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【アルバニアアルプス:おさんぽ編】飲める清流と神々しい岩山に囲まれた、ヴァルボナを気楽に歩いてみた。

更新:2019年06月23日
みきP

美しすぎる航路、コマン湖フェリーに乗って、「ヨーロッパ最後の秘境」(かもしれない)ヴァルボナへ。いよいよ、欧米の若者に大人気の山岳リゾートに到着です!

コマン湖フェリーを降りると、わりとすぐに到着するアルバニア北部、アルバニア・アルプス東部にあるヴァルボナ(バルボナ、Valbona)。
アルバニアで最も美しい自然公園のひとつと言われ、その面積は約8,000ヘクタール。5月までは山頂に雪も残り、まさに心あらわれる絶景に。


ここに到着するまではガイドのミュアヤンくんとフロリダから一人旅で来ている女性との3人旅だったが、ここから他のツアーに組み込まれ、総勢8人の団体客に。私以外は全員アメリカ人だ。

まずは宿泊する宿にてランチ休憩。もうこの宿からの眺めからすでに絶景。

私がこれから2泊する宿は、Guesthouse Jezerca。キングサイズのベッド1台に2階建てベッド1台、シャワー、トイレ付きの広々としたバンガローに一人でチェックインです。ちなみにこの宿では購入したVodafoneのSIMの通信機能が使えず。ガイドのミュアヤンくんによれば、「このエリアは基本的にデータ通信はできず音声のみエリアによってOK。Wifiもこの宿にはない。ネットを使いたいなら近くにあるカフェに行くよ」とのこと。

まぁ私もこんな山奥まで来てどうしてもツイッターでつぶやきたいとかないので久しぶりのデジタルデトックスを楽しむことにする。



まずはみんな揃ってのランチ。アルバニア料理は、初日に首都のティラナで食べたのだけど、ちょっと口に合わず、その後はイタリアンに逃げていたのだけれど、ここの料理は結構おいしかった。
まったく臭みのない、さっぱり豆腐みたいな自家製山羊のチーズとか、たぶん自分たちで育ている野菜。素朴で美味しい自家製パン。この日はこのあと、川魚のグリルとスペアリブのような肉まで出てアメリカ人たちも大満足。

新たに加わった2組のアメリカ人は、海外でワーキングホリデー中(二人はチェコ、二人はギリシャ)だという大学院生。よく知らないけど、アメリカの大学院では、就学中に海外で学ぶことを奨励しているのかもしれない。
チェコで働いているという女子二人組からは、「この冬は日本に旅したのよ! 日本の寿司は本当に最高。でもニセコにはがっかりだわ。だって日本なのにオーストリア人しかいないんだもの。何のために日本に行ったのよ。物価も高くてびっくりしたわ。それに比べて志賀高原は最高。雪質もいいし、スキーなら断然志賀よ!」などと話しかけられる。

食事のあとはミュアヤンくんの運転で、近所をドライブ。正直自転車でも行けるレベルの距離だが、せっかく4WDもあるしみんなでわいわいと行く。道路から一歩入るとそれなりのアドベンチャー感を楽しめるのだ。

道路から一歩入って少し歩くともうこんな風景。日本の山と違うなと思ったのは、やたら大きな岩がゴロゴロしていることと、白樺が多いことだろうか。緑の色が日本の山よりワントーン明るい気がした。



歩いてものの数分で、神秘的な青い池にたどりつく。ちなみにガイドによれば、この辺の水は全部飲めるらしい。


と、突然アメリカ人女子が巨石にクライミングを始めた。絶景目当てに来たにわかハイカーの私と違って、明らかにガチなアウトドアっ子である。ヴァルボナは岩山が多いのでロッククライミング好きには絶好のポイントなのだろう。




俺も私も!と続く若者たち。私は明日もあるので遠慮しときます……。

まぁこんな楽しみ方もできるし。



水がほぼなくなった河原を、4WDで走ったりするのも(運転していたミュアヤンくんは)楽しいみたい。



両手でダブルヘッドイーグル(双頭の鷲)はアルバニア旅行スナップの定番ポーズ。「双頭の鷲」はアルバニア国旗にも使われているモチーフで、アルバニアの英雄スカンデルベグの紋章でもある。

この日は天気が悪く、気温も12度ぐらいしかなかったので、宿のまわりをぶらぶらしてトレッキングは終了。私は明日、登山を申しこんでいるけれど、アメリカ人たちは明日の朝コソボに引き上げるのだという。こんなに絶景なのにトランジット扱いなんてもったいない……というと。

「実は私たちアルバニア南部で登山ツアーに参加してきたのよ。そこは素晴らしかった! 8時間かかる山越えのあと、山を超えないと行けない美しいプライベートなビーチに出るのよ。すごくおすすめのコースよ!」とのこと。

私が明日参加する予定の登山は片道1時間半の初級者コース。どう考えても8時間の山越えには程遠いスキルだが、山超えのあと天国みたいなビーチに着くコースなんて魅力的すぎる。いつかはぜひそちらも参加してみたいと思ったのだった。



ちなみに、今回ヴァルボナで私達がめぐった場所は別に車がなくても宿から自転車で全然行けるお手軽スポット。ヴァルボナは2000m級の山々の谷にあるため、雪解け水が作る川や池がそこかしこにふんだんにあり、ロードサイドから一歩入ると上のような美しい水辺の風景に出会えるのだ。

後述するけれど、登山は宿から徒歩で向かったし、ちょっとした絶景は全部自転車でまわれた。なんとか宿まで到着すれば、あとは車の運転なしでのんびり過ごせる、わりと女子にもおすすめのアウトドアスポットかなと思う。ただ、トレッキングにせよ登山にせよ、自然豊かな場所なのでやはり一人で森の奥深く入ったり山に登ったりするのは安全ではないと思った(遭難という意味で)。

次回はついに個人的アルバニアの旅ハイライト、「ヴァルボナで登山にチャレンジ」編です!(みきP)

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