐりのあとに、さぁ流氷でも見るか、なんてことができてしまうのです。

スカイルームにあるバーコーナーは絶景を求める人たちでいっぱい。地元の若者たちにも人気のよう。


スカイルームには展望デッキもあり、港の風景を楽しみながら過ごすこともできますよ。ちょっと寒いけど。

なんとスカイルームにはプールも!冬はさすがに泳げないですが、夏は気持ちよさそうですな。

海が見える客室もあります。インテリアもおしゃれ!

さすがヘルシンキ。こんなに大型ホテルなのにしっかりブティックホテルで、照明や家具などがいちいちおしゃれ。冬はわりとお値段もリーズナブルだし流氷狙いでここに泊まるのもいいかも。ホテルの中でごはんもお酒も楽しめてしまうので、おこもり旅にもぴったりです。

・ クラリオン ホテル ヘルシンキ

 

 

■ おすすめ冬のアクティビティその2:「サウナ&アイススイミング」

フィンランド人が愛してやまないサウナも、冬はよりいっそう気持ちのよい温活スポットに。主だったホテルにはサウナが完備されているので、ヘルシンキ滞在中にサウナは手軽に楽しめますが、個人的にイチオシなのが「スモークサウナ」。

サウナの中の炉で薪を焚き、室内が温まるまで5時間以上かかるという非常に手間のかかる贅沢品でもあるスモークサウナは、かつてはフィンランドでは一般的なものでしたが、さすがに手間がかかりすぎるせいで、今やほとんどが電気のものに変わっています。

けれども、最近オープンし、「デザイナーズサウナ」としてメディアでも話題のおしゃれな公共サウナ「ロウリュ」には、今や貴重品となった、「キング・オブ・サウナ」とも呼ばれるスモークサウナがあるのです。ヘルシンキの中心部から2kmほどの海辺にあるのでアクセスも簡単。

Photo by Izumin

さすがはデザイン都市、ヘルシンキ。ウッディでナチュラルなトーンで統一された公共サウナはとってもおしゃれ。海辺なので眺めも良く、まるでどこか遠くのリゾート地をおとずれたよう。

Photo by Izumin

カウンターで19ユーロを支払いロッカーへ。タオルとサウナに座る時に敷く布、シャンプーとシャワージェルはついていますが、サウナ内は男女混浴なので水着を忘れずに。

Photo by Izumin

ロウリュの中には、スモークサウナ1つと薪ストーブ式のサウナ2つ。個人的に絶対試していただきたいのが、伝統的なスモークサウナ。じっくりと燻された木や薪から漂う香ばしいアロマに、心も身体もリラックス。スモーキーな香りにこんなに癒されるなんて、きっと来世は立派なベーコンになれそうな私です。

ほとんど真っ暗に近い空間で、「そこ席空いてますか?」「空いてるわよ、どうぞ」「お水かけていい?」「もちろん!」なんて声を掛け合っていると、親密さも深まります。江戸時代の銭湯は真っ暗で、このスモークサウナのように声を掛け合いながら入ったそうですが、これぐらい暗いほうがリラックスできるよね、日本ってちょっとどこもかしこも明るくしすぎなんじゃない? と「陰影礼賛」で暗さを讃えた谷崎潤一郎の気持ちに改めて共感。

photo by Izumin

サウナで温まったら、入場の際にお金を払ったカウンターでアルコールを含むドリンク類を買って一休み。ビールやワインでくつろいで、もう一回サウナに入りにいったりもできるのがちょっと日本の銭湯とは違うところ。
サウナ上がりでお酒を飲んでいると、隣同士になった人たちとも自然に会話が弾みます。「もうアイススイミングやった?」「ええー、この寒さでは無理!」「カモーン、何言ってんだよ、外の空気より水温は高いし最高だよ、絶対やるべき!」みたいに軽口を叩き合ってすっかり仲良しになったりしたのもいい思い出。お風呂がコミュニケーションの場なのは日本もフィンランドも同じですね。ああ、我ら風呂好き兄弟たちよ!

ちなみに、サウナ好きでもなく、日本でも冷水には入らない主義の私も乗せられてアイススイミングにチャレンジしましたが、これが意外と良かったです。健康に自信があるなら旅の思い出にチャレンジするのがおすすめ。

photo by Izumin

サウナを満喫した後は併設のレストランへ。

夜は地元の若者たちの社交場と言った盛り上がり。カップル文化の強いヨーロッパには珍しく、男同士のグループも目立ちます。サウナはどちらかというと男性に人気なのは日本と同じなのかも。

ロウリュ

■ おすすめ冬のアクティビティその3:「ホテルのラウンジで過ごす」

さて、3つめのアイデアは、おこもりが楽しい冬ならではのホテルステイプラン。観光シーズンではないので、ヘルシンキのホテルはどこもわりとリーズナブルに泊まれます。え、こんなにおしゃれで街の中心部なのに一泊10,000円?なんてことも珍しくありません。

