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【担担麺三都物語】キャセイのラウンジ名物のタンタン麺が忘れられない!
寒くなると思い出す、自分史上最高の担々麺。それも普通には行けない場所、航空会社のラウンジ名物の担々麺をお届けします。東京、香港、ロンドンと三都市の面を食べ比べしてみましたよ!
冬になると、よりいっそう食べたくなるのが胡麻風味の濃厚なスープがたまらない担担麺(タンタン麺)。
日本でもすっかりおなじみの麺ですが、個人的に未だにどこで食べても、あそこを超える味に巡り会えていないので、今回はわが人生最高の麺についてお届けしたいと思います。
その「あそこ」とは、キャセイパシフィック航空のラウンジ。幸運にも、以前取材でキャセイを使って香港トランジットでイギリスを旅する機会に恵まれ、東京、香港、ロンドンの3つの都市でそれぞれに違う担担麺を味わったので、今回は各国のラウンジ風景とともに「担担麺三都物語」をお届けしましょう。
◎羽田空港のキャセイ空港ラウンジの担担麺はつるもち
まずは羽田空港のラウンジの担々麺から。重厚な入り口もかっこいいです。
滑走路ビューのラウンジのインテリアはとてもおしゃれ。木を貴重としたシンプルなインテリアがとっても落ち着きます。
ここにはホテルオークラの名物グルメ等見逃せないメニューもあるけれど、何はともあれキャセイ名物ヌードルバーに移動して、さっそく担担麺を注文!
黒いお盆に載って、香港名物担担麺もどこか日本の美をまとっています。
オーダーしてから作ってくれる担担麺は、胡麻とピーナッツの香ばしい香りがたまらない、とろっとろのスープに日本人好みのつるもちの麺。スープそのものはそんなに辛くないのですが、ネギとラー油が添えられてぴりっと味もひきしまっています。美味しい!!
○キャセイ香港のラウンジの担々麺は歯ごたえのある細麺
つづいて、本場、香港のラウンジへ。
こっちのインテリアはクールでスタイリッシュ。
ヌードルバーはこんな感じ。竹が生い茂るカウンターでさっそく担担麺をいただきます。
胡麻とピーナッツの香り豊かなスープのうまみは羽田と同じですが、こっちのほうがさらにスープが濃いかも?
麺は香港好みの細麺で、ポタージュなみの濃度を誇るスープがよくからんで、これもうまーーーい!
○ロンドンのキャセイラウンジの担々麺はうどん風
そして、担担麺三都物語の最後はロンドン。いままでは同じアジアでしたが、ヨーロッパ圏に入るとどう変わるのか。興味津々。
香港のラウンジにも会ったキャセイ特注の独特のデザインのソファも健在。この椅子、ものすごく落ち着くんですよ。
そして気になる担担麺は…!
スープの存在感が何か違う。麺よりもスープが前に出ている感じです。ポタージュみたいな見た目のほうが喜ばれるのでしょうか。麺はこれまでの中で一番太いうどん風でやわらかめです。やっぱり文化が変わると担々麺もこう変わるのか…!
個人的には、東京と香港の担担麺が甲乙つけがたい感じでどっちでもいいので今すぐ食べたいです。スープ的には羽田で、麺は香港の細麺かなぁ。この両都市の担担麺を超える品に、東京では未だめぐりあえていないので、このためだけに香港にいきたくなります。
キャセイの世界各国のラウンジの定番メニューだそうなので、機会があったらぜひ、名物のヌードルバーでそれぞれの国にあわせて変化した担担麺を試してみては?(みきP)
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※取材協力:英国政府観光局