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鳩サブレーだけじゃない、鎌倉の豊島屋のかわいいお土産
鎌倉のお土産といえば鳩サブレーが有名ですが、せっかくの夏なら海を感じる銘菓を持ち帰るのはいかが? 豊島屋には食べてしまうのがもったいない、 材木座の島をイメージしたかわいい貝の砂糖菓子があるのです。

鳩サブレーだけじゃない、鎌倉の豊島屋のかわいいお土産
Sumally
鎌倉のお土産といえば鳩サブレーが有名ですが、せっかくの夏なら海を感じる銘菓を持ち帰るのはいかが? 豊島屋には食べてしまうのがもったいない、 材木座の島をイメージしたかわいい貝の砂糖菓子があるのです。
暑い〜、あぢぢぢ、暑すぎるだろ!と、半分怒りながら冷凍庫をこじあけ、やおらガリガリ君にかじりつく心を失いかけた日々ですが、みなさまご機嫌いかがですか。毎日本当に暑いですね。 今日は、そんな倒れそうな夏の一日を、ちょっと優雅に変えてくれる鎌倉の銘菓をご紹介します。

鎌倉の鉄板おみやげ、鳩サブレーで有名な豊島屋で販売している貝のかたちが夏らしい干菓子「和賀江島」(わかえじま)。波をあしらった青海波(せいがいは)文様の箱と、海で拾ったような端正な貝のかたちのお菓子をならべて眺めていると、暑い日本の夏も何だかいとおしく思えてきます。

和賀江島は1232年に作られた材木座近くに実在する人口島で、満潮時には海面下に隠れてしまうという、はかなさを感じる史跡。 口に含むとほんのりとした磯の香りとともにほろりと口の中で消えるお菓子のほうの和賀江島も、やっぱり少しはかない味わい。しつこさのない、阿波特産の和三盆糖を使った上品な甘さが、いっそう、その繊細さをひきたてます。
今日は美味しい日本茶でも淹れて、貝のお菓子を味わいながらゆっくりと過ごしてみましょうか。こんな夏の日もたまにはいいものです。(2014年8月6日更新 みきP)
