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静岡の秘湯! 濃厚な湯が楽しめる梅ケ島温泉郷へ行ってみた【極上のお湯編】
静岡というと伊豆、富士五湖がメジャーな観光地ですが、すごい穴場がちょっと奥、オクシズにあるのをご存知でしょうか。まさに都会からすぐ行ける秘湯。4つの温泉から成る梅ヶ島温泉郷では、泉質が違う4つの温泉をめぐって心も体もぽかぽかに。静岡市内なのに驚くほどの静寂に包まれたディープな温活スポットをフォトギャラリースタイルでお届けします。
2017年、環境省より「国民保養温泉地」に指名された梅ケ島温泉郷。梅ヶ島温泉、新田温泉、金山温泉、コンヤ温泉の4つの温泉から成り立ちます。ここは、静岡市の奥=オクシズにある、まさに都会からすぐ行ける秘湯です。今回、そんなオクシズの秘湯を楽しめるプレストリップに参加してきました! 前回は「食」でしたが、今回は温泉のメイン! お湯をご紹介します。
いろんな泉質が楽しめるお湯天国
梅ケ島温泉郷は先に紹介したように、梅ヶ島温泉、新田温泉、金山温泉、コンヤ温泉の4つの温泉から成り立ちます。源泉は別になっているため、泉質も違うものに。4つの温泉を巡って楽しむもよし、ひとつの温泉でいろいろ巡るもよしと、好みに合わせて温泉三昧が楽しめるんです。
宿泊だけでなく、立ち寄り湯とランチのセット(要予約)もあるコンヤ温泉の大野木荘。PH10.3というアルカリ性の温泉が楽しめます。男女ともに露天風呂があり、アットホームな雰囲気の中、ゆったり楽しめる宿です。
広々とした客室。フラットな畳は子どもたちものびのび遊べそうですね。
いろりもある食事スペース。今回はこちらでわさびパスタをいただきました。一番奥の部屋は、テレビ撮影などでも使われるのだそう。
露天風呂に加え、外の景色が楽しめる大きな窓付きの内風呂も。自然をたっぷり眺めながらお風呂タイム! 体だけでなく、心も潤いそうですね
お姉さん、気持ちよさそう~!(ツアーに参加したモデルさんです。盗撮じゃありません!)
■ 黄金の湯
梅ケ島温泉郷の中の新田温泉にある立ち寄り湯「黄金の湯」は、まわりをぐるりと山に囲まれた気持ちいい場所にあります。ナトリウムー炭酸水素塩温泉という泉質で、透明だけどすこしトロっとした質感です。まさに大浴場!という大きなお風呂に加え、外の雄大な景色を楽しめる露天風呂もありました。
秋冬の冷えた手にうれしい「手湯」。温泉の質感がよくわかります。
きれいに整えられた庭に、建物の周りはぐるりと山。紅葉シーズンは赤や黄色に染まった木を楽しめます。季節ごとに、景色の変化を確認してみたくなりますね。
露天風呂からも山が望めます。(ちゃんと撮影許可を取っていますよ!ご協力いただいたみなさま、ありがとうございます)
お風呂のある建物の横には独立した食堂も。食事だけに立ち寄ることもできます。
■ 湯元 虹乃湯
梅ケ島温泉の源泉近くにある立ち寄湯温泉「虹乃湯」は、おみやげや飲食スペースも完備。自家製のお茶や手作りこんにゃくなど、お土産に買いたいアイテムもたくさんあります!
売店のレジで受付をしたら、お土産物売り場のわきを通ってお風呂へ。
所々にウリポイントが書かれています。ついつい他にもコメントがないか探してしまいました!
お風呂場へは階段を上がって。入り口のタイルがレトロかわいい!
男女ともこの形式。どちらも露天風呂がついています。
虹乃湯名入りの温泉タオルはお土産にも
人気のお土産は、虹乃湯さん自家製のお茶。
手作業でシールを貼ったのかな?と思わせる梅ケ島温泉のお土産お菓子たち。素朴なデザインにキュンとしてしまいました。
宿泊した「おもいでの宿 湯の島館」はなんと4つも浴室が! しかもそれぞれ、テーマを設けたデザインになっているんです。お湯は単純硫黄泉。濃~いとろりとした質感のお湯を、違う雰囲気の中で楽しめます。
客室もそれぞれテーマをもってデザインされており、とってもおしゃれ。そして広い! ゴロゴロ欲を刺激されます。
浴室は4つ。梅ケ島温泉は武田信玄の隠し湯と言われたそうで、彼にちなんで「風林火山」と名付けたのだそう。全部制覇したくなります!
それぞれ違う雰囲気の浴室なのでどれから入ろうかきっと迷うはず!
一番古くからある岩風呂は、ほかとは異なり、野性的な雰囲気を味わえました。
浴室によっては、こんな素敵な着替えスペースも! ここでもゴロゴロ欲が刺激されました。
どのお風呂に行っても、都会の喧騒はどこへやら……という静かさ。梅ケ島温泉郷の個性的なお湯たちを巡るだけで、現実逃避がたっぷりできる閑静な雰囲気に、すっかり虜になりました! お湯で、味覚で、自然で……心身を癒してくれる秘境の温泉郷。次の休暇には濃~いお湯に、ぜひ会いに行ってみてください!(オフィシャルプランナー minokiti)