しかも、ヘルシンキ中央部のホテルって、全体的にどこもこぢんまりとしていて、ロビーに併設されたラウンジが夜はバーになっているケースがほとんど。ここには宿泊客だけでなく、ヘルシンキで働く会社員たちなどが仕事終わりに集まってきて、夜ごとお酒を楽しんでいます。おしゃれな人も多いので、彼らを眺めながら地元っ子になった気分でお酒を飲んだりするのも楽しい。特に女性だと夜道はあんまり歩きたくなかったりするので、お得な冬にちょっと素敵なホテルに泊まって、夜はすてきなラウンジで過ごせば、寒い思いとも無縁。

ということで、個人的に一泊一部屋10,000〜15,000円(※時期にもよる)程度で泊まれて、かつラウンジスペースが素晴らしいホテルをいくつかご紹介しましょう。

1)グロ ホテルアート
1900年代のアールヌーヴォー建築をリノベーションしたまさにアートの名がぴったりの美しいホテル。蚤の市で有名なヒエタラハティマーケットからも歩いてすぐ。小さめですが、ラウンジスペースには席もあり、昼はお茶を楽しむ女性の姿も目立ちます。バーカウンターもあり、夜はうっとりするような空間でお酒も楽しめますよ。

ロマンティックな螺旋階段の途中にも席が。カップルシートみたいで素敵です。

2)リラ・ロバーツ
デザインディストリクトにある、1908年に発電所として建てられたアールヌーヴォー建築も素敵なデザイナーズホテル。ロビーフロアは黒を貴重としたクールなデザイン。暖炉やバーカウンターもあって、大体3時くらいからバータイムがスタートしています。

3)ホテル・インディゴ・ヘルシンキ・ブレバルディ

もう少しカジュアルな雰囲気が好きならこちらのブティックホテルへ。客室やインテリアが北欧ブランドで統一されたヘルシンキならではのインテリアが可愛い系。各フロアごとに色やモチーフが違うイラストが描かれている客室も個性的で、ラウンジスペースもカフェ風で気取らない感じ。

もちろん、その1でご紹介した海辺のクラリオン ホテル ヘルシンキもおすすめですよ。

■ おすすめ冬のアクティビティその4:「冬のバーゲンセール」

12月〜1月にかけては、お楽しみのセール期間。街中には大幅にプライスダウンされた良いものが溢れています。かわいい北欧デザインの雑貨屋や小物をお得に手に入れるチャンス!

■ おすすめ冬のアクティビティその5:「クリスマスマーケット」

もう過ぎてしまいましたが、12月に訪れるなら、ヨーロッパでも最大級と言われるクリスマスマーケットをめぐるのもおすすめ。ストックマンデパートの前のアレクサンテリンカトゥ通りやヘルシンキ大聖堂前の広場には、人気のアパレルブランドなどがブースを出し、ジンジャークッキーやホットワイン、クラフトビールなどの屋台も出てそれは賑やか。

photo by IzuminPhoto by Izumin

■ 終わりに。冬のヘルシンキの服装について

さて、最後に老婆心ながら、年頃のお嬢さんたちが冬にヘルシンキを訪れる際の注意を。雪国で暮らしたことがない私にとって、ヘルシンキの冬は「昼も0度前後?ひゃー!」となってしまう寒さなので、日本からユニクロの暖パンをはじめ、アウトドアブランドのソレルのウィンターブーツ等、あたかも雪山に行くような服ばかり持って行ってしまったのですが……これが個人的に大失敗。

そう、ここはデザイン都市ヘルシンキ。みんな普通におしゃれしてました。特にヨーロッパの女性は身体にフィットした服を好むので、細身のパンツ姿の人が多く、すらりとしたシルエットが素敵。どっこいこちらは、たとえて言えばスキーウェアを着て表参道に来てしまったようなもので、ちょっとおしゃれなお店とか入りづらかったです……。

それに、フィンランドの屋内はとても温かいので、やたら厚着すると建物の中でひーひー言うことになります。

おすすめは高機能の下着を持って行くこと。私は冬山登山用のウールのインターウェアやタイツを持って行きましたが、それに普通に東京で着るような冬服を着ていれば十分でした。

絶対に必要だなと思ったのは、帽子と手袋、マフラーでしょうか。ポイントは寒暖差に備えて重ね着すること。

ヘルシンキの中心部では外よりも屋内にいることのほうがずっと多かったので、調節しにくいスキーウェア的な服は正直きつい。簡単に脱ぎ着できる服を持って行ってうまく調節するのが肝心。

