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旅やおでかけの達人インタビューや、おすすめの旅先レポートなどをお伝えする特集コーナーです。
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高橋奏帆さん
Vol.12

旅先ではとことん汚れて人間に戻るんです。

学生団体mof.代表 高橋奏帆(たかはしかなほ)さん

Profile

「たびぃじょ」という言葉を使って女の子らしいひとり旅を提案する学生団体mof.第6期代表。日本女子大学3年生。これまでひとり旅をした先は、タイ、カンボジア、ベトナム、北欧、ドイツなど。就職活動が終わったらモロッコに行くのを夢見て奮闘中。

http://tabiijyo.jp

――昨年12月にご登場いただいたmof.元共同代表の石原夏果さんに、たびぃじょのコンセプトや活動内容についてはかなりお話を伺ったので、今日は「ひとり旅女子」向けのお役立ち情報や、高橋さん個人の旅の思い出などについてお話を伺いたいと思っています。 まずはじめに、高橋さんが学生団体mof.に参加されたきっかけについて教えていただけますか?

私の父が50歳を過ぎてから海外ひとり旅にハマりまして(笑)、娘がセンター試験を受けている時ですらアジアなどにふらりと出かけてしまう自由な姿に影響を受けたのかもしれません。自分もどこかに行きたいなぁと思っていた時、ひとり旅やバックパッカーに興味がある方々との飲み会でたびぃじょの活動を知り、2年生の春から参加しました。

――たびぃじょとして最初にひとり旅をした先は?

2年生の時にタイ、カンボジア、ベトナムを3週間かけて回ったのが最初です。

アジアの写真
旅先のタイ・バンコク フアランポーン駅周辺にて

――前回ご登場いただいた石原さんもそうでしたが、高橋さんも見た目が可愛らしくてほんわかしているのに、結構ハードそうなところに行きますよね。

私、旅先ではとことん汚れたいんです(笑)。
アジアには服も2着ぐらいしか持って行かなかったし、毎日化粧もせずに真っ黒に日焼けして、かなり汚かったですね。そうすることでエネルギーがチャージされるというか、人間に戻る感じがします。

――お洒落したいといった煩悩を捨てる、というのは究極の心のリセットなのかもしれないですね。ちょっとコスプレみたいな感覚もありそう。

確かに、変身願望なのかもしれない。イメチェンするのも大好きなので。

アジアでのすっぴんの高橋さん
アジアを旅行中、すっぴんで自然体を満喫中の高橋さん

――では続いて、ひとり旅女子を応援するたびぃじょの代表に、女性のひとり旅に役立つ情報やTipsなどについてぜひアドバイスをいただければ。まずはやっぱり女性は気になる安全対策について。

基本的なことですが、夜道を絶対に女の子一人で歩かないこと。カバンは前に抱えて持って、向こうから話しかけてくる人は信用しない。東南アジアの安宿などでは、部屋の鍵をかけたからといって安全とは限らないので、南京錠などを持参して、中から鍵をかけることも大切です。

――ドミトリーなどの大部屋に宿泊してシャワーを浴びる時など、貴重品はどうされているんですか?

山登りなどで使う防水加工の巾着に、貴重品を入れてシャワーの中まで持参しますね。安い宿の場合、セーフティーボックスより信じられるのは自分。ビニール袋をわりと多めに持って行くといろいろ重宝しますよ。

アジアの風景
ベトナム・ハロウ湾にて

――なるほど! バックパッカーデビューする女子には使えるTipsですね。

あと、安いゲストハウスやユースホステルのシャワーは汚いので、裸足で歩くのは衛生上危険。シャワーを浴びる時も常にビーサンを履いて入ったほうがいいですよ。また、東南アジアの安宿のベッドにはダニのような虫がいるケースがあるので、短パンで寝るのも要注意。私は一度両足をびっしり虫さされにあってから、寝る時は長ズボンを履くようにしています。

――暑いところだとついつい油断して短パンを持っていっちゃいそうですね。

また、旅先で意外に便利なのがユニクロのブラトップ。洗濯も楽だし、男女共同のドミトリーなどではブラジャーを干したりするのは抵抗があるけど、ブラトップなら視覚的にいやらしくなく、隙も見せないで済みます。ユニクロのブラトップは、たびぃじょ内でもすごく使用率が高いんですよ。

――どれもすごくお役立ち情報ですね。これからアジアをバックパッカーとして旅をする女子は、「防水巾着、南京錠、ビニール袋、長ズボンのパジャマ、ビーチサンダル、ブラトップ」はぜひメモしてくださいませ(笑)。でも、そんなサバイバルなアジアから一転、昨年はフィンランドにひとり旅をされたんですよね?

北欧4カ国とドイツを2週間かけて回ってきました。ストックホルムはちょっと街が大きすぎて疲れちゃったんですが、ヘルシンキは街のサイズも小さくて徒歩で一日で回れて、親日な雰囲気もあってよかったですね。かわいい雑貨も多いし安全だし、女の子のひとり旅先としてはすごくおすすめです。

――なぜ北欧に行こうと決めたんですか?

森と湖の写真を見て「あ、ここ行きたい!」と。 私、旅先を選ぶ時は完全に直感型なんです。ネットサーフィンしていて、すごく綺麗な写真を見つけて、あ、私ここに呼ばれていると感じたらすぐチケット取って、出発する直前まであまり調べもしない(笑)。

ヘルシンキの風景
よく見るとテーブルクロスがマリメッコ?

――私は事前に徹底的に調査するタイプなので何だか羨ましいスタイル!

松田聖子の曲がすごく好きなんですが、マラケシュとかセイシェルとかマイアミとか、海外を扱った曲を聴いていると光景が浮かんで、行きたいな、と思ったりもします。

――松田聖子って、ちょっと世代的に違う気がしますが(笑)。

昔の歌のほうが聴いていて情景が思い浮かぶ綺麗な歌詞が多くて好きなんです。プリンセス・プリンセスや岡村孝子さんなどもよく聴いています。就職活動がうまく夏までに終わってくれたら、夏休みはモロッコにいきたいですね。完全に松田聖子の「マラケシュ」の影響なんですけれど(笑)。

――モロッコも、北欧と並んで雑貨女子に人気のエリアですよね。私も行ってみたいと思っている場所の一つです。 では最後に、mof.としてのホットなトピックスがあったら教えてください。

4月に新しいフリーペーパーが発行されるのと、3月から第7期のメンバー募集が開始することですね。mof.は半年に一回だけメンバー募集をしているので、たびぃじょに関心がある方はホームページやFacebookTwitterなどで告知していますのでぜひご応募下さい。

たびぃじょ集合写真
たびぃじょの活動を支えるmof.のメンバーたち

高橋奏帆さんのマイページ | トリッププランナー

ふだんの高橋さんはとてもおしゃれでかわいい女子大生。こんなステキ女子が、旅先ではすっぴんバックパッカーに早変わり、南京錠とビニール袋を小脇に汚な旅を満喫しているとは……やっぱり女の子って複雑で面白いよなぁとつくづく思った取材だった。去年に続き、二度目となったmof.代表インタビューは、さすがひとり旅を応援する「たびぃじょ」の代表ならではの、女子的バックパック旅必勝法的とも言える内容で、真似したいTipsもいっぱい。私もいい年して、ちょっとバックパッカー的な旅にチャレンジしたくなりました。 (取材・文=野口美樹)

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