トリッププランナートップ > ピックアップ > オンラインスナック横丁で、アメリカとロシアのスナックをはしごしてみた。【割引クーポン付き体験レポート!】

ピックアップ

旅やおでかけの達人インタビューや、おすすめの旅先レポートなどをお伝えする特集コーナーです。

オンラインスナック横丁で、アメリカとロシアのスナックをはしごしてみた。【割引クーポン付き体験レポート!】

更新:2020年07月16日
みきP

今年は海外旅行は無理…と落ち込んでいる旅好きのみなさんに朗報です。なんと海外のスナックにオンラインで入店できるサービスがあるんです!

会議も、ハンコも、飲み会も、あらゆることがオンライン化しつつある昨今、まさか、スナック巡りまでオンラインでできる日が来るとは、想像もしておりませんでした。


オンラインスナック横丁のサイト。画面左:サイトトップページ、画面右:スナック一覧ページ

オンラインスナック横丁」は、日本全国約500軒のスナックを巡り「スナ女」として活動してきた五十嵐真由子さんが企画し、2020年5月にオープンしたスナックのママ&マスターとユーザーを繋ぐプラットフォーム。サイト上で行きたいスナックを選び、クレジットカード決済で料金を払えば、あの入りにくかった(失礼!)ドアの向こうに気軽にオンラインで入店できるサービスです。
スナック好きの友人知人に連れられて何度か足を運んだことはあるものの、まだ一人で知らないドアを開ける勇気はない私は、明朗会計でバーチャルにスナック体験できるサービスに興味しんしん。さっそくサイトを訪問し、スナックのエリア一覧をチェックしてみると……

待って。アメリカとロシア!?

今年はコロナのせいで大好きな海外旅行はまず無理だろうと、生きがいを見失い心が無風状態だった私のテンションも一気にアップ。ただでさえ入りにくい(しつこい)スナックに気軽に入れるだけでなく、しばらくは旅することが難しいアメリカとロシアのママに会えるなんて!

いったいどんな経緯で海外でスナックを開くことになったのか。ママたちのストーリーも気になります。

■ オンラインスナック1軒目:ニューヨーク「Aquihito」

最初に入店したのはニューヨーク、タイムズスクエア近くにある「Aquihito」。日本時間22時、現地時間9時。天気が良い土曜日の朝ということで、ママのアキトさんは、最初に私をニューヨーク散歩に連れて行ってくれました。毎回ではないけれど、タイミングが合えば、こうしたバーチャルツアーを実施することも多いのだそう。

オフィス街の憩いの公園ブライアント・パークや、ニューヨーク・タイムズ本社、クライスラービルなど、ニューヨーク名所が次から次へと画面に現れます。

「やはり街に人が少ないですね」
「今は土曜日の朝というのもありますけど、やはりコロナ前までは戻って来てないですね。富裕層は違う州などに行ってしまってこの夏は戻ってこないみたいだし、再開されるはずだった屋内飲食も無期限で延期になっているし。」
「なんだかマスクをするしないでアメリカは紛糾しているみたいですけど、ニューヨークではどうですか」
「ここではマスクは根付いていますよ。ニューヨークでは標準的な光景になりましたね」

雑談しながらのバーチャル散歩を楽しんだあとは、アキトさんが営むスナックへ。

入店しました!

常に人懐っこい笑顔を絶やさないママのアキトさん。実は去年スナックをはじめたばかりで、その前は12年間、ニューヨークの美容業界で働いていたそう。
「なぜそもそもニューヨークに来ようと?」
「最初はアートを勉強するために来て、アートスクールの友達の関係で、日本の美容室のニューヨーク支店の立ち上げメンバーとして働くことになったんです。ニューヨークはアートスポットが多く、自由な気風もあって、暮らしやすいですね。家賃と外食費は高いけど、日系スーパーも多いし、自炊すれば食費も月300ドル以内に抑えられますよ」
「海外で働くってビザのハードルとか高いのかと思ってました」
「僕がこの街に来た2000年頃に比べれば確かにハードルは上がっているかもしれませんね。でも頑張れば誰でも働けると思いますよ。僕は労働ビザからグリーンカードを取得して、今はもうアメリカ人になっちゃいました」

高校生の頃からいつか海外で暮らすのが夢と言い続けてウン十年。ついにその機を逸したままこの歳になってしまったが、こういう話を聞くといまだ心がうずく。出来たらいつかはヨーロッパに住んでみたいと長年思いつつ、一人で暮らせる治安の良さと物価の安さが揃う、あまり寒くない国を探して、もう30カ国ぐらい旅しているんですけど、まだここぞ、という土地にめぐりあえていないんです……などどうっかり自分語りを始めてしまう。あ、こんな個人的な悩み、話す人います?

