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2017年のイギリスは、スコットランドがすごいみたい
英国政府観光庁で聞いた、今年のイギリスの注目トピックスをご紹介。「エディンバラ・フェスティバル70周年祭」や「ハリー・ポッター・シリーズ出版20周年」など、なんだか、スコットランドのエディンバラが熱そうですよ。
スコットランドのエディンバラにあるカフェ「エレファント・ハウス」で書いたJ・K・ローリングの『ハリー・ポッターと賢者の石』が発売されてから20年、スコットランドを舞台にした『トレインスポッティング』の続編も4月に公開など、何かと「スコットランド」が話題になりそうな 2017年。
中でも注目のトピックスが「エディンバラ・フェスティバル70周年祭」です。
©VisitBritain / Pawel Libera
エディンバラ・フェスティバルとは、第二次大戦後の1947年、世界各国の和解を求めて創設された「芸術と文化を祝う」お祭り。毎年8月に音楽や映画、演劇に本にアートなど、さまざまな分野のイベントが開催され、FIFAワールドカップを超える約450万人もの動員力を誇っています。
世界のフェスのお手本になった歴史ある祭典について、より詳しいお話を伺うために伺った「メディアイベント」の会場は普段は中に入れない半蔵門にある英国大使館。門をくぐれば、そこはもう完全にイギリス!
毎年世界70カ国からアーティストやパフォーマーが集まり、8月には毎日1,000を超えるパフォーマンスが行われるというエディンバラ・フェスティバルは、今年はさらに11の追加イベントが行われるなどパワーアップする予定。
4月には「エディンバラ国際科学フェスティバル」、6月に「エディンバラ国際映画フェスティバル」、7月「エディンバラ ジャズ&ブルースフェスティバル」と「エディンバラ アート・フェスティバル」など、大規模イベントも目白押し。エディンバラは、まさにいつ訪れても楽しいフェスティバルシティなのですね。世界遺産に登録されている石畳の古都はパブリックアートで彩られ、美術館やギャラリーも特別展示を行うなど、アートさんぽも楽しそう。©VisitBritain / Grant Pritchard
さて、スコットランドを旅したい気分が高まったあとは、やっぱり気になる食べ物の話題。スコットランド料理はシーフードメニューも多く、日本人の口にも合うらしい……ということで、たっぷり試食してきましたよ。
美味しそうなシーフードがいっぱい!
サーモンとホタテ貝。これはもう、私たち日本人だって大好物。
日本でもすっかりおなじみ、ゆで卵入りのスコッチエッグ。お弁当のおかずでも人気。
ウィスキーミートボール。そういえば、スコットランドはウイスキーの聖地。朝の連ドラ「マッサン」の舞台にもなりました。
色々欲張ったら軽食のつもりががっつりランチになってしまった図。どれもすごく美味しくて、日本人の舌に確かに合う!
デザートもスコットランド名物の「クラナカン」。ホイップクリームとベリー類にウイスキーを合わせた大人のスイーツ。これも大好きな味でした。
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