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憧れの北欧カントリー。エストニアの田園で見つけた刺繍が印象的なインテリア集
ヘルシンキからフェリーで行けるバルト三国エストニア。中世ドイツそのままの絵本のような風景に、物価の安さ、歩いて回れるコンパクトな街など、女子旅におすすめのポイントがいっぱいの国の田舎町で見つけた、かわいいインテリアをフォトギャラリー風にご紹介します。今すぐ真似したい!
シンプルでモダンな北欧インテリアもいいけれど、ちょっと寒くなってくると、もうすこし暖かみのあるインテリアにも心惹かれるもの。
そんな気分の時に思い浮かぶのは、少女の頃に憧れたカントリースタイルの部屋。ただ、一歩間違えると野暮ったくなってしまう難易度の高さに躊躇してしまうことも。
そんなときに参考にしたいのが、刺繍やレース、織物等、伝統的な手仕事をふんだんに取り入れながらもちゃんと「おしゃれ」なエストニアのカントリースタイルの部屋。
今回は、素朴な田舎宿で見つけた今すぐ真似したいアイデアを写真たっぷりでお届け。模様替えの参考にどうぞ。
たとえばこちらは、エストニアのパルヌ県にあるマリア・ファームでのひとこま。黒地に鮮やかな花の刺繍が印象的な布は、エストニアのムフ島の伝統手工芸「ムフ刺繍」。壁にかけるだけで部屋がぱっと華やかに。
こちらも同じくマリアファームにてパチリ。素朴な木の壁に刺繍のレースをはらりとたらせば、地味になりがちな部屋にアクセントも。
こちらの心はなやぐパステルブルーの部屋は同じくパルヌ県にある宿「ヌルカ・ツーリズム・ファーム」の客室のひとつ。刺繍とレースにくるまれたベッドがかわいすぎて思わず歓声。
この宿の部屋はどれもとても可愛くて、全室泊まりたくなるクォリティ。かわいいのに甘ったるすぎない、絶妙のセンス。
玄関に絵のように飾られている刺繍が印象的な布もすてき。せっかくなのでキヒヌ島の民族衣装であるカラフルな赤い縞模様のスカートをはいたエストニア人ガイドさんと一緒にぱちり。
シンプルで直線的な北欧モダンインテリアのほうが和室に近いので日本人には取り入れやすいけれど、こういう「柄×柄」なのにうっとうしくならないセンスも見習いたいもの。
こちらはあるときのティータイムの風景。ベリーが添えられたカラフルなお皿の下にはしっかりレースがエストニア風。北欧カントリースタイルのインテリアには思い切った明るい色使いが肝心なよう。
ヘルシンキから船で約2時間で行ける首都タリンにも、エストニアの伝統手工芸のお店がいっぱいあるので、訪れたならまずは華やかな刺繍のクロスを探してみては? 気軽に北欧のエッセンスを部屋に添えられそうです。(みきP)
取材協力:CAITOプロジェクト
CAITOプロジェクトとは、バルト海沿岸のフィンランド、エストニア、ラトビアの田園ツーリズム産業を日本をターゲットに促進するプロジェクトです。
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