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【山陰】2泊3日の島根・石見旅行で食べたもの、飲んだもの全部見せます!

更新:2018年11月27日
みきP

島根県南西部、石見銀山や津和野などの観光名所で知られる島根県「石見(いわみ)地方」をプレストリップでぐるり周遊してきました。おしゃれなフレンチから旅館の会席料理、ジェラートなどのおやつまで、飲み食いした記録、全部公開します!

松江や出雲に比べると、観光地としての有名度は今ひとつ(?)の島根県の石見(いわみ)地方。
手付かずの自然、4,000年前の太古の森がそのままミイラになった神秘的な古代史スポット「三瓶小豆原埋没林公園」など、素晴らしい名所もあり、石州瓦(せきしゅうかわら)の赤い屋根が連なる町並みも印象的な地方なのですが、今回はそれら観光のトピックスはさておいて、食べ物の話ばっかりしてみます。

「ひつまぶし」とか「ジンギスカン」のように、全国区で知られる名物料理がぱっと浮かばない石見、どんなグルメが待ち受けているのでしょうか。わくわく。

■ 一日目 益田市~津和野町編

一食目は、萩・石見空港から車ですぐ、島根県益田市にある海が見えるフレンチ「ボンヌママン・ノブ」のランチ。


「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の車内料理の監修もしている若き実力派、上田幸治シェフのお店については、別の記事でもレポートしているので、ここではさらりとご紹介。地元産の野菜のバラエティの豊かさと、しっとりやわらかく見たことがないほど厚切りの鴨、うまし! お値打ちで量もたっぷり、眺めも良いのでデートにもおすすめです。


ランチの後は、もしかしたら石見で一番有名な観光スポットかもしれない、山陰の小京都、津和野へ移動。
町を流れる高津川は、国土交通省の水質ランキングでトップを何度も獲得した日本一の清流。天然の鮎も名物の一つです。川沿いに赤瓦の家々が並び、高台から見下ろすと、ちょっとフィレンツェみたいな風景…ですよね!?

そんな津和野でまずはじめに味わったのは日本酒。

明治11年創業、建物は有形文化財にもなっている酒蔵「古橋酒造」であれこれ試飲。代表銘柄は初代蔵元が鳥羽伏見の戦いで「初陣」を飾った歴史にちなむ「初陣(ういじん)」ですが、柚子で造ったお酒や純米酒と生姜黒糖シロップをブレンドしたお酒など、女性にも喜ばれそうなラインナップも。今回のプレストリップのメンバーは酒飲みが多かったので大盛り上がりです。

夜ご飯は今夜の宿泊先、風情ある木造2階建ての旅館「のれん宿 名月」にて。

こちらでは、津和野の名物料理をたくさんいただいたのですが、すでに初日にしてこの旅、最高に美味しい料理に出合ってしまったのでは…!と思うほどのレベル。

漬物石が載った珍しい料理は、「明月」名物、「石の心」というひとしな。

蓋を開ければ、山菜やお魚を酢で漬け込んだお料理が登場。さっぱり、うまみたっぷりで、これはおいしい。

夏に訪れたのでもちろん鮎もいただきました。
ふわっふわで骨まで食べられて、身はしっとり。間違いなく、自分人生最高においしい鮎。

こちらも郷土の味、モクズガニ。上海蟹同様、食べるところはあまりないのですがしゃぶるかんじで味わいます。カニみそがおいしい。

甘いお揚げにとろろそばが入った稲荷そばも初体験。

前菜からすべて本当に美味しかった!  津和野を旅するなら絶対おすすめの料理旅館です。

■ 二日目 津和野町~吉賀町~邑南町~大田市編

二日目の朝ごはんは宿泊先の「名月」にて正統派旅館の朝ごはん。白いごはんがつやつや、ふっくら上品なだし巻きもおいしい。

朝ごはんの後は、テレビなどによく登場する名物おばあちゃんがいる木部谷温泉へ。温泉好きに愛される名湯と、間欠泉で知られる「松乃湯」を見学したあと、謎の清涼飲料水を発見。

その名も「霊芝ドリンク」。どうやらこの地域は健康食品として知られる霊芝が名産のようで、道の駅でも干ししいたけみたいに売ってました(そして一般的な霊芝の値段より安い)。名物ならば飲まなければ! と購入したのですが、独特の味を中和するためか、お砂糖たっぷりで甘かったです。でもちょっと薬っぽいというか、体に良さそうな味でした。

その後は、山の眺めが素晴らしい「縄文村」へ。こちらも別途レポート記事があるので、詳細はそちらをご覧いただくとして、さらりと紹介するとすれば、「田舎のおばあちゃんち」気分が味わえる農家レストランでしょうか。




実際、90歳のおばあちゃんが現役で作っている惣菜もスタンバイ。とにかくいろんなおかずをちょこちょこ食べられるのがいい。

「縄文村」のすぐ近くにあるのが、宿泊施設や温泉、ハーブ園やカフェ、ジェラテリア、レストランなどが集まった「香木の森公園」。道路事情の関係で、島根より広島からのお客様が多いというアウトドアスポットでもあります。

こちらでいただいたのが、全国でも珍しい自然放牧牛乳を使ったカフェメニューとコーヒーが自慢のジェラテリア「MUI(ミューイ)」のソフトクリーム。

アフォガートやチョコナッツなどをトッピング。低温殺菌牛乳の生乳で作られただけあってミルクの味が濃くて、わーん、おいしい!



