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ハッピーバレー競馬場を初体験!トゥインクルレースで夜の香港を楽しもう
香港がイギリスの植民地だった1846年にスタートした香港島にあるハッピーバレー競馬場 。どこか競馬発祥の地であるイギリスの雰囲気も感じられ、実際欧米人の観客も多いエキゾチックな雰囲気も魅力の香港のナイトスポットをご紹介します。
香港島サイドには水曜の夜にレースを行うハッピーバレー競馬場と土日の昼間に行う九龍サイドのシャティン競馬場、というふたつの競馬場があります。 今回は香港のナイトスポットとして有名なハッピーバレー競馬場のトゥインクルレースに遊びに行ってみました。
○ 香港ならでは雰囲気
競馬場へのアクセスはいろんな方法がありますが、一番楽なのは地下鉄を使うこと。中環(セントラル)駅から4つめの「MTR銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅」を降りて、タイムズスクエアの裏側Canal Rd Eastを通って香港レースミュージアム(香港賽馬博物館)のほうにいくと競馬場の入り口が見えてきます。徒歩約10〜15分くらい。ゲートに到着したら、一般席の料金10香港ドルを支払って入場します。ちなみに18歳以下の子供は大人同伴であっても入場できません。そう、競馬は大人の遊びなのです。
建物はどんどん高層化していく香港らしく、競馬場の観客席も高層ですごい迫力です。
そして、パドック側もすぐそばに高層マンションが立ち並びます。夜景とパドックのコンビネーションがとても香港らしいですね。
○ 実際に馬券を買ってみる
日本で競馬をしたことがないため右も左もわからない状態なのですが、せっかくのレースなのでまわりの人に聞いて馬券を買ってみることにしました。 ご存知のように競馬の賭け方というのはけっこう複雑なのですが、基本はマークシートに自分が賭けるレース、式別、投票方法、馬番、金額を記入して購入すればOKです。次にどのレースが行われるかや馬の番号、レースの結果などはスクリーンで確認します。
掛け金は最低10香港ドルから。130円(※2016年11月現在)ほどなので気軽に賭けられますね。
買ってみました。
◯ いざ!勝負
そろそろかな、という時間になると、観客のみなさんはパドックの前に陣取り、すごい熱気です。
馬がパドックに入ってきました。
通の方はこの時の馬の状態を見てから買ったりもするそうです。競馬場ならではの買い方ですね。
レースが始まりました!
パドックのすぐそばで観戦したのですが、観客席の一体感、馬の駆ける音、すべてがすごい迫力です。
私の買った馬は途中まで1着だったので久しぶりにドキドキしました。 …が、2周目でどんどん抜かされてしまって残念でした。
○ 競馬だけではない、競馬場の楽しみ方
うかがった10月末は、ちょうどOktoberfestも開催されており、会場内には、ビールやフードの屋台がたくさん出ていました。
もちろん競馬場内には、レストランで食事をしながら観戦できるスペースやバー、VIP用の観戦スペースなどもあります。 今回私は一番安いパブリックエリアでの観戦でしたが、それでもすごい熱気の中、お祭り気分で気軽に競馬を楽しめ大満足でした。
誰か勝ったら、みんなで祝杯!
香港で今夜何しようかな?と思った日が水曜日だったら、ぜひハッピーバレー競馬場のスケジュールをチェックしてみてください。 街中のバーでは味わえない、ちょっと変わったエキサイティングな香港を体験できると思います。