ヘルシンキから足を伸ばして郊外の森のようなアウトドアスポットに行く人以外は、高機能インナーと重ね着で温かくして、おしゃれな街を楽しみましょうね。

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「ヨーロッパの宝石箱」ハンガリー、女性におすすめの旅のテーマとは? https://tripplanner.jp/topics/1861 Wed, 26 Feb 2014 11:04:53 +0000 https://tripplanner.jp/?p=1861 ロマンティックな夜景、温泉大国、ワイン、カフェ文化。ハンガリーを旅したい女性のためのトピックスをハンガリー政府…

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ロマンティックな夜景、温泉大国、ワイン、カフェ文化。ハンガリーを旅したい女性のためのトピックスをハンガリー政府観光局 日本代表 勝田基嗣さんに教えていただきました。

ーーハンガリーへは私も旅したことがあるのですが、日本人の姿は少ないのに比べて、ヨーロッパ各国からの旅行者が本当に多くて、ある意味で「地元で人気」の観光地なのだなと思いました。

ヨーロッパの人たちがハンガリーに惹かれる理由は、欧州にありながらアジアを感じるところでしょうね。アジアに起源をもつ騎馬民族であったマジャル人が定住した国なので、建築や音楽、食文化などに独特の特徴があるんです。また、19世紀末にオーストリア・ハンガリー二重帝国となってから始まった高度成長時代に築かれた壮麗な建物が数多く残るブダペストは街そのものが世界遺産であり「ドナウの真珠」と讃えられる絶景スポットです。

ーー米国の大手旅行誌「コンデナスト・トラベラー」が昨年実施したアンケートでも、「世界の都市25選」の2位にブダペストが選ばれていました。やはり、ロマンティックな夜景やエキゾチックな文化が欧米の人たちを魅了するのでしょうね。

19世紀に建てられたネオルネッサンス建築の傑作であるオペラハウスは、そのあまりの豪華さにハプスブルク家も嫉妬したほどです。

豪華なのにリーズナブルな、ブタペストでのオペラ鑑賞

そんな歴史的価値の高い劇場で鑑賞するオペラも、他のヨーロッパ諸国の相場に比べると非常に安く、チケットは7千円くらいで入手できます。学生じゃなくても入ることのできる学生席ならわずか250円ほど。美しい建築と並んで、ハンガリーには音楽を目当てに訪れる人も多いんですよ。 ちなみにバレエのチケットは約5,400円、ミュージカルは約3,000円、国立民族舞踏団の民族舞踊は約2,800円です。(1HUF=0.44円換算)

ーー日本だとバレエやオペラって一万円札が軽く飛んで行くイメージなのでそれは安い! ハンガリーは物価も安いんですね。

物価は日本よりは安いですね。ハンガリーの名産品であるフォアグラも、たっぷり3切れくらいのソテーが1500 円くらいで味わえます。しかも絶品です。

ーー日本だとあまり馴染みがないグルメにも手が出そうですね。トリッププランナーは女性ユーザーがほとんどという旅のサービスですが、美味しいお料理や絶景の他に、女性におすすめの旅のテーマはなんでしょうか?

ハンガリーは100年以上の歴史を持つ中欧カフェ文化の街です。表参道にも支店があり、オーストリア皇后、エリザベートもお忍びで訪れ、作曲家のリストも常連だったというカフェ・ジェルボーなど、歴史と格調を備えたカフェめぐりは女性ならきっと楽しめると思いますよ。

あとは美容と健康にも良い温泉がおすすめです。ハンガリーには約350の温泉があり、その利用には健康保険が適用されるほどの温泉大国。
古代ローマ人が造ったもの、オスマン・トルコ占領時代のもの、19世紀末のアール・ヌーヴォー様式や現代的なスパなど、時代ごとに特徴のある温泉施設があり、お好みのスタイルを選ぶことができます。 世界最大の温泉湖洞窟温泉など、景観そのものが素晴らしく観光名所になっている温泉もあり、ぜひ訪れてほしいですね。

エキゾチックなオスマントルコ時代の温泉

また、都市部だけでなく、ハンガリーののどかな田舎町もおすすめです。実はハンガリーはワインの産地としても世界的に有名で、最高級貴腐ワインの産地として知られるトカイは世界遺産にも登録され、素晴らしいワイナリーと景色が楽しめます。

トカイへのゲートウェイとなっているエゲルは、周辺にハンガリーの世界遺産の半数以上が集まる魅力的な街。ブダペストからは列車で約2時間で到着します。
トカイだけでなく、ハンガリーの伝統的な刺繍の産地マチョーへもエゲルを拠点に行くことができます。エゲルの中心部から2kmほどのところにも「美女の谷」と呼ばれるワインの産地があり、50軒ほどの家族経営のワインセラーが集まっています。この谷のワインを飲めば、女性は若さと美貌を保てるといわれているんですよ。

