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対照的! ヘルシンキ⇔タリン船の旅、 タリンク シリアライン メガスターとエケロラインのフェリー乗り比べレポート

更新:2018年01月10日
みきP

フィンランドの首都ヘルシンキからフェリーでわずか2時間でエストニアの首都タリンへ旅できるのをご存知ですか? クールなデザイン都市から中世ドイツを思わせる世界遺産の街へダイナミックな風景の変化も刺激的なショートトリップを楽しむなら、さて、どの会社のフェリーに乗ればいいでしょうか。

フィンランドの旅で人気のアクティビティといえば、マリメッコやイッタラに代表される北欧デザインのお店めぐり、オーロラ鑑賞、サウナで温活などがよく知られているけれど、個人的にとってもおすすめなのが近隣諸国へのショートトリップ。
特に首都ヘルシンキからならフェリーで片道わずか2時間程度で行けてしまうバルト三国のエストニアは、ちょっと離れるだけで風景ががらりと変わるのでおすすめ。

どれくらい変わるかというと……、

こんなに違う。

モダンなデザイン都市 VS 中世ドイツを思わせるクラシックな世界遺産の街。たった2時間でこんなに違うの……?と引くほど違って感動的。日帰りもできるので、個人的にはヘルシンキでのアクティビティのおすすめナンバー2ぐらいにランクインさせたいほど。

ということで、今回はフェリーでタリンにおでかけしたい人のための船旅ガイド。現在ヘルシンキ⇔タリン間は、(1) タリンクシリアライン(1日6便程度、一番豪華で運賃も高め、片道4,000円〜12,000円くらいの場合が多い)、(2) バイキングライン(1日3便程度 タリンクシリアラインとエケロラインの中間的運賃で片道4,000円〜9,000円くらいの場合が多い)、(3)エケロライン(1日3便程度、一番リーズナブルな運賃で片道3,000円〜5,000円くらいの場合が多い)の3社が運行している。

今回、最も豪華な「タリンクシリアライン メガスター」と一番オトクな「エケロライン」両方に乗船したので、その違いを写真たっぷりでレポート! 

■ 船に乗る前に早くも感激、ヘルシンキのフェリーターミナルがかっこいい!

タリンに行くには、湾岸地帯にあるヘルシンキ 西ターミナル2(Helsinki West Terminal 2)から乗船する。ヘルシンキ中央駅前から7 か 6Tトラムで行くこともできるし、タクシーでも街の中心部からそんなに遠くない。
このターミナルは最近できたばかりで、建築も眺めも最高なので、単なる通過点にせずにちょっと早めについて絶景を楽しむのがおすすめ。

■ ラグジュアリーフェリーの決定版、タリンクシリアライン メガスター

まずは動くホテル的な豪華フェリー、「タリンクシリアライン メガスター」(Tallink Silja Megastar)から。

船内のインテリアは、これぞ北欧!というシンプルでナチュラルな雰囲気。



カフェテリアやソファ席が充実しているだけでなく、DutyFreeのショッピングエリアも大充実。


空港の免税店も顔負け、コスメ、お酒、生鮮食品から、メガスターオリジナルのチョコレートまで何でも揃う大型ショッピングゾーン。お酒はかなりお買い得なのでヘルシンキっ子は帰路にたんまり買い込んで帰るそう。

マリメッコやアラビアなどフィンランドデザインの雑貨もスタンバイ。

メガスターでぜひトライしてほしいのが、わずか65ユーロで利用できるビジネスラウンジ(BUSINESS LOUNGE)。ブッフェ形式のフード食べ放題、ワイン、ビールなどが飲み放題、プレミアムWifi付きで優先案内もしてもらえて極楽。座席もゆったりしていて、かなり優雅な気分が味わえる。


個人的にびっくりしたのが揺れがすごく少ないこと。すーっと海面をすべるように走る豪華フェリーで、こんなに快適ならあと倍くらい乗っててもいいな……と思うほど。さすが高級ラインと恐れ入ったのでありました。

Tallink Silja Line(タリンクシリアライン)

■ レトロでノスタルジックな雰囲気がたまらないエケロライン

続いて3社の中では最も価格がリーズナブルなエケロラインをご紹介。
こちらは船内にカフェテリアやバー、ゲームコーナーなどメガスターに比べると遊び場所がいっぱいあるイメージ。
インテリアもどこか昔風でぐっと来る。

ショッピングエリアもメガスターほどじゃないけど普通にいろいろあっていい感じ。バルト三国のナチュラルコスメが充実した棚などは個人的にも高ポイント。日本でも売ってるラトビアのオーガニックコスメMÁDARA(マダラ)も並んでいた。

メガスターほどフリーに座れる座席が多くないので、ひとまずカフェテリアへ。

カジュアルなインテリアでちょっとレトロだけど全然悪くない。海の見える席に座ってほっと一息。…しかし、写真ではわからないけど、結構揺れる。ワイングラスが倒れないか心配になるレベル。この辺はやはりメガスターにはかなわないポイントか。

ごはんを食べてしまったら退屈になってきたので船内をうろうろ。なんか賑やかな歌が聞こえてくるぞ……?

生バンド!

ちょっと昭和30年代の熱海の宴会場(行ったことないけど)を思わせる胸熱な展開。これは楽しい!

このどこかレトロフューチャーなインテリアのセンスも、日本の純喫茶ファンとかは好きじゃないだろうか。これはもう、ヘルシンキに着くまでここにいること決定! ということで、バーカウンターでウィスキーのソーダ割りを頼んで着席。

踊りだすカップルもいてさらに場が盛り上がる。ただの移動じゃなくてエンターテインメントだった頃の船旅の風情を今に伝えるタイムカプセルのようなフェリー。

Eckerö Line(エケロライン)

ということで全く個性の違う2つのフェリー。みんな違ってみんないい、と言いたくなるほど甲乙つけがたい船の旅、あなたが乗りたいのはさてどっち?(みきP)

取材協力:CAITOプロジェクト
CAITOプロジェクトとは、バルト海沿岸のフィンランド、エストニア、ラトビアの田園ツーリズム産業を日本をターゲットに促進するプロジェクトです。

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