こちらではお土産を買うのもおすすめ。ご覧の「邑南日和高原ミルクジャム」は『プロフェッショナル仕事の流儀』にも登場し、2017年度フード・アクション・ニッポンアワードも受賞したという自慢の一品。もちろん買いました。

のんびりハーブ園などを散策した後は、ハイキングや登山で人気の三瓶山にある石見ワイナリーへ。2018年4月にオープンしたばかりです。

ロゼ、赤、りんご(シードル)の三種類を試飲。



まだ山梨と青森のぶどうで醸造していますが、近い将来、三瓶山の材料で作ったワインを販売予定だそう。「土壌は火山性で酸性なので、ミネラル感のあるワインができるのではないか」とスタッフの方も意気込んでいます。

店内には石見地域のおみやげも売っているのですが、中でも観光協会の方が猛プッシュしてたのがご覧のえごまプリン。今回は時間がなくて食べられなかったけど、すごく美味しいそうで、次回こそ試したい。

余談ですが、えごまも石見の名物のひとつだそうで、島根県邑智郡川本町は全国でも有数のエゴマ産地としてテレビなどにも登場。道の駅ではその筋では超有名人の「川本エゴマの会」代表、竹下禎彦さんのエゴマオイルも売っていて、こちらももちろん買いました。エゴマ独特の匂いもなくて噂にたがわぬ美味しさ。


夜ご飯は今夜の宿泊先、温泉津(ゆのつ)温泉にある「旅館ますや」でいただきます。江戸時代は北前船の廻船問屋だったという由緒ある温泉旅館。

海辺の町ならでは、魚介もふんだんに。

つやつやの白米は温泉津産のコシヒカリ。どれも美味しかったです。

■ 三日目 大田市~浜田市~益田市編

最終日の一食目は、同じくますやで正統派旅館の朝ごはん。毎日こういうの食べたい。

この地域で愛される石見神楽関連の工房をめぐった後、ランチはJR浜田駅から徒歩2分の「ホテル松尾」で名物「神楽めし」をいただきます。

真ん中にどーんと載っているのは、浜田の名産ウチワエビ。本当にうちわの形! その他サザエやホタテなど海の幸ぎっしりの大迫力メニュー。インスタ映え…かどうかはわかりませんが、インパクトはあります。

ホテル周辺をぶらぶらしていて見つけたのが和菓子店「仲屋」の「利休饅頭」。黒糖の風味いっぱいのあんこが詰まった小ぶりのおまんじゅうを試食したらとっても美味しくてもちろん買いました。

後で聞いたら「にほんばし島根館」でも売っているそう。浜田市民で知らぬ人はいない名物なんだそうです。



お包みもかわいい。

さて、この旅最後のおやつ、石州和紙会館近くの「楓ジェラート」をご紹介。観光協会の方々が口をそろえて「すごく美味しい!」と猛プッシュする浜田市の名物ジェラテリアです。

こちらのお店はとにかく地元の材料にこだわっていて、たとえば私が選んだ「ブルーベリー」は三隅町佐々木克晴さんの畑から、など生産者の名前入り。人気NO.1の「牧場ミルク」は益田市のメイプル牧場の牛乳を利用しているそう。プレストリップに参加していた記者たちもおいしいと絶賛。お取り寄せもできるので、今度絶対注文しようと思っています。今回いただけなかったけど、地元民おすすめの「きなこ」が食べたい。

さて、最後はエアポート名物のはちみつを使ったクラフトビールをひっかけてこの旅を締めましょうか。

萩・石見空港の敷地内には養蜂場「ビーガーデン」 があり、ここで生まれた「空港はちみつ」は、「第3回ハニー・オブ・ザ・イヤー」で最優秀賞・来場者特別賞を受賞している実力派。そんな名物はちみつを使った石見麦酒の「石見ハニードラフト」が、空港内の売店で購入できるんです。パッケージもおしゃれだし、お土産にも良さそうです。

今回の旅で飲み食いしたものを振り返ってみると、個人的に特に心に残ったのは、津和野の旅館「名月」の夕ごはんと、「楓ジェラート」のジェラートでしょうか。島根というと日本海の印象が強かったのですが、実は野菜や果物に並々ならぬ実力を感じました。(みきP)。

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