ーーそのワインはぜひ飲んでみたいです(笑)。景観と温泉だけでなく、田園地帯も素晴らしそうですね。詳しいカフェや温泉の情報はこのあと詳しく教えてください。今日はどうもありがごうございました。

 

ハンガリー政府観光局が選ぶ、カフェ文化の街、ブダペストの老舗カフェ5選

100年以上の歴史を持つ中欧カフェ文化の街、ブダペスト。「世界一豪華なカフェ」と言われた場所や、ハプスブルク皇妃エリザベートが通った老舗、ブダペストで最も古いカフェなど、おすすめの老舗カフェをご紹介します。

カフェムーヴェース / Művész

Budapest, Andrássy út 29, Hungary MAP

国立オペラ劇場の向い側にある1884年オープンの歴史あるカフェ。ネオ·ルネッサンス様式の建築も素晴らしい。

ニューヨークカフェ/ New York Cafe

Budapest, Erzsébet körút 9-11, Hungary MAP

1894年オープン当初、世界一豪華なカフェといわれた伝説のカフェ。現在は、ニューヨークパレスホテルブダペストの一階にあり、今もその豪華さを維持している必見のカフェ。

アレクサンドラ・ブックカフェ /Alexandra Book Cafe

Andrássy út 39, Budapest Pest, District 6 MAP

世界遺産アンドラーシ通りに面する旧パーリッジ・デパート2階にある美しいカフェ。豪華なシャンデリアとフレスコ画の天井が豪華絢爛。

カフェ ジェルボー / Gerbeaud Cafe

Budapest, Vörösmarty tér 7, Hungary MAP

ブダペストで150年以上の歴史があり、ハプスブルク皇妃エリザベートもお忍びで訪れ、作曲家のリストも常連だった。おそらくブダペストで最も有名なカフェ。

カフェ ルスブルム / Ruszwurm Confectionary

Budapest, Szentháromság utca 7, Hungary MAP

1827年創業、ブダペストで最も古いカフェ+菓子店。小規模な店舗ながら、歴史のある家具などは必見。この店の名物は「クレメーシュ」という卵と生クリームで作ったケーキが名物。

ハンガリー政府観光局が選ぶ、建築や景観が素晴らしい温泉5選

 

ゲッレールト温泉 / Gellért Thermal Bath and Swimming Pool

Budapest, Kelenhegyi út 4, Hungary 公式サイト

ブダペストにある、20世紀初めに建てられたアール・ヌーヴォー様式の温泉施設。芸術的なモザイクなど建築そのものも一見の価値有り。

セーチェーニ温泉 / Széchenyi Thermal Bath and Swimming Pool

Budapest, Állatkerti körút 9-11, Hungary 公式サイト

ブダペスト市内にある宮殿のような温泉。大小とりまぜ15の浴槽がありヨーロッパ最大級の大きさを誇る。温泉に入りながらチェスが出来ることでも有名。ブダペストの地下鉄を使って行くことができる。

ヘーヴィーズ温泉/ Hévíz Thermal Lake

Lake Hévíz, 8380 Hévíz, ハンガリー  公式サイト

ハンガリー西部にある入浴可能な世界最大の天然の温泉湖。東京ドームくらいの広さの湖が全部温泉で、浮き輪をレンタルし、のんびり湖面を漂うのがこの温泉の流儀。湖周辺はホテルが集まる温泉リゾート地。ブダペストからの直通バスもあり。

ミシュコルツ・タポルツァ洞窟温泉 / Miskolc-Tapolca cave bath

Pazár István sétány 1, Hungary 公式サイト

ハンガリー北東部の温泉地で、洞窟温泉で有名。全長約150メートルの洞窟の中の温泉はとても幻想的。病気療養に来る人も多い。世界遺産やワイナリーなどへのアクセス性の良いエゲルからも日帰り可能。

ルダッシュ温泉/ Rudas Thermal Bath and Swimming Pool

Budapest, Döbrentei tér 9, Hungary  公式サイト
ブダペストのゲッレールトの丘近く、ドナウ川に面するルダシュは、オスマン・トルコの占領時代、1566年にオープンした温泉施設。かつては男性客専門の温泉だったが、昨今は女性専用デーを設けている。丸いドーム天井のある浴槽は、トルコ風でとてもエキゾチック。冬はDJブースが出現し温泉全体がディスコ化するというユニークな施設。

勝田基嗣さん

ハンガリー政府観光局 日本代表
理系大学を卒業後、環境調査コンサルタント企業に就職し、エンジニアとして政府開発援助事業に参画。トルコ、メキシコなど世界各国を調査するなかハンガリーにも長期滞在したことを契機に2002年観光局に転じる。2010年から現職。

※情報は2014年取材時のものです

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