「もちろんいますよ! オンラインスナックをはじめてから来店してくれたお客様は全員女性で、ほとんど一対一なんです。悩み相談もありますし、ニューヨークに関心がある人、語学に関心がある人も多いですね。アート関係のビジネス相談を受けたこともあります(笑)」

スナックといえば、日本ではまずカラオケで客やママと親交を深め、こんなふうにママと話し込むのはよほどの常連客になってからというイメージだったが、図らずも初入店でその域まで達した気分。気分は最後の客になったカウンターで過ごす深夜2時。あっという間の一時間でした。ありがとう、アキトママ、いつか実際に会えますように。

■ オンラインスナック2軒目:モスクワ「Bar清水」

さて、ニューヨークの次はモスクワのスナックへはしごです。とびきりの笑顔で迎えてくれたのは、モスクワ史上初の純和風スナック「BAR清水」のママ、恵美子さん。


こちらの頬もつい緩む100%の笑顔。

恵美子さんも、まずはモスクワ観光からスタートしてくれました。着物姿は街ではかなり浮いているだろうけど、そのサービス精神に感激です。

赤の広場やショッピングストリート、マトリョーシカが並ぶお土産屋さんの中まで入ってくれました。
ニューヨークは行ったことあるけどモスクワは初めてなので、見るものすべてが新鮮。

通常なら中国人観光客であふれる「赤の広場」も今いるのはロシア人だけ。見事なまでに誰もマスクをしていません。

「ここではコロナはなかったことみたいになっていますね(笑)。特に若者は全くマスクをしない。PCR検査も抗体検査も8,000円ぐらいで誰でも受けられて検査件数が多いので、陽性の数のわりには深刻に受け止められていない印象です」と恵美子さん。

「意外に思われるかもしれませんが、ロシアは親日なんです。日本人だと言うととても親切にされますし、嫌な思いはしないですね。」

そう話しながら恵美子さんが画面に映し出す風景は、私がよく知っているザ・ヨーロッパ。高級ブティックやエレガントなショッピングモール等も目立つ。

「街には高級車も多いんですよ。ロシア人は通貨の暴落を何度も経験しているので、現金をあまり信用していなくて、とにかく現物に代えておく、という人が多いんです」
「そもそも、恵美子さんはなぜロシアへ?」
「こどもの頃から、バレエやスケートなどでロシアへの憧れを募らせていたのもあると思いますが、決定的だったのは高校生のときに読んだ小室直樹の『ソビエト帝国の崩壊』。危機に瀕しているソ連を助けたい!と(笑)」

こうしてロシアにハマった恵美子さんは、90年代初頭に旅行で数度ロシアを訪問したのち、日本で結婚・出産。しかし、彼女のロシア熱はその後もくすぶりつづけ、1998年には、2歳の息子を連れて母子で2年間カザフスタンに留学してしまうのだ(!)。

「夫が本当に理解のある人で。どうせ言ったってきかないよね、と送り出してくれました」
こうしてロシア語をマスターした恵美子ママだが、日本に帰国後は特にロシア語を使う仕事には就かず、損保業界で約15年働いていたのだとか。

「でも2015年に久しぶりに一人旅でロシアに来たら、私はここに住まないと人生終われない!って思って」

今度は夫と息子を東京に残し、49歳のとき、単身モスクワにやってきた恵美子さん。コネなし、友人知人なし、全くのゼロスタートから、ほうぼう駆け回り、ついにスナック開店までこぎつけた。

確か私はロシアのスナックに入店したはずだが、気がつくと「情熱大陸」を観ている視聴者のような気分になっている。いつかは外国に住みたいけど治安や物価が不安で……などとぐずぐず言いながら、結局はどこにも行けないままでいる自分が恥ずかしい。

「いえいえ、誰でも出来ますよ! ロシアって意外となんでもお金で解決できるんです(笑)。このいいかげんなところもロシアを気に入っている理由のひとつですね。ただ、法律などがやたらと複雑なので、ロシア人のビジネスパートナーを見つけるべきだって、駐在員の方もみんな言っていますね。私のスナックのオーナーもロシア人ですし、常に良いビジネスパートナーを探していますよ」

いやぁ、恵美子ママすごい。その柔和な雰囲気からは想像もつかないほどのガッツと、型破りな人生と、新しい家族のかたち。

「夫婦関係に関しては……どうなんでしょうね。夫に『今度生まれ変わってもあなたと一緒になりたいわ』って言ったら、『俺はごめんだよ』って言われちゃいましたから(笑)」

せっかく軌道に乗りつつあったスナックも、コロナの影響で現状かなり厳しいのだとか。もし日本に帰らなくてはならなくなっても、この国に来てよかったと思えるように、今は楽しい思い出をたくさんつくろうと気持ちを切り替えているという。そのとことん前向きなパワーを浴びて、お店を後にする頃には私まですっかり気分がアゲアゲに。

今年は無理だろうけど、コロナが落ち着いたら、海外暮らし、絶対やろう!(みきP)

恵美子ママの生き様に思わず拍手をする私。コロナが収まったら実店舗を訪問したい!

<おまけ>

オンラインスナック横丁の事務局より、今回取材した

・ニューヨークの日本スタイルスナック「Aquihito」 
・モスクワ史上初の純和風スナック「BAR清水

のチケットが10%OFFになるクーポンをいただきました!

【クーポンコード】tripplannersummer
下記2店舗の入場チケット金額から10%OFF

お1人につき1回のみ
8月31日のご予約まで有効です。ぜひ、海外旅行気分を味わいに体験してみてください!

オンラインスナック横丁

関連するトリッププラン

ページの先頭へ