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ウィーンでブラタモリ!? 知っていると街歩きが楽しくなるコネタ4つ

更新:2018年03月28日
みきP

ハプスブルク家の都ウィーン。音楽やアートを楽しむだけじゃもったいない大いなる史跡の、細かすぎて伝わらないかもしれない見どころをお届けします。ブラタモリ気分で路上観察を楽しんでみて♪

2018年はウィーンにとってビッグなメモリアルイヤーなのをご存知だろうか。

日本でも大人気のグスタフ・クリムトやエゴン・シーレに加え、世界的建築家でウィーン分離派の中心人物だったオットー・ワーグナーと、彼とタッグを組んで多くの作品を残したデザイナーのコロマン・モーザーが今から100年前、まるで申し合わせたようにいっせいに世を去ったのだ。そんなことってある!?  ぐらいに突然、全員同じ年に。

オットー・ワーグナーが手がけた教会

コロマン・モーザーがデザインしたステンドグラス

そんなこんなで、今年のウィーンはもう展覧会、回顧展が目白押し(詳細はこちらをどうぞ)。アート好きが旅するなら今年が100年に一度のビッグチャンスかも知れないウィーン、5月にはついに直行便も復活するし盛り上がってきましたよ〜。

と、ここまで煽っておきながら、今回はアートの話ではなくて街の雑学。ブラタモリ気分で路上観察すると、思わぬ歴史が潜んでいてなかなか楽しい古都なのだ。

■ 街中にはためく紅白の旗はなんのため?

まずは基本編。ウィーンの街を歩いていると、この紅白の旗が、それこそあちこちに、どんな薄暗い路地裏にさえはためいているのに気づくはず。実はこれ、全部「史跡ですよ」のサイン。
よく見ると、17世紀に誰が住んでたとか書いてあり、中にはモーツァルトみたいな超有名人もちょこちょこ登場していたりするのも古都ウィーンならでは。

■ 壁に添えられた漬物石の正体

続いてはこちら。壁にへばりついている漬物石のような何かは何?

実はこれ、馬車よけ。この写真に写っている道は15世紀から使われているのでもう完全に馬車時代なのですね。奴らにつっこまれないように防御しないと家が壊されちゃうってことで、今で言うガードレールを敷いたわけです。特に川の近くの道で遭遇率高し。

■ 建物の間に突っ張り棒?

こちらもまぁまぁよく見る風景。なんのためにこんなものを突っ張っているのか? 正解! 傾き防止です。
ほっとくと傾くのか…?

■ 足元にもお宝が?

ちょっとそこのあなた! 何気なく踏みしめているその古い石畳、市民の年収が200ギルダの時代に一個1ギルダもした高級品ですぞ!

街中を高級品の石畳も覆い尽くす風景もまた、ハプスブルク家の都の富と権力の象徴だったのでしょう。ちなみにモーツァルトの年収は4000ギルダだったとか。庶民の20倍…!

さて、そんな石畳をぶらついていると、怪しい高低差を発見。



ブラタモリなら、タモさんが「ここは昔、川だったところですね!」と言い当てるシーン。そう、ここはかつての船着き場の跡。階段の下はもう川で、そこから世界中の物資が運び込まれ、古都の経済を潤していたのだ。

この風情ある階段は、ウィーン旧市街でも最も古い場所のひとつなので、ぜひ探してみて(このあたりです)。(みきP)

<取材協力> 
オーストリア大使館商務部

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