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根津美術館で日本の美を愛でたあとに、ぜひ立ち寄って欲しい古書店「日月堂」

更新:2017年05月09日
みきP

都心のオアシスとも呼ばれる南青山の根津美術館は庭園も含めて日本の美を堪能できるミュージアム。アート鑑賞の後にだって、日本の美に触れるお店めぐりという楽しみもあるんですよ。

日本や東洋の古美術のコレクションで知られる、南青山にある根津美術館。東武鉄道の社長などを努めた実業家の初代根津嘉一郎が丹精を込めた日本庭園も美しく、建築ファンには隈研吾さんが2009年にリニューアルを手掛けた本館も人気。日本の美に興味があるならぜひ訪れて欲しい東京の名ミュージアムです。

さて、そんな根津美術館で日本の美を堪能したあとに、ぜひ立ち寄って欲しいのが、美術館の向いのビルのアートギャラリーのような古書店「日月堂」。
一階にARTS&SCIENCEが手がける「ダウン ザ ステアーズ」という人気の食堂が入っているビルの2階です。

真っ赤な壁も鮮やかなおしゃれな店内には、古地図、古パンフレット、マッチ箱から古布まで、「プリント」に関するものがずらり。日本の古き良き美しい印刷物もいっぱいです。本屋さんというより紙モノ博物館といったほうが正しそうなお店で、店主の佐藤真砂さんの豊富な知識に助けられながらのお買い物体験は、アートさんぽのとっておきの思い出にも。

今回購入したのはこちらの紙と本。ロングコートを着たモダンガールのイラストは近代日本のグラフィックデザイン界を代表する巨匠、杉浦非水によるもの。東京會舘の広告に描かれた鳥の絵は作者不明ですが、非水かもしれないという想いと、単純にかわいいので購入。三角を効果的に使ったデザインは今見てもとってもおしゃれですね。

真ん中にある古雑誌は昭和4年発行の『現代商業美術全集』9巻。業界用の本で、この号の特集は「店頭店内設備集」。
昔の人はこの本を指差しながら内装等の発注をしていたようで、ものすごく便利な図録になっています。海外のおしゃれな建築写真もこれでもかというくらいに載っていて、銀座などに残るクラシックな喫茶店のあのインテリアのヒントはこれかな? などと想像しながらめくると楽しい。間取り図なんかも面白くてついつい眺めてしまいますね。ドンタス!

私が買っちゃったので上記でご紹介したものはもうないと思いますが、ソ連のポスターとか昔の観光パンフレットとか気になるものがいっぱいあります。海外からのお客様も多いのだそう。古書日月堂のサイトには読み応えたっぷりの新着情報や解説がリッチなカタログコーナーもあり、すごく面白いので訪れる前にチェックするのもおすすめです。

近くには大人気のほぼ日が手がける「TOBICHI」などカルチャー好きなら気になるスポットも点在するので、表参道の喧騒を逃れて、南青山でアート散歩を満喫してみては?(みきP)

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